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ギネス記録で町おこしという愚策

タイトルの通りです。

とある友人から最近、
この種のお誘いを受けました。

それも自分の住んでる自治体ではないところの
企画へのお誘い。

個人的に「ギネス記録に挑戦」という
フレーズに苦い思い出もあるので、
丁重に参加のオファーはお断りしました。

⇧⇧⇧ギネス記録挑戦の苦い思い出の記事⇧⇧⇧

こういう企画する人って、
ギネス記録認定されることによって、
地域の活性化や大衆の耳目が集まるって、

本気で思ってるんだろうか???


ちなみに今回いただいたオファーは
大人数(数千人単位)
で同じ所作をする系の挑戦です。

人数さえ集まれば、
達成は可能な挑戦です。
言い換えると、
思い付けば誰でも達成することが
可能な挑戦です。

この記事を書こうと調べものをしてると
詐欺まがいとまでは言いませんが、
かなり香ばしい感じのサイトたちに
行きつきます(苦笑)
※リンクは貼らないけど調べてみてほしい

そのサイトたちは語ってます。

会社であれば、社内のエンゲージメントが高まるや
自社ブランドの認知向上。。。

ギネス挑戦においてコンサル的な会社かな。

その種の挑戦では認定が難しいので、
こういう切り口で行きましょうみたいな
提案をしてくれるらしい。

読むだけで無理くりの世界一やん。

というか変わり者の集団みたいやん(苦笑)

ステレオタイプの考えかもしれませんが、

世界記録って鍛錬した身体、頭脳、技術の
集大成が未踏の境地に達することでないと、
意味をなさないと思います。

こんなコンサルが商売としてまかり通ることが、
日本人が権威にいかに弱いかを表してますね。

山ほど達成事例とかも明示してたけど、
どれ一つ知らんし、見たところで興味持てなかった。

加えて山ほど世界一の事例があるって

そもそも何やねん!!(爆笑)


これが地域活性、ブランディングに繫がるって
本気で考えてる人の頭ってお花畑でしかないやん。

たとえ認定されても地域のニュースに
一瞬流れるのが関の山でしょう。

たまたま訪れた町の看板に

「みかんを食べた人数 ギネス世界記録認定 ○○町」

「世界一大きなパンケーキでギネス記録認定 ○○市」

の文言を見たとして、

「ふ~~ん」としか言えない(汗)


もういい加減、町おこしなんかやってますアピールは
卒業しましょう。

ギネスと並んで「なんやらセレクション」認定を
前に出しているのも恥ずかしいと思ってます。

詰まるところ、
権威に認定されなくとも無名でいい

あなたに豚まんを買っていただきたいのです。


以上。

追伸:すべてのギネス記録が意味がないという
ことを言っているのではありません。
真剣に記録と向き合い挑戦している人には
最大限の敬意を表します。




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