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タミフル感想とG弔い

インフルで飲んでいた薬がやっと終わった。熱がすぐ下がったのは良かったものの、その後20日間も咳や鼻水の重めの症状が残ってしまった。病院の先生によれば、最近のインフルは長引く人が多いらしい。

喘息は引き続きステロイド治療となった。担当医にステロイドは効いているのかと確認されたが、私の場合は始めてすぐにインフルになってしまったため、喘息がステロイドで良くなっているのかインフルが薬で良くなってるのか分からない、と答えたら担当医に「どっちも同じですよ」と呆れられてしまった。こういう変な回答をよくやってしまう。自分の感覚を人に伝える時は「はい」か「いいえ」か、せめて「わかりません」で答えた方がいい。

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今回のインフルエンザで初めてタミフルを飲んだ。これまで自分の中のタミフルのイメージはかなり悪くて、飲みたくないなと思っていた。昔、家族がタミフルを服用した時の記憶があまり良いものでなく、いまでもたまに思い出して嫌な気持ちになっていたのが主な原因だ。
しかしそんなイメージとは違い、自分が飲んでみるとかなり飲み心地の良い薬だった。一言でいうとダウナー系。

幻覚という程ではないけれど、夢と現実の記憶が混ざる感覚があって面白かった。服用中に大事な話や決断はしない方が良いだろう。
ぼんやりするし全てがどうでも良くなるのでなにかひとつの作業に集中することは出来ない。でも寝過ぎによる疲れが軽減されるので、寝て過ごすことだけが目的の時には向いてる薬だと思う。
機会があればまた飲みたいと思える薬だった。でも飲み終わる頃には肌がボロボロになっているので恐ろしい。そもそもインフルにならない方がいい。

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朝起きて、自室で日記を書きはじめたら足元にGが出た。目立ちたがりなGの熱意を感じたので、弔いも兼ねて日記に書いてやろうと思う。
このGは、ゆうべ子供と夜食に食べた「プリングルス・グリルバーガー味」のおこぼれを貰いに来たのだろう。確かに広い範囲から虫を寄せそうな強い匂いだった。私はイマイチな味と思ったが子供には好評だったし、さらにGにまでウケたなら買ったかいがある。

東京のGは鮮やかな赤茶で小さい。黒くてデカいヤマトを怖がってきた私には、少し可愛いとさえ思える。逃げるのも下手くそで、殺虫剤をかけられるまで人間に見つかったことに気が付かないし、逃げた先で隠れたつもりになって触覚をチラチラさせている姿も健気で全体的に愛嬌がある。
しかしこのGのせいで畳に殺虫剤のシミが出来てしまったし、せっかく温めた部屋の空気も換気する羽目になった。殺虫剤の刺激で喘息も出てき始めた。バカにできない。もう二度と来ないでくれ。さようなら。

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