おだんごさんのPNMJを丸パクリする話
どうも。3児のパパです。
ウソじゃないです。3児のパパです。
長女さん(5歳半)と次女さん(3歳)、
3女さん(1歳)を絶賛子育て中です。
ついに創作大賞2022が応募締め切りをむかえましたね。
なんと15,000件の応募があったそうです。
すんご・・・。
まぁでも、きっと大丈夫ですね。
ちゃんと面白いのを書いたので、
僕のお尻拭き職人は、ちゃんと映像化されるはずです!
さて、そんな創作大賞2022の〆切に、
おだんごさんの「PNMJ」が無事間に合いました!
よかった。
僕は心の底からおだんごさんを敬愛し、
おだんごさんが大賞を受賞されることを願っております。
当然「PNMJ」はしっかり読んでるんですね。
で、思ったんです。
パクりたい・・・・
ここに来て悪い癖が発動しました。
どうすればおだんごさんへの愛を伝えられるか、
どうすれば応援できるのかを
先週考え続けていたのですが、
パクればいいんですね。
多分おだんごさんなら大喜びしてくれるはず。
ということで、スペシャル企画として、
おだんごさんには一切許可を取らずに、
おだんごさんの「PNMJ」
僕の「お尻拭き職人」
のコラボ記事を勝手に作りました。
パソコンで見ている人は、
おだんごさんの「PNMJ」と並べて見てもらえれば、
面白いと思います!
↓ この作品です。
※当初は全編しようかとも考えたのですが、
力尽きました・・・。
全8話なので、まだ読まれてない人は是非読んでくださいね。
PNMJ 尻ぶみ
【ギャラクティカお尻拭き】の習得は結果から言えば
失敗となるのだろう。
だいたい習得マニュアルはもちろんない。
決められた修行を積めば良いわけでもなく、
急に雷鳴に打たれ、未知なる力が授かるという
奇跡にも恵まれることなく、時間は過ぎた。
それでも、自分なりに毎日どうしたらよいのか
考えた。
両手を除菌・消毒して、お尻を磨く。
3女さんのお尻はきちんと正面から見た。
便秘の後のオムツ替えには集中した。
3女さんの尻色や屁のトーン、表情や姿勢なんかも細かく捉えるように、心を寄せた。
今日はもう少し、添える左手の力が必要かな?とか、
今日は、丁寧さより荒拭きがコンディションには
馴染むかもしれませんよ。と勧めたりもした。
ギャラクティカお尻拭きは、毎日のはじまりの一拭きとして
じぃじとばぁばに献上という名の
拭き残しチェックをお願いしていた。
ちなみに、2人はこの役目が向いていなかった。
堪らんなあ。ああ、今日も堪らん。
初日からにこにこデレデレしていた。
なんで、お前が拭いた尻はこんなに美しいのか?
と褒めに褒める。
育てる気も、批評する気もない。
溺愛の弊害である。
息子が拭いた孫のお尻で1日が始まるなんて、いい人生だなあ。
そんな聞いている方が、頬を染めるようなことを
堂々と目の前で話す2人を見て、満更でもない自分と、焦燥に駆られる自分とが両立していた。
結局、僕のギャラクティカがギャラクティカなのかはさっぱりわからなかった。
常連の娘さんにも協力してもらった。
次女さんは、パパ、腕上げたな!と褒めた後、ただこれがギャラクティカかと言われたら、ワタシニハチョットワカラナイデ~ス。と正直に答えてくれた。
オムツを卒業した長女さんにも保育所の帰りに寄ってもらい、
大事な折り紙の前に、拭かせてもらった。
長女さんは5年半の付き合いで、僕のどんな時にも寄り添ってくれた。近くにいなくてもそばにいると感じさせてくれた、たったひとりの僕の理解者だった。
「あのさ、スイミングの試験はよくできたよ。なんなら、合格だよ。ただ、パパの努力に負けてられないって思って、ワタシもさ、やりにやったんだ。
この結果が、ギャラクティカお尻拭きの力というのか、パパに感化されたワタシの努力かは、正直わからない。」
そう話した。
「だよな。でも、パパはなんか嬉しいな。」
長女さんにそう伝えると、長女さんは、ワタシも。と笑った。
正解がわからない。もともと、まじない。
毎日、毎日、尻踏みをしていた。
前にも進めない。後戻りはできない。
同じお尻拭きを繰り返し、繰り返す。
自分だけが同じお尻で答えのない答えを探してもがいていた。
「○○(僕の名前)、お前、いいお尻を拭くようになったな」
ある日の朝、いつも通り僕のギャラクティカを見たじぃじは、真っ直ぐにこちらを見てそう言った。
あのよ、ギャラクティカはな、結局は関係なんだ。
俺と相手のその関係からした生まれねえんだ。
俺があなたを好きだ。
あなたも俺を好きだ。
俺はあなたを信じている。
あなたも俺を信じている。
そういう積み重ねてきた時間があってな
俺は自分の子供より、少しだけ長く生きているだろ。
だからさ、大事な時にほんの少しお尻を押すんだ。
さあ、行け。
そんな気持ちでさ、祈りを込めてさ。
なんの変哲もないただただ素敵なオムツ替えを
ギャラクティカなんてものにするのは、
1人じゃできないんだ。
向き合う大切なお尻としか生み出せないんだよ。
お前は若い。だから、ギャラクティカは無理なんだよ。
お尻を押してやる説得力は圧倒的に足りないんだ。
だけどな、〇〇(僕の名前)。
お前にしかできない、お前だから作れるお尻は
必ずあるんだよ。
お前、本当によく尻踏みしたよ。
ウェットティッシュの管理を怠らなかった。拭く前の「よろしくお願いします!」の声も大きくなった。ギャザーを広げるのにも手を抜かなかった。よく見ていたな、
一回一回のオムツ替えを大事にしたな。
お前、もうさ、お前の周り考えろ。
3姉妹はお前の味方で、お前のファンになってるよ。
じぃじは、深くゆっくり呼吸をした。
お尻拭き鉄人の称号はお前にやるよ。ただし、名前は変えろ。
お尻拭き鉄人の名前は俺のもんだ。
あとな、ギャラクティカはやらない。あれは俺とお前の尻のもんだ。
お前のギャラクティカは、お前がお前の娘と作れ。
駆け出し、卒業。
一緒にいたばぁばは、頷きながら微笑んだ。
そして、俺の頭をくしゃくしゃ撫でた。
39歳になっていた。
妻さんとの約束が守れなかった。
お尻拭き鉄人、改め、お尻拭き職人になった。
妻さんに見せたい尻は完成していた。
その夜。じぃじがばぁばに叱られた。
〇〇(僕の名前)に、お尻拭き鉄人やるから。
これ、次の俺の称号。
お尻拭き賢人?
あれに似てないか?
浮ついてるな、随分。人生卒業はどうした?!
と詰め寄られている。
毎日、〇〇(僕の名前)のお尻拭き見ていたら元気出ちゃって。
おどけている。
ばぁばは、確かに。私も元気がでて、いっちょやるかって気になっている。とまじめに答えている。
まじかよ。
ライバルが強敵すぎで、軽く眩暈がした。
結論
以上です!
おだんごさんの大賞受賞を心より応援しております!
僕は作風的に特別賞狙いです!
まだ読まれていない人は是非!
引くくらい面白いですよ。
今日も頑張りましょう!