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初心者が探る!web3(ウェブスリー)⑤🔰クリエイターにとってのweb3とは?

こんにちはgrapefruitです。
このPodcastではラジオのようにゆるっと聞ける
「初心者が探る!web3」をお届けします。
(こちらのリンクから音声でもお届けしています。👇)

web3について情報を集めはじめて約2ヶ月が経ちました。そもそもweb3ってなに?と思われた方もいらっしゃるかと思います。web3という、3があるということは1も2もあるわけです。これは「Webの進化の第一、第二、第三段階」を表しています。フェーズと言う人もいますね。「次のフェーズがやってくる」みたいな使い方をされている、あのフェーズですね。

web3とは何かというのを、ふわっと言ってしまうと
「全く新しい時代の到来」みたいな感じではないかと思っています。

ブロックチェーン技術をベースとして、これまで実現できなかったことが可能になる世界。たとえば、情報が一部の企業に集中せず、みんながデータを共有しやすくなるような世界です。

次はブロックチェーンって何ですか?って事になるんですけど、それは今の時点では難しいことはよく分かりませんので「信頼度の高いインフラ技術」くらいに考えておこうと思います。

これからはこのweb3の仕組みの中で人々のつながり方が大きく変わっていくだろうと言われています。

今日の配信ではなぜ私がweb3に関心を持ったのかというところをお話してみようと思います。

初めてNFTという言葉を聞いたのはおそらくあなたと同じで、2021年にデジタルアートが数十億円で落札されたというニュースでした。

「どゆこと!?」って思いましたね。当時は「なんかよく分からないけど、私にはあまり関係ない話かな」と思っていました。その後、ビットコインとか仮想通貨という言葉も頻繁に聞くようになっていって、それに対しては「ちょっとやばいやつですよね」みたいな印象を持っていました。

それがなぜ自分から積極的に情報を取りに行くという意識に変わったのかというところをお話してみます。一番最初はweb3って時々耳にするようになってきたけど、実際何なんだろう?という単純な好奇心でした。とりあえずネットでちょっと調べるようになったんです。

そうすると「NFT」とはデジタルデータに唯一無二の価値を付けることができると言う話が出てくるわけです。あぁ、なんかそういえばあったなぁとさきほどの数十億円で落札されたデジタルアートの話を思い出したんです。当時は金額の大きさだけが印象深く記憶に残っていたんですけど、今回はそこではなくて「デジタルデータに唯一無二の価値を証明できるようになった」ということがアンテナにひっかかってきたわけです。そして「え?どゆこと」「もっと知りたい」と食い気味に興味を持ったわけです。

そしてこの事というのは、リアルであれデジタルであれ何か作品を作ってる人に関係ある話なんじゃないのというふうに思ったわけです。つまり「クリエイターにとってのweb3とは?」ということに関心を持ったんです。ちなみにクリエイターとは業界で働いている人だけを指すのではなく、何かを作っている人は全員クリエイターだと私は思っています。

そして少し具体的にWeb1.0、Web2.0、web3の変遷を調べるうちに、なんとなく我々が置かれている状況というのがフワ―っとなんとなくですけど見えてきたんです。

現実社会というのはご存じの通り理不尽な状況や不合理な負担が多く見受けられると思うんですけど、自由な表現の場とされているネットの世界も、実は一枚皮をめくると力のあるものに支配されているんだなと思ったんです。このような「偏った仕組みから解放されたい」という気持ちが私の中に強くあります。

「無知のままではいたくない」と思いました。クリエイターの作品を守ること、フェアで自由で透明なやり取りの仕組みの中で創作活動を行うこと。そのためにはまず知ることが大切だと思い、web3を学ぼうと思うようになりました。このようにかなり反骨精神的に私は熱くなっていたわけです。

ところが最近web3の仕組みの中で既に活動をされている方のお話を聞く機会がありました。そこで私はかなり意識が変わりました。web3にはいろんな動機やきっかけで興味を持たれて活動されている方がいるのだと知りました。

作品を守るという視点からだけではなく、寄付などの社会貢献の点からもweb3の仕組みを活用できると知りました。ですので自分がかなり視野狭く関心を持っていたんだなということに気付いたんです。クリエイターVS巨大IT企業みたいに対立的にとらえるのではなく、もっと視野を広げて情報収集しようと思いなおしました。

それから、Web2.0とweb3は白黒キッパリと分かれているものではなく、近代的なビル街の裏路地に入ると昭和感ただよう街並みが残っていたりするように、グラデーション的であるということもなんとなく分かりました。

そして、現実世界でもそうであるように、web3界隈にも儲けることを第一義的にカモを探しているような人ももちろんいる、と。理想的な面ばかりに目が行っていたので、そういう視点がもてたこともよかったと思っています。

冒頭に、「全く新しい時代の到来」というかなりふわっとした言葉を使ったんですけど、何が言いたいかというと、何か聞いたこともないような全く新しい世界が始まるという意味ではなくて、今あるものが何かに置き換わっていったり、今あるものの繋がり方が変わったり、ということなんだと思うんです。ですから、分からない言葉を、今あるものに置き換えるとしたら何かな?って考えながら言葉を調べていくのがいいのかなというふうに思っています。

初耳の言葉が多すぎて、どこから始めたらいいか分からないですよね。web3独特の言葉というのは、日常で聴く機会がほとんどない言葉だと思うんです。言葉を知らないと、話を聞いてもちんぷんかんぷんなので、ちょっとずつ言葉の意味を知っていくと、なんとなく言っている意味が分かる時がちょっとずつ増えくるということです。

初めは言葉だけを私もたくさん集めて調べてたんですけど、たくさん集めた言葉のどっちが抽象度が高いのかとか、どのグループに属している言葉なのかもちょっと分からなくて頭ぐちゃぐちゃになっていったんです。

なので、今思っているのはweb3についてまず大きなグループに分けてみようと思って、4つに分けてみました。それが
「金融」「マーケット」「組織」「価値の対象」
この4つのグループです。

これは私の頭の中の地図なので、間違っているかもしれないし、誰にでも分かりやすいとも思ってないんですけど、これから変化もしていくでしょうし。でも今現在は、まずこの4つのグループを意識すると言葉を整理しやすいかなというふうに感じています。

最後に私がweb3に関心をなぜ持ったのかという話にもう一度戻しますと
「フェアで自由な世界で仕事をしたいから」
「自分が大切と思うことの価値を守る知識を得たいから」

ということになります。

私は警戒心が強く、疑い深いタイプです。でもだからこそ、ブロックチェーン技術の確実性や透明性にとても惹かれています。新しいテクノロジーの可能性を信じて、これからも学び続けていきたいと思っています。

話がずいぶん大風呂敷になってきましたけれども、実際には今のところはコツコツと情報収集をしているという段階です。

あなたはどのように感じられましたか?何か気になったこととか興味を持たれたことがあったら、ぜひコメント欄で教えてください。一緒にweb3について少しずつ学びながら進んでいきましょう。

それでは次の配信でお会いいたしましょう。
grapefruitでした。

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