この結婚に対する、夫の考え
この週末に注文していたトランクも到着し、徐々に荷造りを開始している。
直前まで仕事しているので、何かを慌てて忘れてしまいそうだが、大事なものだけは忘れない様にしたい。
しかし、今時インドからの「お土産」って言われて、みんななにが欲しいんだろう?と、それほどインドへの愛が深くない私は思う。
日本には世界中のものが売られていて、
現地じゃないと手に入らないものは少なくなってきている。
わざわざ、買ってきて欲しいものあるのかな。
インドLoveな人であれば、そもそも何が欲しいか明確に分かっている
or
そんな人ならば既に自分で持っている。
考えた結果、それほどインド好きな人でもないが、手ぶらもなあ、と言う相手には、
インドと言えばの紅茶、インスタント食品、スパイスミックス、お菓子などを買っていくことにした。軽いし、ローカル感あるし、自分で作ってみるのも面白いのじゃないかと思う。ヘンに置物とかもらっても困るだけだ(笑)
その中で娘に何を持って行くか迷った。
以前、お絵かきが好きな娘に、息子はタブレットをプレゼントした。高い買い物だったと思うが、多分、悲しいことに数回しか使ってないだろう。
私も、数年前に頼まれて、子供用のブラを送ったが、開けてもいないと思う。必要だって言ったから、ここは母の出番と思ったのに。
なんでお願いしたの。
夫が何かを入れ知恵しているためか、
それとも興味がないためなのか分からないが、
とにかく、物も、気持ちもムダになっていることだけは確かだ。
なので、娘が好きだったインドのお菓子を買って、会ってから、もし喜ぶもの/ことがあるならそれにお金を使おうと決めた。
そうやって準備を進めていたところ、一通のメールを受信したことに気づいた。
もちろん、元夫である。
何やらものすごい嫌な予感がしたが、気づいてしまったので、仕方なくメールを開いた。
そこにはびっしりと、夫が今まで払ったお金の金額とそれらの明細、それに対する恨みつらみが書かれていた。
おおお。。。。
そっとパソコンを閉じて逃げ出したい思いをこらえて読んだが、最後のあたりはもう動悸と胃痛がしてきてしまった。
メールには、元夫がいかに優秀で素晴らしい人物であるか、それが私という挑戦を嫌う日本人と出会い、結婚してしまったことで、その才能を活かす機会が失われてしまい、最後にはもうやり直しができないところまで来てしまったことが書いてあった。
そして、私達の出会いが事故であったとも。
私は、こう言われて傷ついた、と言うよりは、
むしろ、 そう 思っていた(らしい)ことにほっとした。
お互い同じ様に考えていたのではないだろうか。
今までに払った金額とその明細がこと細かに書かれた文章の隙間からは、怨念のようなものが流れ出ている様に感じられた。
しかし、払い終えていない息子の大学の学費は、支払い済みになっていたし、
昨年、元夫と娘がアメリカに半年近く行っていた費用は私が強制したものではないし、
結婚当初にはほとんどお金はもらっていなかった記憶があるのに(それに、無職に近い状態もあった)、すごい金額を払ったことになっていて、
大分、都合よく解釈されているように見えた。
で、結局何が言いたいのかというと、
俺様はこんなにすごいんだぞ、
それを否定するならお前にはバチが当たるぞ
と
お前のせいで俺の人生狂ってしまった
責任取れ
だと思われる。
返せないものを返せと脅迫されることの恐ろしさ。
どんながんばっても、時間は巻き戻せない。
お互い苦しかったが、その中で苦しんで出した選択だとは思えないのだろうか。
子供たちのことさえなければ、このままメールは無視して、静かに離れていきたい。
子供の頃はお嫁さんに憧れていた。
ちょっと予想外の早さ&相手だったが、嬉しかったし、幸せになれると思っていた。
だけど、自立してないうちに、どうにかなるだろう、と思って結婚したのは誤りだったなあ、と思う。
結婚したら幸せになれる、はウソで、
自立した人間同士が、
お互い結婚を望み、
お互いが幸せになる努力をするなら、
幸せになれるのだろうと思う。
私は、とりあえず、自立した人間になることを目指したいと思う。
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