見出し画像

犬を迎えたら教えている家庭のルール3選

我が家(といっても一人暮らし)では、既に他界しているジャーマンシェパードと
今一緒に暮しているジャックラッセルテリア&イングリッシュコッカースパニエルの2頭、計3頭の犬を迎えていますが、
家に迎えた時にまず最初に3つのことを教えているので、今回はそれについて書いていきます。

トイレ

我が家ではトイレトレーを使っており、家に到着したその時からトレーですることを教えることにしています。
これにより、犬は「トイレを場所で覚える」のではなく「排泄はトイレトレーで行う」と覚えるようで、トレーの場所が変わってもトレーに行って排泄するようになっていました。

ゴハンを食べたり、水を飲んだ後、睡眠から目覚めた時などに排泄することが多いので、そのタイミングでトイレトレーに連れて行くようにしています。
覚えるまでは、トイレトレーでしないでしょうし、自分で選んだ場所でしてしまうこともあるかと思いまが、その時犬が飲食をしてからどれくらいの時間で排泄したか、寝起き直後にしたのか、など記憶(または記録)しておき、次の回から、犬が排泄したいタイミングの見当をつけてトイレトレーに連れて行っていたら徐々に覚えてくれました。
この時、犬に「トイレ」と言っているので、そのうちに「トイレ」と言われれば、トイレで排泄するようになっていましたね。

トイレの教え方については、書籍でもネットでも様々な情報がありますので、できるだけ新しい情報でやりやすい方法を探してみるのもアリです。


ハウス(クレート)

家の中をフリーで暮らしている犬も多いかと思いますが、教えておいて損ではないのがハウストレーニング(クレートトレーニング)です。
部屋を大掃除したりするとき、犬に所定の場所で待っていてほしい時はハウスに入っていてもらえるので便利ですよ。

我が家では、「食事はハウスの中」と決めています。
食べた直後に動き回ることで
胃捻転の発生につながることを予防する意味も兼ねて、
食後はそのまま数十分から1時間ほどはおとなしくさせています。

また、ハウスの中でゴハンを食べるので、
犬からしてみるとハウスに入ることに抵抗を感じなくなるようで、
車で移動する際もハウス内でおとなしくしています。

あくまで個人の経験上ですが、
ポイントとしてはハウス=閉じ込められる、
と犬に認識させないようにすることです。
「個室を与えられてそこで食事をとれて、食後のうたた寝もできる」と感じるのか、「時々檻に閉じ込められる」と感じるのかの違いに近いのかもしれません。

犬が嫌な思いをできるだけしなくて済むように、
家に迎えたその日から、ハウス内で食事を与えるようにしています。


留守番

飼い主さんとそのご家族が日中家にいないというご家庭にいる犬は、
必然的に留守番をすることになりますよね。
家族愛が強い犬は、一人で留守番をすることが苦手なので、
これも家に迎えたその日から慣れてもらうようにします。

始めは家の中で、犬のいる場所から数秒ほど飼い主がいなくなる、
という段階から留守番トレーニングを開始します。

飼い主が姿を消したけど戻ってきた、という状況を作り、
姿を消している時間を徐々に長くしていきながら、一人に慣れてもらうのです。
これを犬がきた初日に何回かやってました。

この時、いなくなることをアピールしたり、
戻ってきたりしたときに褒めたりすると
犬の感情として、【寂しい⇔うれしい】の落差が大きくなり、
分離不安症につながりやすくなるようなので
犬がこちらを認識している状況で、
スッと部屋を出ていき、サラっと戻っている、といった感じで練習です。

飼い主としても、トイレや入浴、郵便受けを見に行ったりと、
日常生活の中に、犬の前からいなくなる状況が頻発しますので、
サラっと出入りしていると、犬の不安も多少は減っているのかもしれません。

留守番トレーニングで、グッと難易度が上がるのが、
玄関から出ていくとき、つまり本当に留守番になるとき、
つまり留守番の本番、という状況。
これも家の中と同様に、始めは数秒~10秒ほどから初めて、数分の留守番に慣れてもらうことから始めています。

初日は数分の留守番、2日目は数十分の留守番、といったように
毎日留守番が発生する状況を作り、徐々に留守番時間を長くしていき、
という感じで留守番に慣れてもらうしかありません。
家に来た次の日から、数時間以上の留守番をいきなりさせられるのは
犬がかわいそうですので、段階を踏むということですね。

飼い主が、「部屋から出て行ったけど家の中にはいる」と「玄関から出ていって家の中にはいない」という違いは犬はハッキリ認識しますので、
犬の感情の落差をできるだけ少なくするように、徐々に慣れていってもらうようにしています。


以上が、我が家で犬を迎えたときに教えていること3選です。
上記をやるとなると、犬を迎えた日や翌日に外出の予定を入れられないので、年末年始やお盆期間、ゴールデンウィークなどを活用して、
そのタイミングで犬を迎えるようにしていました。

数日間は犬との間で家庭ルールの共通認識を構築する期間となりますので、
それなりの時間を確保するように計画する必要があるということですね。

運命的な出会いで迎えることに決めた犬であった場合でも、
お迎えの日だけは運命ではなく計画に沿って決めた方がよさそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?