韓国人の友達と近況(2) - 韓国と日本の文化って似てますね(お盆編)
Nちゃんへ
韓国人の友達Hyonとのチャットの続きです。
チャットしている間がちょうどお盆だったので、Wikiのリンクを送ってお盆の説明をし、韓国にもお盆みたいな日はあるのか聞いてみました。
韓国にも親族が集まってお墓参りをするお盆のような日があるらしく、「秋月(チュソク、Chuseok)」と言うそう。
チュソクも8月15日で「日本と同じやん!」と思ったのですが、旧暦の8月15日とのことで、今年は9月21日がチュソクだそう。
また、日本のお盆休みと同様にチュソク休みもあるそうで、多くの企業が3,4日は休みになるそうです。
(カレンダー通りに働き、お盆休みもない僕にとってはうらやましい限りです。)
こんなちょっとした文化の類似からも、異国の地ドイツで出会ったにもかかわらず、感覚は似ているし、すぐに友達になれたのは、同じような文化圏で生まれ育ったからなのかな、とつくづく感じます。
Hyonから、「お盆にはやっぱり着物を着るの?」と海外の人が想像する「日本」を期待されましたが、半袖半パンで仏壇に手を合わせています。
期待を裏切ってごめんね、Hyon。
ちなみに、チュソクでも僕らが想像するような韓服は着ないそうです。
そりゃそうか。
話を聞いていて興味深かったのは、チュソクの時にソンピョン(Songpyeon)という米粉を使った蒸し団子を食べるそうです。
チュソクの元々の由来が祖先に対して作物の豊作を感謝する儀式だそうで、伝統的には収穫されたばかりの作物からソンピョンを作っていたらしいです。
そういえば、お盆の食事と言ったらコレッてあんまりないかも知れませんね。(うちの親族だけでしょうか。)
祖父母の家で普通にそうめんとか食べていたような、、、
チュソクという韓国の独自文化を見せつけられたので、負けじと?日本を代表する奇怪文化である精霊馬を見せてあげました。
Hyon、爆笑してました。笑
それぞれ、独自の文化があるのですね。
海外の友達と話していると、自国の文化は誇り、他国の文化は尊重する姿勢を持つことが、友情を育むのに大切な事だなと常々感じます。
さいごに、
Nちゃん、お盆休みが開けてダラダラ癖が抜けなくなってるんですね。
目覚めてすぐにカーテンを開けて日光を浴び、白湯を飲みましょう。
たぶん、活力が湧いきます。たぶん。
p.s.
アイキャッチ画像は前回に引き続き、Hyon達にソウル市内を案内してもらった時に撮影した世宗の銅像。
大通りの中央にデカデカと鎮座されてて、迫力満点でした。
冬にソウルに行ったので、基本的にどの写真も曇ってました。
残念。