人生の話を、聞きに行く。大事なことを声で残す「声のアルバム」
はじめまして
3goodGift 幸福感の循環するインタビュー「声のアルバム」
を企画運営しております光川和子と申します。
声のアルバムは、高齢期の親子様(親80代・子50代前後)をメインターゲットに子供さんより依頼を受け、親御さんのもとにインタビューに伺います。
2時間じっくりとお話を聞き、30分に編集した「声」を依頼主である子供さんに届けるというサービスです。
どういう想いで自分を育ててきてくれたのか、
親自身はどのような人生を歩んできたのか、
そして今、人生の終盤を迎えて思うこと・・
年をとった親子、家族同士ではなかなか聞けない想いというものを、あえて第三者が(しかも良く知らない突然押しかけてきたような人間が)雑談をするように聞いていくのが特徴です。全然堅苦しくありません。
(『インタビュー』というのもちょっと違うなと思っていますが、いい言葉が見つからないので)
はじめは緊張されていたような親御さんも、30分もすればすっかり打ち解けていろいろな事をお話してくれます。私はおそらく子供さんとお孫さんの中間くらいの年齢、まだまだ若いと思われて、おやつやアイスなんかもどんどん出してくれます(笑)
編集では、あえてインタビュアーの笑い声や生活音もまるごと入れさせてもらってます。レンジのチーンという音とか。実家の音って、なんかあるんですよねぇ。子供さんにしか伝わらないのかもしれませんが、その音や声を聞いただけで実家の風景や親御さんの姿が頭に浮かぶ。私達はその取次ぎをしているようなものです
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声のアルバムは2022年9月16日より開始しました。
これまで実に様々な方の人生のお話を聞かせていただいております。
普通の人の、普通の日常。
しかしながら、ひとりとして同じ人生はなく、それがとっても面白い。
80、90年近く生きてこられた人生の大先輩の話は今の私にとってもメッセージと思うことも多く、子供さんからの依頼でお話を聞きに行っているのに私も幸せな気持ちになってしまうというお得感・「幸福感」のサイクル(循環)が生まれています。
よく思い出作りのサービスのようにも言われますが、大事にしたいのは
・「いま」親御さんがどう思っているのか
・その想いを受け取った子供さんが「これから」どう動くのか
これは私達には全く想像できない・予定調和などない世界です。
お葬式の場での「もっとやっときゃよかった」という会話
これをぜひ、生きてるうちにやってほしい。
こんな想いを持ちながらやっています
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サービスを始めて1年
改めて「心に向き合う」サービスだと実感しています。
最近少しずつ、あたたかく幸せな関係性だけではないご家族からの依頼・・
本来試していただきたかったご家族からの依頼が増えてきました。
家族というものの光と闇
人と人が交じり合うからこそ生まれる幸せと生きづらさ
もっとも傷付けられるのは「人」であるけれど
救ってくれるのもまた「人」である。
私自身も苦しんだからこそわかるものもあると思い、
しかしながら永遠の探求、ライフワークになるのだろうと感じています。「心」に対する理解を深めながら、この価値を多くの方に広められるような仕組みを作っていきたいと思っています。
3good 光川和子
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ここに至るまでの経緯と事業の意図、そして目指したい世界のようなものは
また別投稿で書き留めておきたいと思います。