見出し画像

バイクウェア(ライディングパンツ編)


 前回は、夏のライディングジャケットと題しましたので投稿しました。


でも、せっかくなので夏限定ではなく年間を通した話をしていきます。

今回は、ライディングパンツです。バイクを乗るにあたり、ライディングパンツはジャケットよりも重要度が高いです。

なぜならバイクと直接触れる部分であり、運転そのものに大きな影響を与えるからです。


免許を取られた方は、教習所でこんな指導をされたことがないでしょうか。

ニーグリップしなさい

と。

「ニーグリップ」とは両膝でガソリンタンクを挟み込むことを意味します。


なぜ、ニーグリップが大事なのかと言いますと、加速やブレーキをかけたさいに慣性の法則で体がシートの前後に移動してしまうからです。

そうすると、ライディングに悪影響を及ぼす場合もあります。

例えば、シートの前側に移動するとハンドルに余計な力がかかりやすくなります。

すると、バイクの自然な動き(セルフステア)が妨げられて曲がりにくくなってしまいます。


ただ、重要な要素とはいえ過剰に意識するのもよくありません。

私も経験があるのですが、ずっとニーグリップをし続けるのは不可能です。すぐに内側の太ももが痛くなってしまいます。

そこで、太もも以外でグリップするところを探します。

足を置くステップが取り付けられてあるフレームに接している「くるぶし」です。

参考資料↓

オフロード車のように、車種によってはくるぶしグリップのほうが効果的なものもあります。


このように、バイクライディングでは体の一部をグリップさせ、車体を押さえることは重要な要素となるのです。

そのため、パンツ選びは適切なものを選んだほうがいいと私は思っています。


これから暑くなる今の時期に穿こうとは思えないかもしれませんが、「レザーパンツ」が一番適しています。


ただ、本格的なレザーパンツは町中ではちょっと浮いてしまいます。


そういうのが気になるという方は、私のように「レザージーンズ」を選んでみてはいかがでしょうか。


「レザーパンツ」の一番のメリットは、車体とのグリップ力が全然違うことです。私もレザージーンズを穿いてからは他のライディングパンツには戻れなくなってしまいました。それくらい車体と自分が一体になることができるのです。


ですが、問題なのは値段と暑さ💦


そこで「ニーグリップパッド」と呼ばれるものでグリップ力を補う方法があります。



これは、ガソリンタンクの両サイドに一枚ずつ貼りつけるものでニーグリップを補助するパーツです。

参考資料↓


これで値段と暑さの問題は解決!!なのですが、座る位置によっては効果がないことも。


ちょっと話足りないので、明日に続きます。





サポートよろしくお願いします🙏 いただいたサポートは、今後の活動費に使わせていただきます。