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育児ライフ‗02‗育休取得前にやって良かったこと

世間ではパパ育休がクローズアップされているが、当たり前ではないので「子どもが生まれるので育休取ります」→「はい、わかりました」とは簡単にいかない。
抱えている仕事の内容、家族構成、周囲の方々の理解度、人によって事情は多種多様で唯一のベストアンサーはないだろう。
私自身の備忘録と今後取得予定しているパパたちの少しでも視点の足しになればと思い綴る。

★私の育休取得事情
第3子誕生に伴い、家庭オペレーションがまわらないと危機感を覚えたから。これまで仕事一辺倒で体調を崩し、人生一度きりいつ死ぬかわからない中で、家族との時間を充実させたかったから。 
<家族構成> 
第1子6歳女:保育園で年長 小学校入学直前の複雑な心模様
第2子2歳男 いやいや期真っ只中
妻:第2子育休あけ復帰翌月に妊娠発覚(‼)

●やって良かったこと● 
・チームメイトである妻との作戦会議
自分は育休取得して何をやるかの見える化、妻が自分に何をして欲しいかの期待値の確認、自分が何をしたいかの意思表示、身重の妻ができないタスク洗い出し
→最終的に、姉6歳、兄2歳の身体的・精神的ケア、思い出作り、一緒に経験値を増やすことを主眼に置くことで合意

・妻とのコミュニケーションインフラの整備
産まれてからの数か月は妻の昼夜逆転必至だったなので、デジタルな共同掲示板があるとお互いの隙間の時間を活用できると考えた
→スケジュール共有アプリ「タイムツリー」で先々の予定入力、写真やその日の出来事を共有、子どもが寝た22時以降にこれを基に談話

・自社のケーススタディー集め
先人であるパパ、ママたちから情報収集、表だったルールや建前と、可能であれば本音を聞く。会社として育休社員をどうしていきたいかの方向性を掴んでおく。
→SDGsやキャリアの多様性を認める流れが社内で高まってる状況を鑑みて、自分の将来のキャリアを考えても、長い目で見れば必要な経験、求められる知見だろうと判断した

・上司とのコミュニケーション、評価や昇格についての考え方の認識合せ
負担になる度合や期間はそれぞれだが、上司や周囲のメンバーに確実に負担を強いるので、育休取得の背中を押してもらえる環境かの見極めが必要
→私の場合は、上司が合理性を重んじるロジカルな方だったので徹底的に根拠・理由をはっきりさせて相談し、評価についての考え方も忖度抜きで信頼できるものであると判断した。

「何故取るか」
3人の育児は妻のワンオペでは成り立たなく、高齢両親の協力は期待できず、自らが積極的に育児に携わる必要性があるから。
「具体的に何をするか」
産まれてくる第3子のケアはもちろんだが、主軸は長男長女の育児メインで、保育園の送り迎え、お風呂、食事、歯磨き、寝かしつけ、メンタル面のケア
「いつから取るか」
妻が臨月に入り危険な予定日3週間から
「いつまで取るか」妻の身体的ケアが必要な最低産後3か月程度までを基本に産後の状況・家計との両面バランス踏まえ復帰目途は改めて相談させていただきたい
「代替手段がないか」
リモートワーク、時短も考えたが、リモートワークは抱えた業務がリモートできるまで分解できない、家の中にワークスペースがない、時短勤務は逆に家計を圧迫してしまうため、育休で育児に専念させていただきたい。

・同僚の理解、共感を得て、惰性的な退路を断つ
上司の中で育休取得が黙殺される可能性、任させるプロジェクトが限定的になることが自分としても怖かったので、育休取得に迷いが生ずることが懸念としてあった。同僚に少しずつ育休取得の意向を伝え、既成事実化することで、上司も自分自身も育休取得は実行されるんだというマインドセットを行った。
特に育休取得、時短勤務の女性の同僚の方々には、心から応援してくれ、背中を押してもらえた。自分としても腐らず育休取得するんだというモチベーション維持ができたのは彼女らのおかげである。

★次回は取得して、感じたこと、実行したこと、反省を綴ります★

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