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2023J1第16節札幌戦(H)

 北海道コンサドーレ札幌
 今シーズン、ペトロヴィッチ監督の超攻撃的サッカーに爆発的な攻撃力を掛け合わせてリーグ1位の得点数を誇るチーム。
 その一方、攻撃的過ぎてガッツリカウンターをくらうため、第15節終了時点で得点数32なのに得失点差5。
 今節は今シーズンから加入した高嶺選手の古巣であり、ますます負けられない試合でした。
 
 アップ前の柏熱は「高嶺のために勝つ」「菅野に負けられない」「美味いサッポロビール飲ませて帰すもんか」…といった様々な想いで渦巻いてました。
 アップ時は札幌サポーターの高嶺選手に対する大ブーイングをかき消す声量でチャントを歌いました。
 本当に札幌サポーターはすごかった。土曜日の夜とはいえ、まさかのビジター席完売。柏「なんか」に移籍した高嶺選手を見に来た札幌サポーター。本当に愛されてる選手です。勿論私も愛してます。
 柏「なんか」って言葉、マジで忘れねぇからな……おっと、心の声が。
 まあシーズン前いろいろあったんですよ…

 それはどうでもいいんで試合へ。
 レイソルは4-2-3-1、札幌は3-2-4-1でスタート。高嶺選手も菅野選手もスタメンスタートです。
 札幌は序盤から浅野選手と小柏選手を中心に、素早い攻撃でゴールに迫りました。特に今シーズン絶好調の浅野選手は持ち味のスピードを活かしたオフザボールの動きでレイソルのDFを翻弄しました。
 レイソルは全体的に詰めが遅く、浅野選手への縦パスを何本も通され、何度もGK松本選手に助けられました。しかし、選手間の距離と詰めの遅さは改善されず、結局前半のうちに3点を許してしまいます。
 とはいえ、レイソルは悪いところだけだった訳ではありません。札幌は人数をかけて攻めるためカウンターに弱いです。そこを突いて、18分に戸嶋選手のプレミアリーグみたいなニアブチ抜きゴール、34分にソンフンミンを彷彿とさせる小屋松選手の1人カウンターゴールで2点を返し、HTを迎えます。

 HTに椎橋選手に代え、三丸選手を投入します。後半に入り、レイソルは前半以上にアタッキングサードに侵入することが増え、53分に細谷選手のゴールで3-3に追いつきます。
 その後、69分にまた失点してしまいますが、ゲームの主導権は完全に相手に渡すことなくATに突入します。
 すると91分にコーナーキックのこぼれ球を途中出場の武藤選手が押し込みまたも同点に!
 しかし、93分にカウンターからの失点で勝負あり…かと思われましたが、オフサイドのOFRが入ります。
 数分後ピッチに帰ってきた主審は札幌の得点を認め、4-5で試合終了。
 非常に激しい打ち合いとなった今節は最後の最後で勝ち点を逃すことになりました。

 今節の結果は点を取られても取り返せるようになったと受け取ることもできます。
 今後はシーソーゲームでも勝てるよう、決定力とシュートを打たせない守備を強化してほしいです!

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