レシリザ考察~WCS2019振り返り~

世界大会、堪能しました。

その中で、構築面で注目したのは「レシリザ」デッキ。
早速、シニア優勝Kaya Lichtleitner選手のリストから。
リストソースはこちら。


1.レシラムリザードンデッキリスト

・ポケモン-16
2 レシラム&リザードン
1 ヒードラン-GX
3 デデンネ-GX 
1 バクガメス
4 ジラーチ
2 キュウコン
2 ロコン
1 ビクティニ ◇ DRM 7
・トレーナーズ-26
4 溶接工
4 ダート自転車
4 プレシャスボール
3 ポケモン通信
3 ポケモンいれかえ
2 エスケープボード
1 火打石
1 ともだちてちょう
3 きょだいなかまど
1 ヒートファクトリー◇

18 炎エネルギー

ちなみに、マスターベスト4入賞のTord Reklev選手のリストは、ポケモン・エネ構成は同じ、トレーナーズのみ異なるという3枚違いの構築。

out:ダート1、いれかえ1、火打石1
in:スーパーポケモン回収3
同じ欧州出身(Tord:ノルウェイ、Kaya:ドイツ)とのことでシェアしてる可能性大です。

2.考察

特徴的なのは、サポートが極端に少なく、エネが多いこと。
山札を引く手段はデデンネが重要な役割なので3枚採用。
アタッカーのレシリザ・ヒードランGXが計3枚、バクガメスとビクティニの非GX計2枚、初手スタートしたいジラーチはQuad(4枚フル採用の意)。
カスタムキャッチャー不採用のためキュウコン2ライン。

エネルギー18枚!
Kayaはんぱないって。
そんなん出来へんやん、ふつー。18枚の構築なんて。
それで回るなら、言っといてや、、、。

冗談はさておき、目から鱗。
溶接工4回分の8+キュウコン2回分の4+ヒート◇2回の2+
デデンネ巻き添え2+サイド落ち218枚

溶接工とデデンネではドローカードが不足なのでダート4枚。
ジラーチ以外のポケモンと溶接工さえ巻き添えなければ強い。

リセットスタンプ不採用、というか海外の評価低い。50分BO3で2本取るプランに向いてない。

ポケモンのラインが薄い一方、トレーナーズが厚い構成です。
出たアタッカーでサイドを取るプランかもしれません。

3.相性

雑に考えてみた。
1)ゼクピカ・ライライ
WCSティア1デッキ。研究するとライライの強さが際立っ。
その対策か、いれかえ3枚・エスケープボード2枚と厚め。
微有利、げきりんの強さが光る。

2)ガブギラ・カラマネロ
WCSティア2デッキ。安定度(イカ要求数)を考慮すると、ウルネクでもスぺネクでもなくガブギラが最有力。
微有利、速度で押し切る、又はキュウコン立ててイカを狩る。

3)サナニンフ・ブルー型
チャームとスーポケで耐久してくる。
有利。速度と打点で押し切る。

4)ミュウ&ミュウツー
形にもよるが5分の相性。

5)ズガドーン、アーゴヨン
微不利か。特にスタジアム争いが難しい組み合わせ。
サイドレースで非GXを上手く生かしたい。

6)レシリザ・ボルケ・ブルー型
先行ならば微有利、後攻ならば微不利。

来年も面白いデッキを期待してます。

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