海外にいても日本人コミュニティーを大切にするべき理由。

みなさんこんにちは。

海外活動コーディネーターのミクロミカ です。

この記事は海外で夢を叶えたい人に向けて書いています。

いきなりですが、海外で生活したい！そう思う人はたくさんいますよね。

語学留学をして英語ペラペラになりたい。

ワーホリを利用して海外で仕事をしてみたい。

夢があって夢を叶える為に海外に行きたい。

目的はそれぞれだと思いますが、何と言っても大切なのはその国の言語を話すこと。

現地の言葉でコミュニケーションをとることは非常に重要です。

私が英語を学びたいと思い始めて語学留学に行った国はフィリピンでした。

私の通っていた語学学校はスパルタ校で、【EOP＝English Only Policy】

というものがあり、母国語を自分の部屋以外で話すと罰金になるのです。

（信じられないと思いますが、フィリピンは公立校も罰金制度があり、忘れ物をしただけでも罰金なんだとか。w）

なのでひたすら英語だけの環境を作りました。

とにかく英語を話す。英語の歌を聞く。洋画を見る。などなど。。。

私はストイックな性格な為、日本語を話したくないという理由で

心配する母親からの電話を避ける時期もありました。(ごめんなさい。)

フィリピンにいた時はそんな環境で英語に染まる生活をしていたのですが、

私の考えがガラッと変わったのは私がカナダにワーホリで行った時でした。

フィリピンは学生寮があり、守られた世界の中で生きていましたが

いざカナダで一人で生活しようと思った時、自分の無力さに気づいたのです。

家探しも仕事探しも、何から始めたらいいのか。

どのサイトを見たらいいのか。本当に何もわからなかったのです。

そんな私を救ったのは現地で日本人が経営する留学エージェントやカナダに住む日本人向けの掲示板サイトだったのです。

この存在がなければ私のメンタルは破壊されていたでしょう。

そんなこんなでカナダで無事衣食住の生活が整った時、こんな日本人留学生に多々出会いました。

「俺は英語を学びに来てるから、日本人の友達は作らない主義なんだよね。」

え、なんという主義！

彼らは日本人のコミュニティーを極度に避け、出来るだけ日本人以外の人と一緒にいるのです。

それに関しては否定しません。

海外に留学に来ても、友達はみんな日本人。

ほとんど英語を話さずにワーホリの1年を終えて帰国していく人をたくさん知っているからです。

ですが、日本人とは絡みたくない日本人。

それを面と向かって日本人に伝える彼ら。なんて悲しいのでしょう。

これは私個人の意見ですが、私たち日本人が海外で困った時、緊急事態時に頼れるのは現地の日本人だと思います。

たとえは日本人の自分が海外で起業したい。

自分のビザを延長して出来るだけ長く住みたい。

そんな時、ネイティブの方々に聞いても、彼らは外国人(日本人)がそう言ったケースの時どうしたらいいか分かりません。

結局のところ、そういった壁を乗り越えた経験のある日本人に頼るのが一番なのです。

私はカナダにいる時、できるだけカナダで起業している日本人、カナダで活躍している日本人の方々が集まる場所に顔を出すようにしています。

彼らは海外で生き抜く力を持っていて本当に尊敬できる人たちです。

そして、そう言う積み重ねが私の今のキャリアにつながっているのです。

なので、私は海外で日本人とはつるまない。

と言う頑固な考えは捨てて、日本人でも外国で困った時に助け合える存在を作って置くことを私は強くおすすめします。