UTG open BTN 3bet call
いつも通りリバーで拾われてティルトした奴。
降りしろはなのですが、フロップ・ターンにてレイズの選択肢はあったと思うので
OOPでそこそこ強い手の場合、どうしたらよいのか検証していきたいと思います。
AK→ちょっと安く済んだ。しゃーない
TJs→ナイスアクション
セット→は???
って感じだったんですけど、まさか78sが出てくるとは…。
相手のスタッツがタイト目だったので、フロップの安いベットもレイズはしなかったのですが、あてにならないもんだなぁ。
レンジ表にはUTGオープンに対する3betに78sがなかったので追加しておきました。
スーコネをあと3種ぐらい入れておいても良かったかも。
レンジ全体がIP寄りなので、オールベット。
OPP側にはローポケからミドポケまでポケットが存在し、オーバーカードが出たことによって非常に対処が面倒である。
25%betを入れてよかったのかもしれないが、ちょっと全レンジベットになるのはどうなんだろう。
何かで「全レンジベットになるのはベット額の設定が甘い」というのを見た記憶がある。
分岐が少ないから検証は早く終わりそう。
25%betでも半分は降りる。効果は絶大。
意外だったのがKハイでAsバックドアは1/4CBぐらいコールすると思っていたのだけれど、AQバックドア以外は降りている。
バックドアストレートが付きそうなAJs、ATsもフォールド。
BBだと1/3でもコールしそうなものが、3betpotだと降りるものなのか~。
Kトップヒットでのレイズは少な目。
小さいベットに対して小さいレイズはあまりしないらしい。
レイズハンドはバックドアフラッシュがありバックドアストレートが付きそうなAs系、A上のスートはレイズ選択肢が若干あるものの、珍しくEVマイナスとなっている。
さて、下ポケットもバックドアストレートが付きそうなものはレイズも選択肢。
しかし、EVはマイナスである。
K~7の間のポケットはコール。
フロップをコールした場合
ドンク設定はなし。
俺が3betポットでほぼドンクしないため。
あとメモリーの都合上…ね。
ハーフベットの割合がとても多い。
ラグっぽいカードだから変わらずCBかな。
エニハンCBだったからちょっとポラライズしてきた。
大き目のベットをするハンドも差はないように見える。
セット、オーバーペア、Kヒット、2ペアはベットより。
他の微妙なヒット系がx、ガットがついたJQ、何もないAハイ系はベット。
ノーヒットのAハイ系はフロップでふるいにかけられているため、フォールドは少な目。
何もないAハイ系、下のポケット、ミドルポケットもフォールドあり。
QdJdだけがフォールド多めなのがちょっとよくわからない。
バリューレイズがセット、ブラフハンドはフラドロ、ガットとありぶっちゃけ弱そう。
それでもダブルバレル側はエアが多いため、半分は降りる。
レイズオールインは少ない。
セットもコール止め。
フラドロもコール止まりなのがちょっと興味深い。
ハートをブロックしていないAAだけがオールイン。
ヒットフラドロは降りないから、実質的に降りたドローは少な目。
結構AA負けてるね。
ダブルバレル後にレイズされた場合
一見ラグっぽい。
俺はこれにやられたわけだが。
リバーなのでドンク設定あり。
今回はドライボードスタートのベット、ターンのレイズでふるいにかけられているためドローミスで残るハンドが非常に少ない。
レンジ全体が悪くないのでドンクオールイン。
フラドロ滑りだけがチェック。
K未満の1ペアがフォールド。
これ、AKがブラフキャッチャーになるわけなのね。
AK未満はブラフキャッチャーにもなりません。
AK降りれない人が多そう。
まあ1回レイズ食らったらセットは全然いそうだものね。
2ペアはそんなに予想されなさそう。
ダブルバレルに2コールした場合
一番多そうなパターン
さすがに打てるハンドはないか。
アクション上、ナッツのストレートが完成するTJはいないのでx。
ポットベットできそうなのが77。
他のセットは黙っているけど、何故に77だけ?
2コールされるとバリューを打てるハンドも少な目。
「トリプルバレルを打ちたい」と言われるAKもx多め。
オールインできるハンドがナッツのJTと上のセット、2ペアまで。
ブラフオールインがA3、A5のクラブ。
恐らくバックドアのフラドロを全くブロックしていないので、フラドロを
降ろしに行くandEQが下限に近いためでしょう。
意外とブラフに回すハンドが少ないように見えるが、そもそもバリューを打てるハンドのコンボ数(割合の残りも含めて)が少ないため、下限の2ハンドを選んだのではないのだろうか。
Aハイでも他はチェック。
・1発目でAハイ、バックドア系が降りる。ポケットやヒットが残る。
・2発目でミドルポケットが消える。セットは残る。
結果セット、Kヒットが残りブラフキャッチのオンパレード。
ブラフandナッツ付近のバリューオールインに対しては
セットがコール。
KQがブラフキャッチ??
77でさえEVがこれだけ低いのはヤバいね。
俺は降りられる自信が全然ない。
トリプルバレルがそれだけ強いってこと。
ただ
KQのEVがブラフキャッチになるぐらい低いのに対して
KTのEVの高さ!
ちょっと戻ってみて見てもわからない。
安易に考えれば、相手のAQ、QQがそこそこいてQをブロックしていないKTの方がいいとか思いつくのだろうけど
QQ,AQはオールインアクションに入っていない。
オールインに回っているハンドはAのドロー滑り、ストレートだけだから
ストレートのTをブロックしているため、EVが高いようには見える。
実際は途中のストーリーでTをブロックしていてブラフレンジを全くブロックしていないとかありそうだけど。
IPのターンのベットで
KJはTJのナッツをブロックしていてなおかつ
KQはAQ、KQをブロックしていることによりTJの割合が増え、リバーは残ったAQとKQはオールインをしないので余計にTJTの割合が増えるってことかな。
1つ前のアクションも参考にしなきゃならなくて本当に難しい。
記述している時でも15分ぐらい行ったり来たりしたのに、実戦中にこれを1分で行えるのは本当にすごいね。
次で最後。
IPが3発目でバリューよりのベットをした時。
上記の通り、Q持ちのコンボはベットしないのでQをブロックしているQQはフォールド。
JJ,TTはストレートをブロックしてはいるものの、相手のAハイにしか勝っていない。
このボードのブラフキャッチがどれなのかよくわからんのよなぁ。
EV、エクイティ的にはどんぐりの背比べで
TT、JJはストレートをブロックしてはいるものの相手のブラフレンジのAJ、QT、QJが若干含まれていて70%ベットだとストレートのベット比率が下がるからブラフ多め。
55よりも66の方が圧倒的にブラフキャッチに良いのは、3betポットのお供のA3s~A5sのA5sブラフをブロックしているから。
これぐらいの理解が限界かな~。
とりあえずピオを回して思うのが、相手のレンジと割合を完璧に把握していないとブラフとブラフキャッチの割合を配分するのは劇ムズだな。
トリプルバレルに対するレイズオールインは、結構降りる。
ブラフキャッチャーがAA。
ブラフレイズがKTしかなくてセット、2ペア全てに負けているためかなりしんどい。
AA降りれるか??
コールはほぼEVマイナス。
備考
さすがのKハイボードは25%betを削ってもエニハンベットでした。
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