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育児ライフ‗03‗パパ育休中の生活リズム

現在パパ育休取得中ですが、今回は、現在私が気づいたことや感じたことを途中経過として綴ります。
前回取得前にも紹介しましたが、妻とのコミュニケーション、社内の根回し、周囲の育休先輩へのヒアリングなど、用意周到に行ったつもりでしたが、想像の斜め上をいくことは多かったです(ビジネスよりもむしろ多い)。それでも、だからこそ、育児はめちゃくちゃ大変ですが、面白いなぁと感じています。まだ途中経過ですが、徒然なるままに書き残します。

<お申し送り>
※私個人の見解ですので、こんなケースもあるんだ程度の気持ちで見ていただければ嬉しいです。ママだけの育休ではこんな甘っちょろいこと言ってられないですし、夫婦間のパワーバランスやチームワークの仕方によっても千差万別、一概に言えないなぁと書いてみて感じました。私たち夫婦はダブル育休を取得し、第3子にして初めてのパパ育休のため、比較的育児のリズムが掴みやすい部類だと思われます。

一言でいえば、「ゆったりした空気感の中で、いつの間にか1日が終わる」です。
育休取得期間は保育園の送り迎えが9時~16時の時間縛りによる要請がありました。各保育園の考え方に寄りけりかもしれませんが、基本は保育は働いている方向けのサービス提供のため、育休(育児休業)世帯にはあまり優しくない気がしています。
ちなみに、昨今のコロナ対応で育休世帯は保育園のお預けは自粛となったので24時間 妻と3児と一緒になりましたので、しんどさ増し増し、とても濃厚な時間を過ごしています。

<大まかな平日の流れ>
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6時半~7時半:ご飯を食べ、保育園の支度、着替え
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7時半~8時半:隙間時間と事件の発生
【気づき】仕事以上に自分の思い通りにいかないことが多すぎで、完璧に主夫しようと意気込むと壊れてしまうと感じた、いい意味でのいい加減さを持つことの大切さを学んだ
具体的には、、、妻は疲れている&乳飲み子の対応に専念するため、2児(長女6歳と長男2歳)対応は私が担当。彼らは隙間ができるとyoutube、テレビを基本見たがる。見たいコンテンツがそれぞれ違うため、リモコンの取り合いからの喧嘩勃発。最終的に譲ることになる長女が拗ねるため、慰めるのが父の役割。おもちゃやお絵かきを駆使して気分を向上させる。一方長男は、テレビに夢中になり、いつの間にか大小兼ねた排泄を行うため、私が爆破処理班としてレスキューする、、、etc 
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日中:家事全般
洗濯物まわす→干す→たたむループ、お昼御飯と夕御飯の買い出しや準備、家掃除
【気づき】
これ寝不足の妻が一人でやったら倒れるのではないか。世の中の複数のお子を育児されているワンオペママさんは、とんでもなく優秀なのではないか。
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16時半~18時:保育園お迎え後に近所の公園、児童館にて遊び回る
【気づき】
外が暗くならない限り子どもはスイッチがOFFにならないエネルギーの塊であることを知る。公園や児童館といった公営の施設が、子供たちにとってオアシスで、親にしても助かる贅沢な施設であることを知る
年の差4つの姉弟が同時に満足することはまずないこと。2歳男児は本当に何も考えず突っ込んでいく火の玉Boyだったため、長女へのケアがあまりできなく、拗ねる長女ケアが精神的に負担だった。自分一人の体では物理的に無理だと悟り、公園で遊んでいる近所の同世代の友達や、お兄ちゃんお姉ちゃんの輪に溶け込むことが結果として最適解であった。(こうして子どもは親から離れて独自コミュニティを拡げていくんだなぁとしみじみ) 

写真:燃え尽きた火の玉Boy

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18時~18時半 お風呂
基本は力仕事なので我が家はパパ担当でママは夕飯準備のパート分け
次女→長女→長男にしているが、一番風呂に次女0歳を入れたいが、公園で汚れた怪獣二人次第で順番を組み替える。
【気づき】
個別に入る日を意識的に作っていくと家族のコミュニケーションが拗ねた長女も気持ちが晴れたり、2歳児のママ依存から脱却できたり、0歳児の1日1日の成長を噛みしめられたりと、いいことが多かった。我が家は時々銭湯にいくことで同性同士(妻と長女、私と長男)別個で特別日を作って楽しんだ。
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18時半~19時半:夕飯 
0歳児はお風呂後は水分補給兼ねた即授乳のため子どもたちとの食事は主にパパ担当。2歳児の暴れん坊への集中9割、6歳児との会話コミュニケーション1割の力配分で乗り切った。
【気づき】
2歳児のいやいや期の食事は、気分がコロコロ変わるので全部対応していたら精神をえぐられることに気づき、上空からもう一人の自分が眺めている幽体離脱スキルが大事だと気付いた。床が汚れようが、服が汚れようが、口からコメが飛び出ようがいいがな、人間だもの。というマインドセット
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19時半~20時:家の中で走り回る 
ボールと座布団投げる、私が基本的に「やられ役」(鬼とか馬とかお化けとか)になり、ひたすら身体を動かす。公園で疲れ、お風呂でのぼせていたお前たちは何だったんだ!?ってくらいパワーを出し切りたがる。
【気づき】
明日のことを考えず今を全力で!という精神は時として大人も必要かもしれない。そういうときの子どもの顔はきらきらしていて、見てるこっちも幸せな気分になるから。
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20時~21時:寝る前の準備
妻:お風呂や授乳
長男:がっちり体を固定し歯磨き。おなかをさすり子守歌で寝かしつける
長女:歯磨きの仕上げ、絵本の読み聞かせ、トランプ等のカードゲーム、ボードゲームなど、足をマッサージして寝かしつける
【気づき】
長男長女の好みや思考、喜怒哀楽ポイントに触れることができる。仕事をしていたらこれらを飲み込んで咀嚼する余裕もパワーもなかった。
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<総括>
子どもを育てると書いて育児ですが、子を通じ自分自身が試されている、磨かれている実感があります。子を育てることは責任が伴い、肉体的精神的にもつらい。子孫を残していく観点でこれら当然のことかもしれませんが、私はそこに人間ならではの人生の彩りがあると感じます。夫婦のきずなが深まる、家族の結びつきが強くなる、同じ時間で同じ体験をして喜びを分かち合う、非効率で合理性の欠片もないことも多々ありますが、それを楽しいと思えた瞬間が最近増えてきました。ここに自分自身が一皮剥けた証なのでないかと信じています。

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