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このイライラは自分の成長幅だ

重箱の隅をつつくような批判。

自分の批は認めない言い訳。

人を見下したような物言い。

私はこの人が大嫌いだ。

一生分かり合えないとイライラしていた。

プライベートならもう今すぐにでも縁を切りたいのに

社会に出るとそうもいかない。

どうやったらそういう思考回路でここまで来れるんだ。

最近私は姿を見るだけでイライラしていた。

先日他の人に

私はついにそれを吐き出してしまった。

どうしても許せない。仕事も捗らない。

一度言い始めたらもう

堰を切ったように止まらなくなってしまった。

その人は言った。

「あの人は孤独なんだよ」

予想外の返事だった。

そこから、私の知らない彼女の孤独が語られた。

私の人生にはない世界。

今の年齢ならではのこの先の不安。

頼るものも、人も、生き方も

不器用すぎてかなり限定される性格。

弱さを出せない

出したら潰れてしまいそうな生き方が

彼女をつくりあげたんじゃないかと仮定できた。

私が今手にしている当たり前にある家族、友人、環境は

当たり前じゃなかった。

いつでも帰えるところがあるのは

当たり前じゃなかった。

人に優しくできるのは

優しくされたことがあるからで

自分のことを分かってくれる場所があるからで

何か辛いことがあった時も

誰か理解してくれる自信があるから

ビールとつまみでチャラにできる。

そういう安心を噛み締めてしまった。

ずっと嫌味を言われて

ひどい暴言も吐かれた。

人として最低。分かり合えない。

私は私の視点でシャッターを下ろした。

彼女を許せない。

それは彼女とやってることが一緒だった。

私の世界。

彼女の世界。

分かり合えるはずがない。

分かり合う必要もない。

だからせめて、批判するのはやめよう。

私は持っていない知性や正確性

小綺麗さがある。

あんなにきちんとは生きられない。

もし私がきちんとを手に入れたら

今ある、まぁいっかがなくなる。

見えない世界がある。

これはいつも、分かり合えない人からしか

教えてもらうことはできない。

私が不満を吐き出した相手は言った。

「どうやったら彼女を傷付けずに伝えられるかって考えてる」

この言葉を聞いたときの私の嬉しさが

本人にも伝わってほしい。

合ってるか間違ってるかなんてない。

誰かに伝わるか、伝わらないか。

ただ、それだけだ。

#日記 #価値観 #孤独 #気が合わない













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三橋 渉
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