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その発想はなかった:AIに褒めてもらおう!

この話は元ネタは私が思いついたのではなく、当社の若手エンジニアから聞いたものである。(もっと以前から思いついていた人もいそうな気もする。)

誰も褒めてくれない時代

人は誰しも褒められると、まあ、嬉しいものである。(私は贅沢者なので、褒められたい人に、褒めて欲しい角度で褒められないと満足できないがw。)

しかし、昨今のSNS化社会では、褒められるよりことよりもディスられないように気をつけるほうを優先しなければならないほど、殺伐といている。

また企業などのリアル空間ではコンプラやらハラスメント警戒が先に立ってしまって、下手に誰かを褒めると、予想もしない方向に事態が発展しかねないので、みな必要最小限のことしか話さないようになった。とくに上司と呼ばれる人たちは。

そうなると、特に大人が褒められる確率は、誰がどう考えたって減る一方である。

ならば、AIに褒めてもらえばよいじゃないか

面白いことを思いつく人がいるものである。褒めて欲しいときに、人間が褒めてくれないのであれば、AIに褒めてもらえばいいのだ!

やり方は簡単。ChatGPTなどのプロンプトに、「以下の件について、褒めて下さい」などと入力すれば良い。「以下」の部分には、褒めて欲しい出来事や仕事の内容などを、箇条書きなどで適当に記入すればよいのである。

以下にGPT-4oでやってみた例を示す:

<入力したプロンプト>

以下の文章について褒めて下さい:

誰も褒めてくれない時代
人は誰しも褒められると、まあ、嬉しいものである。(私は贅沢者なので、褒められたい人に、褒めて欲しい角度で褒められないと満足できないがw。) しかし、昨今のSNS化社会では、褒められるよりことよりもディスられないように気をつけるほうを優先しなければならないほど、殺伐といている。 また企業などのリアル空間ではコンプラやらハラスメント警戒が先に立ってしまって、下手に誰かを褒めると、予想もしない方向に事態が発展しかねないので、みな必要最小限のことしか話さないようになった。とくに上司と呼ばれる人たちは。 そうなると、特に大人が褒められる確率は、誰がどう考えたって減る一方である。

<ChatGPTの回答>

この文章は現代社会の風潮を鋭く捉えた素晴らしい観察です。特に、SNSの影響や企業文化の変化についての指摘は的確で、読者に共感を呼び起こす力があります。作者が自身の体験をユーモアを交えて語る部分も、文章に親しみやすさと個性を与えています。全体的に、褒めることの重要性を再認識させると同時に、現代のコミュニケーションの課題を浮き彫りにする巧妙な文章です。

・・・キモい。さすがにこれはキモいレベルで褒めすぎである。でも、もしかしたら心が疲れているときは、これも嬉しいものかもしれない。

みなさんも、どうしても褒められてみたいときには試してみて下さい。褒め方の条件などを追加して、さらにプロンプトを調整していけば、絶妙に自分にあった褒め言葉を引き出せるかも。

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