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独身中年の確かな相棒 ジャックラッセルテリア

自由な生活はとてもいい。
犬と暮らせれば最高だ、と若い頃から思ってきた。

その考えは、社会に出てから25年以上経った今でも変わらない。犬がいる生活に、退屈や孤独なんてものは存在せず、充実感と楽しさに満ち溢れているように思う。

今まで、大型犬、中型犬、小型犬の3犬種の犬と暮らしてきたが、物理的な大きさや経済面、犬の性質などを比較した結果では、タイトルにもあるジャックラッセルテリアが独身生活の相棒にぴったりな気がする。
もちろん、いろんな人がいろんな犬と暮らしているわけで、誰もが自分の犬が世界一可愛いと思っているはずだ。

僕個人としての感想としては、ジャックラッセルテリアが一人暮らしにぴったりだと感じたので、全3回にわたって「独身中年の確かな相棒」としてジャックラッセルテリアの良い点悪い点を綴っていこうと思う。
(若いカップルやファミリーには勧められないということではないのであしからず)

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★ジャックラッセルテリアの特徴★
・体重5~6㎏前後の小型犬である。
個体差がけっこうあり、8㎏や10㎏と大きくなる個体もいるが、概ね5~6㎏前後である。

・利発的で活発、体力があり運動能力も高い
教えたことは覚えるし、自分で考えて行動する一面もある。
散歩だけではなく、登山やドッグスポーツもこなせる体力と運動能力があるので、アクティビティの良き相棒にもなる。

・テリア気質
「テリア」とつく犬種に共通する性質で、明るく陽気で、興奮しやすいといった面があり、ジャックラッセルテリアもこの気質を持ち合わせている。
ゆえに、生活のパートナーとしてマンネリせずに付き合っていける犬である。

上記のことは多くの犬種図鑑に記載されてことと、実際に暮してみて個人的な感想を合わせた内容となっている。
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飼い主のいうことを理解して従うが、自由気ままさも発揮するのがジャックラッセルテリア

◆なぜ、ジャックラッセルテリアなのか。
そして、なぜ中年の相棒なのか。
特に男性は40代後半ともなれば、友人との付き合いもだいぶ減り、時間を持て余すことも増えている人も多いのではないだろうか。
そんな人におすすめなのがジャックラッセルテリアとの生活なのである。

ジャックラッセルテリアに限らず、犬が生活の中にいれば、時間を持て余すということは激減するはず。
犬は常に飼い主と行動することを好むため、近所の散歩、車で出かける、ボールで遊ぶ、など犬と何かをやってあげると、とても喜ぶ。そういった、「犬と一緒に何かをやる」時間を過ごすことで犬と飼い主との間にはいわゆる絆がじんわりと形成されていくように思う。

ジャックラッセルテリアの特徴として、利発的で活発ということがある。
これは、散歩でも、ランニングでも付き合えるし、言葉と行動を定義づけ(いわゆるシツケ)してあげれば、もっといろんなことを一緒にやってくれる犬なのである。
10分程度の近所の散歩から、1~2時間ほどのウォーキングにも付き合ってくれるので、運動不足になりがちな中年には健康面でもサポートしてくれる。
一人でウォーキングするより犬と歩く方がはるかに楽しいのだ。

しかも、ジャーマンシェパードほど孤独に弱くなく、一人で留守番することにも結構耐えてくれるので、一人暮らしの飼い主にもおすすめだと思う。
(完全に犬を放置したり、帰宅できないことが多いのはNGである)

ジャックラッセルテリアの性格として、自立心が強いということもある。
これは、自分の考えを持っていて、飼い主のいうことよりも自分の考えを優先させることがある、ということでもある。
つまり、素直に飼い主のいうことを聞いてくれないこともあるのである。
ボーダーコリーなどは、常に飼い主の従える準備をしている感があるが、
ジャックラッセルテリアは、「指示はわかったけど、ここの匂い嗅ぎ終わってからね」的な対応をしてくることもしょっちゅうなのだ。
そして、何も言われなければ、自分でボールを投げてそれを取りに行く、といったような気ままな行動をしたりと、犬なりの自立した行動ができるのも一緒に暮していて飽きない点である。

こんな感じであと2回ほど連載するので、お付き合いいただければ幸いである。







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