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3Dプリンター初心者にもおすすめ!CADを用いずに3Dプリント用データを作成するFullControl GCode Designer

3Dプリント用のデータを自分で作成する方法は主に2通りある。

1つ目が、CADソフトで3Dデータを作成した後にスライサーソフトで3Dプリント用のデータに変化する方法である。
これは3Dプリントのデータを作成する主流の方法となっている。
単純な3Dモデルを印刷する分には初心者でも行うことが可能だと思われる。
しかし、複雑な形状の3Dモデルの作成となると、CADを学んだことがある人にとっては可能だが、そうでない人にとってはハードルが高い。

3DCADソフトとして有名なのはAutodesk社が提供しているFusion 360
個人で利用する分には無料だが、商業利用するためには年間61,600円。
将来自分で制作した3Dプリント品の販売などを検討している方には厳しい値段である。

2つ目が、スライサーソフトを用いずに直接Gcodeを編集する方法。
Gcodeとは3Dプリンターで用いられている、プリンターのヘッドをどこへ動かすか等という命令を表すテキストデータである。
この方法は、スライサーソフトではできないことも表現(今後の記事に記載)することができ、3Dプリンターの可能性をさらに拡げることができる。

その代表的なGcode編集ソフトがRhincerosのGrasshopper。
しかし、Rhincerosをインストールするためには商用版158,400円、教育版39,600円と比較的高額である。


そこで、おすすめするのがFullControl GCode Designer
エクセルさえ持っていれば無料でGcode編集ができる。 Grasshopperよりできることが制限される部分はあるが、3Dプリンター初心者には十分に楽しむことが可能である。 また、高校生レベルの数学の知識さえあれば誰でも簡単にできるため、とても扱いやすい。

・ダウンロード方法
Download for free → Download for free (GitHub) → Code → Download ZIP

ダウンロードしたファイル内のエクセルでGcodeを作成できる。
チュートリアルはサイト内の動画で公開されているが、全て英語なので今後の記事で解説していく。


ちなみに、自分は2020年8月に3Dプリンターを購入して、約半年後には植木鉢などを販売するレベルにまで到達することができた。
この記事を参考にFullControl GCode Designerと3Dプリンターの利用者が増加してくれると嬉しい。


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