スカイリムプレイ日記~狩人ちゃん第二章~#1
第一章はこちらです
第二章スタートです!これまでひたすらサブクエストをプレイしてレベル30まできました。ここからは回避していたメインクエストを進めつつ、のんびり冒険を続けていこうと思います。よろしくお願いします。
『ハイヤルマーチに家を建てる』
リフテンでゆったりと過ごそうとしていましたが、どうにも治安への懸念がぬぐえません。ドルテは怖がり、サミュエルには悪いことを教えようとする大人の誘惑が付きまとっています。家自体は気に入っていたのですが、やはり子育てには向かないようです。
というわけで、新しい土地に家を買うことにしました。ハイヤルマーチ要塞のモーサルへ赴き、アスルフルさんに相談すると、家はないが土地があるということで、さっそく購入する運びとなりました。
ヴァルディマーさんが私兵として邸宅に常駐してくれるそうです。
権利をもらった土地へ行くと、丸太などの建築資材が置かれているだけの更地でした。
資材集め等、なかなかに時間がかかりそうです。完成するまでどれくらいかかるでしょうか…ソリチュードに保管している宝物や武器、防具などもそのうちこちらへ移したいですね。
『声の道』
ハイ・フロスガー
以前ホワイトランでドラゴンを倒した際、私が『ドラゴンボーン』であるという指摘を受け、ハイ・フロスガーにいる『グレイ・ビアート』なる人物と会った方がいいと首長より進言されていました。
特に興味がなかったのでそのままにしていたのですが、ふと思い立ち、ハイ・フロスガーへ向かってみることにしました。
イヴァルステッドから繋がる七千階段を上り――
頂上まで来るとすっかり雪景色です。その頂にそびえ建つ石造りの要塞。
中に入ると、ローブを着こんだ老人たちが四名、暗がりからぞろぞろと集まってきました。その中の一人が私を見るなり
「ほう…この時代の変わり目にドラゴンボーンが現れるか」
とつぶやき、私に『シャウト』を見せるよう促しました。ドラゴンを倒した時に使えるようになったあの技です。
「ボウ!!!」
私の口から出た『シャウト』を見て、老人たちは納得したようです。
「お前か、ドラゴンボーンよ。ハイ・フロスガーへようこそ」
その後、グレイ・ビアートの面々はそれぞれ私に新しいシャウトを伝授してくれました。授業が一通り終わると、課題を出されました。
ウステングラブという古い霊廟にある『ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛』を持って来い、とのこと。
とりあえず言われた通り、ウステングラブへやってきました。すると、入り口から山賊やドラウグルの遺体が散乱しているではありませんか。どうやらここで血なまぐさい何かが起こっているようです。警戒しながら中に入ります。
襲い掛かってくるドラウグルや罠を回避しつつ最奥へ到達しました。
角笛が鎮座していたらしき台座はもぬけの殻で、代わりに一枚のメモが置いてありました。
「ドラゴンボーン―話をする必要がある。緊急だ。リバーウッドにある宿屋『スリーピング・ジャイアント』の屋根裏部屋を借りてほしい。そこで会おう―友より』
どういうことでしょう?角笛は盗まれ、名指しで誘い出されている。これも罠かもしれませんが、手ぶらで帰るわけにもいきませんので、素直にリバーウッドへ向かいました。
リバーウッドにつくと、妙な仮面をつけた二人組から呼び止められました。
「お前は!ドラゴンボーンと呼ばれる者だな?」
「は?はあ」
「お前の嘘には騙されんぞ。詐欺師め。真のドラゴンボーンがやってくる。お前は彼の影でしかない」
何かわかりませんが、かなりお怒りのようです。
「ミラーク卿が現れた時、皆が知るだろう。何人たりとも、彼の復活は止められん!」
仮面の人物はそう叫ぶなり、私に向かって魔法で攻撃してきました。私が弓を引く間もなくアラネアさんが応戦し、二人はあっさりと吹き飛ばされてこと切れました。その戦いの最中で私を守ろうとした衛兵が犠牲になってしまいました。一体何だったのでしょう…
仮面の男の死体をあさると、一枚のメモが出てきました。
『レイブン・ロックに停泊しているノーザンメイデン号に乗れ。その船でウィンドヘルムに向かい、捜索を開始しろ。ドラゴンボーンを探し出し、彼女がソルスセイムへたどり着く前に始末するのだ。成功の知らせと共に戻れば、ミラークも大いに喜ぶであろう』
なんだかグレイ・ビアートに会ってから私の預かり知らぬところで謎の力が活発に働いているのを感じます。不気味に思いながら、目の前の宿屋、『スリーピング・ジャイアント』へ入りました。
『闇に眠る刀剣』
女主人のデルフィンさんに「屋根裏部屋を借りたい」とお願いすると、怪訝な顔で「そんな部屋はないけど」と言われてしまいましたが、代わりに別の部屋を用意してくれました。メモを書いた相手のミスでしょうか?とりあえず色々あって疲れたので、ベッドで休むことにします。
ゆっくり眠り、寝床から起きて着替えを終えると、背後から
「それじゃ、あなたがドラゴンボーンなのね。うわさは聞いているわ」
と落ち着いた声が聞こえました。
振り返るとデルフィンさんが立っていました。
「これがお探しの角笛よ」
デルフィンさんは放るように古い角笛を渡してきました。
「それじゃあ、あのメモはあなたが?」
「ついて来てちょうだい」
不思議に思いながらついて行くと、一番広い部屋へと通されました。なんとその一角に置いてあるタンスが隠し扉になっていて、そこから地下へと続く階段が現れたのです。
「これでやっと話ができるわ」
デルフィンさんはそういうと階段を下りていきました。そこは様々な道具や付呪機などが設置された倉庫のようになっていました。
「グレイビアードはあなたをドラゴンボーンだと思っているようだった。そうであればいいけど」
一体何の話があるというのでしょう。そして彼女が危険を冒してまであの霊廟から角笛をくすね、私をここへ呼び出したその目的は一体…
デルフィンさんによれば、絶滅していたはずのドラゴンがなぜか次々に生き返っているとのこと。そこで目星をつけている、とあるドラゴンの墓へこれから向かい、ドラゴンを仕留めるのを手伝うよう言われました。それが成功したら私の疑問に答えてくれるという交換条件のようです。
気になる事は多々ありますが、とにかくドラゴンを一体倒せば疑問は解消されそうです。
「で、どこへ向かえばいいんですか?」
「カイネスグローブよ。その近くに古いドラゴンの墓場があるの。始まる前にあそこに行くことができれば、阻止する方法を見つけられるかもしれない」
デルフィンさんはドラゴンが蔓延している状況を危惧しているようです。誘い出すようなやり方ではありましたが、悪い人ではないのでしょう。
ドラゴンによる被害は甚大です。私の養女、ドルテもドラゴンによって実の両親を奪われました。根絶できるのであれば、なんとかしなければいけません。
カイネスグローブで落ち合う約束を交わし、現場へ向かいます。
カイネスグローブにつくと、街の女性イドラさんが切羽詰まった様子で走ってきました。
「あそこへ行ってはいけない!ドラゴンが…襲い掛かってくる!」
宿の屋根の向こうに巨大なドラゴンの影が見えました。あれが墓から復活したドラゴンなのでしょうか?
近づいていくと、ドラゴンが独自の言葉で何か話しています。よく見ると、ヘルゲンで見た黒い巨大なドラゴンが飛び回り、それに呼応するように墓場から一匹のドラゴンが現れました。
復活したドラゴンは黒いドラゴンに向かって何か話しています。どんな会話かはわかりませんが、岩場の影に隠れていたデルフィンさんは青ざめた顔でその様子をじっと見ていました。
なるほど、あの黒いドラゴンが各地に点在するドラゴンの墓場から仲間を復活させ、そのせいで大陸中にドラゴンがあふれているようですね。
ドラゴンが我々に気づきました。黒いドラゴンは私に向かって
「言葉の意味を知らぬと見える。自らドヴァ―と名乗るとは何たる不届きものよ」
確かに人間の言葉でそのように言い放ち、空の向こうへと飛び立っていきました。
ドヴァー?一体何のことでしょうか。
残されたドラゴンが襲い掛かってきました。アラネアさんとデルフィンさんと共に戦います。とはいえこれまで何匹ものドラゴンを下してきましたので、そう苦戦することはありませんでした。
いつものようにドラゴンを倒すと、死体が光り、不思議な力が私の体へと吸収されます。デルフィンさんはそれを見て驚愕しました。
「それじゃあなたは本当に…」
デルフィンさんは私を真のドラゴンボーンと認め、その場で質問に答えてくれました。
デルフィンさんの正体は『ブレイズ』という組織の最後の一員だということ。ブレイズはドラゴンスレイヤーであり、最も偉大なドラゴンスレイヤーであるドラゴンボーンに仕えていたとのこと。
最後のドラゴンボーンである皇帝の時代以来、ドラゴンがいなくなってブレイズの存在意義は実質失われ、人々からも忘れられていたようですが、200年経ってドラゴンが復活したことで再びブレイズの存在意義は明確になったわけですね。
「それで、ドラゴンが復活した原因についてはわかっているんですか?」
「いいえ。早く黒幕を探し出さなくちゃ!」
「黒幕?」
「サルモールが一番の手がかりよ。直接かかわっていなくても、黒幕について知ってるはずだわ」
たしかに大学での一件といい、不穏な活動が目立つ存在ではあります。
「サルモール大使館に忍び込むことができれば…あそこは、スカイリムにおける奴らの活動拠点よ」
潜入捜査?私はすでにサルモールと色々あって、目をつけられていると思うんですけど…大丈夫なのでしょうか。