バレエ文学にご寄稿 美術編 No25 「夜景に浮かぶ」 Etomo(イツモ)
クリエイターさまにクラシックバレエのイメージを自由に描いていただいているこの企画も25回目になりました。今回はEtomo さまです。
「イツモ」と読みます。
バレエイラスト自体は当方は細かい注文をつけず、それぞれのクリエイターにまかせています。それぞれの、その時の、バレエに対する個人観がそのまま出ると思っています。
今回のEtomoさまのそれは、いろいろな意味で意外でした。これね、まずレッスン場の明かりを消して踊っています。わざわざなぜ? 着用しているものも、普段のレオタードです。顔つきもまだ若い。中高校生ぐらいかな。レッスン場は高層ビルの中。
レッスン場の明かりを消すと、窓の外の明かりが代わりに浮かぶ。床にはろう下の明かりが入る。その中で踊る。
多分この子は、自分の踊りに迷いが出た。だから一人で居残りで自主レッスン。集中するためにわざと明かりを消して踊っていると想像しましたが…いかがでしょう。
うん、なかなか、いい。
おそらく彼女の前には鏡がある。
窓の外から来る明かりが、ポーズを照らす。
これからもっと、上手になるのよ~がんばるのよ~、
それから帰るとき、夜道は危ないから気をつけるのよ~
と応援したくなります。
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以下はEtomoさまの紹介です。
なんとイラストYouTuber!!
クリップスタジオでイラストを描かれる方は参考になると思います。
個人的には握手の描き方が面白かったです。ああ、握手って、こうやって描くのかと。難しいですよね、握手。
リアルよりの絵が好きとあります。
下記はポートフォリオです。
このたびはご寄稿ありがとうございました!
いただいたサポートはすべて バレエに捧げます!!