その”反省”人生何回目? 結局僕たちは弱いのだ。
「遠慮してしまっていて、どこか自分たちのやりたいところから離れてしまっていた。」
グループの反省会で、必ず出てくる。もはや、不動の圧倒的1位ではないだろうか?きっとそれに対してのネクストアクション宣言も何度もしてるはず。
なぜ、いつも結果が出てから気づくんだろう。
なぜ、結果が出るまで誰も口にしないんだろう。
なぜ、過去に向き合った姿勢や態度は変わらないはずなのに、
評価が芳しくなかった途端、反省し出すのだろう。
もしも、評価が満足いくものだった場合、反省点ではなくなるのだろうか。
なんて、皮肉めいた言い回しをしてしまったが、これが 言葉の企画 第4回チームの企画で僕が感じた違和感だ。僕の中では革命的な気付きである。
こんな偉そうなことを言っているが、僕も一度はチーム内で行われていた白昼堂々の犯行を止められなかった。
「大学生が生意気に言えないよなぁ~」
間違いなくこの言葉を盾に一度見て見ぬふりをした。(18の皆さんごめんなさい!)でも今回、自分的に成長したなと思ったのは、一旦区切りの際に我に返って違和感を無視しなかったことかなと。
でも多分、特段すごいことではなくて過去何度も失敗して後悔してるから、当たり前に誰にでもできるのだと思う。
「同じ過ちを繰り返すことを分かっていても、リスクを背負えない。」
とても人間らしいし、人間関係においては、特に誰もが無意識下で発動する”癖”なのだと思う。
だからこそ、僕たちは意識的に、強制的に、後悔する前に、反省するべきなのだ。
”PDCAを細かく回す”なんて言葉にしてしまえばそれまでなんだけど、でも誰も実感が湧かないから、後から同じ後悔を繰り返すんだと思う。
「最中に、強制的に、一区切りつけて反省しないと後悔するぞ!」って弱い僕たちを自分で脅し続けるしかないのだと思う。
今回僕たちのチームは、特別いい評価をもらったわけでもないし得票数が特段多かったわけでもない。でも全員後悔は一切ないと思うし、評価によって企画への愛情や姿勢はまったく変わることなく本気で形にしたいと思えた。それにはきっと負い目を一切残さなかったからで、班全員で”人間の癖”に強制的に向き合ったからだと思う。
「改めて気づかされた」は、めでたいことではないと認識を変える必要がある。
そうなる前に、”気づかせる人”になることがチームにとって一番貢献できる形だと思う。
鬱陶しいくらい問おう。また同じ後悔をさせるよりよっぽどいい。
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