バイクに乗ると尻が痛い問題
バイク乗りの皆さん、こんにちは。
ツーリング行くとたいてい悩むのが尻の痛み。
私もその1人です。
経験上、この問題を完全に消すことは難しいと思っています。
というのも、どんなタイプのバイクに乗ってもいつかは痛くなるからです。
ただ、痛みがくるのを軽減したり遅くすることは可能です。
方法としては3つあります。
1.モノにたよる、シートを厚くする
皆さんの周りでもみたことはないですか?↓
このシートをつけた方に話を聞いたことがありますが、確かに尻の痛みは軽減されるそうです。
ただ、見た目がちょっとダサくなるので私は取り付けたことがありません。
あとは、社外シートに替えたりシート自体のスポンジの量を増やすという方法もあります。
社外シートの例↓
私の場合、馴染みのお店と付き合いが長い革職人さんにお願いして、シートを改良してもらったことがあります。
シートの張り替えについては、一度バイク屋さんに相談みてはいかがでしょうか。
2.座る位置を変えたり、スタンディングする
これは車種によってはやりにくいものもありますので、あくまで参考程度に。
車に乗られている方ならご経験あると思いますが、ずっと同じ位置に座り続けて運転していると尻が痛くなってきます。
そこで、座る位置をこまめに変えて圧ががかる部分を変えながら運転されていませんか。
バイクも同じ原理です。
特に街中を中心に走っている方は、どうしても同じ位置で運転しがちです。
そこで、積極的に意識しながら座る位置をずらしてみてください。それをするだけでも、尻の痛みを遅らせることができます。
「スタンディング」に関してですが、ちょっと誇張かもしれません。
オフロードバイクに乗られている方ならやっていると思いますが、オートバイの上に立って走行することです。
ようはシートから尻を完全に離せば同じことです。
オフロードバイクのようにハンドル位置が高いバイクなら、スタンディングしながら走行することも容易にできるため私は積極的に取り入れています。
SS(スーパースポーツ)バイクなどハンドル位置が低いバイクは尻をちょっと浮かせば十分です。
こういった工夫をするだけでも尻の痛みは軽減されます。
3.いっそのこと車両を替える
車種によっても痛む速さは変わってきます。
シートが厚めなアメリカンやスクーターは、一見すると尻の痛みが起きにくく見えます。
ところが、両者は姿勢が後傾になりがちのバイクです。
なぜかと言うと、ステップやハンドル位置も含めてアメリカンやスクーターは両足が体よりも前に置きやすい設計になっているからです。(スクーターと言っても250cc以上からのビッグスクーターがこれに当たるかと思います)
そうすると、尻に圧が余計かかって痛みやすくなります。また、極端に同じ姿勢を続けると腰痛の原因にもなりかねません。
他にも車種によってはシートの厚みが薄いものもあります。
一般的に、SS(スーパースポーツ)やオフロードバイクはこれに当たります。
両者とも体重移動を積極的に行ってあやつるバイクなので、無駄なものは削ぎ落とされています。
そのため、ホントすぐに尻が痛くなります(経験済み)😣
なので、座る位置を変えたり尻を浮かせながら走行することを積極的に行なわないといけなくなってきます。
以前にも書きましたが、やはり「アドベンチャーバイク」はそういった意味でも楽にツーリングできるのでオススメです。
はじめからシートが比較的厚め、背筋が真っ直ぐになるポジションなので、尻の痛みのことを考えれると一番いい車種になります。
ただ、何度も言いますが長時間乗れば痛みが出てくるのはお忘れなく。
もちろん、アドベンチャーバイク以外にもツアラーやネイキッドバイクもオススメです。
参考資料↓
ツアラーバイク
ネイキッド
このように、工夫したいでより快適にツーリングすることは可能です。
人それぞれ好みやスタイルはあるかと思いますが、少しでも快適にツーリングしたい方は参考にしていただけると幸いです。