サイドを正式にズルして取って勝つデッキ (エクストラ)
はじめに
兵庫県の遊楽舎でポケカ担当として働いているづかです。
Twiter: @yupoke_duka
今回は愛知CLエクストラで使用したデッキに、
新規カードを追加してロマンカードが減り、
デッキを回すカードを追加した結果
かなりいい感じになったので紹介に至った次第です。
その時のリストや経緯、回し方はこちらをご覧ください。
ミッシングクローバーや、欲張りダイス、
イツキなどロマンがあふれてます。
https://note.com/dkpokeka/n/n5e5728940a87
この記事では質問があったことや、
書いておきたいことが増えれば追記します
デッキの特徴
前回の愛知CLの記事でも書いていた特徴と近いのですが、
・イライラかふん
・ドンカラス単(克服した可能性あり)
・LO
上記のような100%無理な対面以外、ミスなく順当に動ければ勝てます。
ただ今回の構築により、ドンカラスを超えやすくなったのですが、
出来れば当たりたくないので、一応載せてます。
相手のデッキに採用されているとしんどいカードは、
ダストオキシンのダストダスです。
要は、普通に殴ってくるだけのデッキが得意です。
そしてこちらが、
たそがれのひらめきを採用した、ポケモンを倒さず勝つデッキです。
デッキレシピ
採用カードの紹介と軽い補足
ジラーチ♢:特性でサイドを+1枚取れるようにしてくれる
ヤドラン:ワザで相手がサイド1枚の時に2枚自分のサイドを取れる
アーゴヨンGX:ワザで強制的にお互いのサイドを3にする
マルマインGX:特性で相手にサイドを2枚取ってもらいます。この特性でトラッシュのエネルギーをつけれることも覚えておきましょう。
レアコイル:特性で相手にサイドを1枚取ってもらいます。他にもサイドを1枚取ってもらえるポケモンはいますが、このデッキには、このカードが適任だと思います。サポート3枚持ってこれるということは、実質3枚圧縮できます。
タマタマ:特性でトラッシュから戻ってくるので、無限に使えるリソース。
ミロカロス:特性で、サポートによる手札干渉を防ぎます。
(例: マリィやツツジ、Nなどの手札干渉、セイボリーやアカギ♢の盤面干渉など)
ガラガラ:特性で、自分と手札をワザによる干渉を防ぎます。
(例: グッズロック、手札を捨てたり流してくる手札干渉など)
グラエナ:Vmax対策ですが、メインはエクストラ環境で強いこくば対策
ゾロアーク:特性でトラッシュの1進化に変わります。
ゾロア:イーブイヒーローズに入ってる最新が最もHPが高いので採用
(出し続けたいミロカロスの進化元のヒンバスはHP30しかないので、
こくばのアストラルビットや狙撃にもろいので、入れない方がいいです。)
メタモン♢:特性でどんな1進化のたねポケモンにもなるカード。
ザシアンV:特性で3ドロー。スティンガーGXを使うまでは、ただ単にターンを返すだけなので、いると便利。1試合で1回使えたらいい計算で入れてます。トレーナーズより手札に持ってくるのが簡単なので、事故防止要員。
チラチーノ:特性で2ドロー。いらないカードを捨ててもいいですが、タマタマを捨てれば、ただ2ドローするだけになるのでやばいです。
アンノーン:特性で1ドロー。シンプルに強い。ボールで持ってくれば、山札を1枚圧縮した後、特性による1ドローで2枚目の圧縮につながります。
後で紹介するレスキューキャリーやレスキュータンカとのコンボも強力。
トレーナーズポスト:これのおかげで、欲しいトレーナーズに触りやすくなるので、積極的採用
バトルコンプレッサー:山札を3枚圧縮できるカード。引いても強くないカードや、タマタマを落とすのに使います。後に紹介するカードが手札にある場合にはなりますが、アンノーンを落として、手札のレスキューキャリーで特性で2ドロー。ザシアンを落として、レスキュータンカで拾ってふとうのつるぎで3ドロー。チラチーノを落として、げんえいへんげで出したチラチーに変わって2ドローもできるので臨機応変に使ってください。
バトルサーチャー:このデッキには必要ないことが多いですが、1枚あると便利な場面もあるため採用。
ヒスイのヘビーボール:サイドのゾロア、タマタマ、メタモン、ザシアンVを持ってくるのに使います。タマタマのサイド落ちは特に痛いので、出てくれてよかったほんとに。
ハイパーボール:タマタマを使えば、ノーリスクで好きなポケモンを持ってこれます。そんなに使う場面はないですが、強いので1枚。
クイックボール:タマタマでノーリスクでたねポケモンを持ってきます。
全部ハイパーボールにすると、タマタマが無い時や、使えない状況の時にしんどいのと、アンノーンかザシアンを持ってくれば大体解決するので、こちらを最大枚数採用。
トレッキングシューズ:1枚引けるだけでなく、最初に見たカード次第ではトラッシュして2枚目を引きにいける、つまり2枚圧縮できる可能性を秘めてる点が素晴らしい。ダート自転車はどちらも大事なカードだった場合に困るので、こちらの方に軍配が上がりました。
レスキューキャリー:ゾロアを戻すだけでなくて、アンノーンを戻せるところが犯罪。実質2ドローカードです。
レスキュータンカ:1枚手札に戻す効果で、アンノーンを戻して1ドローしたり、ゾロアークを戻して使いまわせるのがGood。デッキを回復しなければいけない状況や、ゾロアークラインを使い過ぎた時に3枚山札に戻す効果を使います。手札にボールが3枚余ってる状況なら3枚アンノーンを戻して3ドローするのもあり。
回収ネット:ジラーチ♢スタートした時に使いたいカード。やまびこホーンでタマタマを出された時や、最後のターンに盤面が空いてない時にも使うので、使う予定無くても念のため残しておきましょう。
あなぬけのひも:最後にバトル場へヤドランを出すために使いますが、相手のバトル場に特性などで妨害してくるポケモンがいる時にも使えるのでポケモンいれかえではなく、こちらを採用。
トリプル加速エネルギー:使う可能性のあるワザ全てに対応しているので採用。
隠密フード:相手の特性の影響を受けなくなるので、ミロカロスやガラガラにつけたり、ゾロアークにつけて特性を使用したり、アーゴヨンGXとヤドランにつけてヤミカラスGXの特性から防ぎつつエネルギーをつけるのに使います。
フィールドブロアー:ダストオキシンのダストダスについているポケモンのどうぐを外したり、サイレントラボを剥がすのに使います。
混沌のうねり:サイレントラボとワンダーラビリンス対策
ホミカ:タマタマを採用しているなら積極的に採用したいと思っているカードNo.1です。ノーリスクで6枚引けます。1進化を落とすのにも使えます。
シャクヤ:サイドにジラーチを仕込むためのカード、あとは致命的なサイド落ちを救うために使います。
ポケモンレンジャー:オルタージェネシスGX対策や、ガラガラが用意できない時にグッズロックを消すために使います。
ダウジングマシン:基本はタマタマを捨てて使います。デッキに入っている全てのトレーナーズを実質1枚増やすことにつながるので、メタカードを再利用したり、デッキ圧縮カードをもう一度使ったりします。このデッキには相性が良すぎるAce specです。
<デッキの説明書>
勝つためにすることは1つ
勝ちに必要なターン数
このデッキが勝つために最低必要なターンは3ターンです。
相手のサイドの進むペースが1枚なら
自分が先行なら6ターン、後攻なら5ターンが準備に使えるターン数です。
相手の動き方次第で、5ターン以上に増えたりします。
普通に回れば、サイドを取り切られる前に、勝つことができます。
ドローやサーチなどで山札を減らす手段を説明します。
最初のターンで、山札はサイドと初手の手札を除いて47枚になっています。
デッキに採用されているカードの山札を減らせる期待値は、
後攻スタートで引き切るまでに2ターン使用すると仮定すると、
初手のドロー 1枚×2
ザシアンV 3枚(特性1回の使用)
アンノーン 1枚×4
ハイパーボール 1枚
クイックボール 1枚×4
トレーナーズポスト 1枚×3
バトルコンプレッサー 3枚×2
トレッキングシューズ 1枚×4(1枚目で終わった場合)
レスキューキャリー 2枚×3
レスキュータンカ 1枚×2
ホミカ 6枚×2
上記をすべて使用して、山札47枚を引き切れているはずです。
あくまで山札を減らせるカード全て順当に使えた試合の場合なので、
最速2ターンということだけを念頭に置いておいてください。
サイドケア
サイドの把握は大切です。
スティンガーGX打つ前に、絶対にサイド落ちしてはいけないのは、
上記がサイドにあるなら、必ずシャクヤで拾いに行きます。
そのターンはホミカによるドローがないので、
場合によっては1ターン準備が伸びることになります。
目指す盤面と手札
1ターン目
1ターン目を終了する際に絶対必要なのは、ゾロアを2体用意することです。1体だけだと倒された後の、次の自分のターンにミロカロスを出すことが、不可能になるので、絶対2体用意してください。
ザシアンVは手札が事故気味で、ボールが1枚だけある場合は、絶対用意してください。特性でドローしてケアします。
このデッキで倒されたくないのはゾロアや、げんえいへんげで変わったポケモンなので、ザシアンVを倒される方がありがたいです。相手もサイドを進めるために、基本的にはザシアンVを優先してくれるので、出した方がいいと思います。ただロックするデッキが相手の時は出さない方がいいので、気を付けてください。
2ターン目以降(GXワザを打つまで)
Nやマリィなどのサポートによる手札干渉を防ぎたいので、ミロカロスは絶対に用意してください。1ターン目と同じで、ゾロアは常に2体用意しましょう。
ガラガラは3神カイリューのクワガノン、オーロット&ヨノワール、カラマネロVmaxなどのワザをケアするためなので、相手のデッキ次第で用意します。
スティンガーGXを使う際
必ずゾロアを2体ここでも用意してください。次のターン残った方でサイド調整ができるようにです。手札は画像の状態にしましょう。サイドにあっていいカードをサイドからシャクヤで交換するためにいらないカード(タマタマでいいです。)を用意しましょう。
ガラガラは相手のデッキ次第で用意します。
フィニッシュ
ジラーチ(プリズムスター)のために必ずベンチは1つ空けましょう。シャクヤを使い、ジラーチを仕込みます。相手のサイドが1枚になっているなら、このままたそがれのひらめき。サイドを調整する必要があるなら、げんえいへんげでマルマインGXかレアコイルを使って調整した後、たそがれのひらめきをしましょう。
採用を検討していいカード
ここでは、カード3種を紹介します。追記したりするかもしれません。
このカードの採用どうですか?と思われる場合は
Twitter:@yupoke_dukaにDMください。
必要ならそれに対して個人的な見解も述べさせていただきます。
ロトムV:嵐の山脈に対応しているので、ほんとはこちらの方がいいです。ただザシアンの方が耐久があるため、場合によっては自分のターンを増やすことにつながるので、お好みで選んでください。
ゴーリキー:ベンチ攻撃・ダメカンばら撒きを防ぎます。
そらのはしら:ゴーリキーと役割が被ります。サイレントラボを剥がす役割も担えるのでお好みで。
あとがき
1度使うと病みつきになるデッキだと思ってます。
PTCGOでも作れるので、ぜひぜひご検討ください!!
注)追加分あれば後日記載します。どんな質問でも受け付けますので、
気軽に僕のTwitter:@yupoke_dukaにDMで聞いてください🙆🏻♂️
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