74.京都
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こんにちは
上記の「1.初めまして」の記事を
必ず読んで同意の上で次にお進み下さい
↑の「1.初めまして」に記事一覧あります
74.京都
今日の参拝に行くキッカケは
やっちまった事が始まりでした
内容は書けなくてすみません…
私の焦りや希望や惰性から
思い込みが暴走してしまい
結果として大勢の神様方や友人を巻き込んで
多大なる御心配とご迷惑をお掛けしました
そんなこんなで大反省して
凹んだらまず神社だろ!
迷ったらまず神社だろ!!
立ち止まったらまず神社だろ!!!
と、思い大好きな大豊神社へ行く事にしました
前記事で書いたあの大豊神社です
元気を貰うは神社よね〜♪
と、行こうと思いつつもやっぱり
反省を思い出し凹み気味…
久しぶりの1人での遠出でもあったので
色々と自信も無いし心配でした
その1つがトイレ問題!!!
京都の冬は寒いんです
コンビニもトイレを貸せない所が増えているし
電車の乗車時間も長い
家に篭り切りと言える生活をしていて
トイレを我慢する事も無い生活も続くと
いざすぐに行けない環境に行くとなると
物凄く心細く心配になるものです
だがしかし!
今時ってトイレが付いている車両が
多くなったのでしょうか!?
まさに乗った車両にトイレが付いていた!
発車から暫く間、トイレがある事の喜びが余り
ニヤニヤと眺め続けたのは私くらいでしょう
安心安全で着いた京都での最初の試練それは
今まで使用していたバスの大幅変更
コロナの影響でバスの本数が大幅に変更され
最寄りのバス停に停車するバスが終日運休
まさかの行き帰りタクシーになるのか!?
と、お財布を確認する前にまずは人に聞く事に
バスの案内所のお兄さんに聞いたら
見せた路線地図(案内所が発行してる無料地図)
にしっかり丸を入れてバスの番号を明記
徒歩圏内の最寄りバス停を教えてくれました
丸をつけてくれた時は
「そんなに私って抜けてそうに見える!?
書かなくても言ってくれるだけでわかるよ!?」
と、生意氣を思った私もバス内で3回確認して
お兄さんの転ばぬ先の杖のような用心深さに
心から感謝したのでありました
そのバス車内は始発から乗れたので
勿論座っていた私の横に年上の方が来られたので
席を譲ったらその時の声が大き過ぎたのか
運転手さんが気付いて下さり
車内アナウンスでお礼を言われて
嬉し恥ずかしドッキドキー♪だったのです
が!その後に大きな声で話していたお姉さん方が
車内アナウンスでご注意を受けていて…
声のトーンは良い事をする時にも
ある程度の配慮はしていこうと学んだのでした
交通整理の必要な工事の場に何度か出くわし
どの人たちも丁寧に声かけをしてくれて
京都の業者さんは親切丁寧だなと感心しつつ
神社に到着です
春には緑が青々と夏の初めには椿が
秋には紅葉が綺麗な神社も2月は寂しげ…
かと思ったのですが、
木々の根本をよく見ると綺麗な字で
木の名前が一本づつ書かれています
馴染みのある名前から聞いた事もない名前まで!
他の季節には木々が華やかだから氣付かないけど
冬には木々の名前を知れる神社なのかと
新たな楽しみ方が発見できました
以前はご自宅兼社務所だったので
玄関にお守りなどが所狭しと置いてあり
家庭的な昔懐かしい雰囲氣でしたが
新しく綺麗になった社務所は
旅行者さんのような初めて来られる方も
購入しやすい明るい雰囲氣になりました
神社の中も所々に
繁って少し鬱蒼としていた木々が整備され
広々とした印象になりました
その鬱蒼とした雰囲氣は秘密基地感があり
玄関にあった社務所は
対応にあたってくださった宮司さん達との
生姜の漬け方豆知識を教えて貰ったり
神話を詳しく聞けたり出来たその雰囲氣を
物凄く気に入っていた私には新しくなった事が残念
まだ行った事が無い人に以前の雰囲氣を
知って貰えない事を寂しいと伝えた所
「今の神社の良さを堪能しに行くよ」との事
良さはその度に変わる物だし
変わったからこそ引き立つ昔の良さもある
変わるからこその良さを知れる醍醐味がある
と、考えを改める事が出来ました!
車内から見えたお店が気になって途中下車
行った先は竹細工専門店
私は肌が弱くて口の横幅は狭い
なのに口の中目一杯にしたい意地汚さを持ち合せ
普通の箸だと擦れる部分が多すぎて
口の端を擦り切ってしまう事がしばしば有る
なのでなるべく摩擦が少なくなるように
竹細工の極細の箸を愛用しています
それにしてから口の端を傷つける事が
無くなったし食べやすいのでオススメです
箸だけを見るつもりがついつい氣になったまな板
今まで竹製のものは使った事がありません
そして1番大きいサイズでも現在愛用中の物より
2回り小さいのです
値段と重さや自然素材という点で氣に入りましたが
良さのようなものがわからなかったので
店員さんに声を掛けて聞いてみた
「竹製のまな板の良さを教えてください」
「竹は案外扱いが難しくて
漂白剤と煮沸消毒が無理です湾曲します」
簡潔に書きましたが
この内容を丁寧に優しく教えてくださいました
包丁がまな板に当たる時の音も氣になったので
聞いてみたら音は然程氣にならないそうです
遠回しにあまりオススメされなかったのですが
まだ買おうかどうか悩んでいます…
次に寄ったのは
包装紙のような紙の専門店かと思う外観でしたが
筆の扱いもある紙と筆の老舗文具店でした
特に買う物は無かったけど
なんとなく氣になって寄ってみた店でしたが
可愛らしい和紙のレターセットと
カートリッジ式の筆ペンを購入
支払い時に店内での展示が1種類のみだった
御朱印帳が他に種類があるかどうかを聞いてみた
和紙の様な少し粗目のあるものが欲しかった
すると其処から御朱印帳の話となり
最近の御朱印帳の髪質が硬く比較的ツルツルした
その理由を教えていただける事になった
昔と違い猟師さんも数が減り
上質な毛質というのが手に入りづらくなった
その為に元々一般流通していた質の物は
筆職人の元にある物のみとなってきており
希少価値も高まりそれを使うのもまた職人のみ
質の落ちた筆だと墨汁を筆の中に溜めておけず
一筆の中で一氣に落ち切ってしまうので
それを避ける為に御朱印帳の紙質は
墨汁を吸いすぎないものが主流になってきた
と、いうお話でした
紙の質にばかり目がいっていたので
まさか筆事情で御朱印帳の紙質が
変化していったとは思いもよらなくてビックリ
思わぬ所でとても楽しいお話が聞けました
何処のお店とは言えませんが咳き込んだ私に
そっと「お嫌いでなければどうぞ」と
飴を下さったお店があったり
ちょっと入って行っただけで別世界のような
昔の雰囲氣が漂う商店街があったり
京都は街も人も魅力的だとしみじみ感じました
帰りのバス内アナウンスは印象深く
私の耳?聞き方の問題かもしれませんが
森本レ◯さん風なのんびりした口調で
「扉が閉まります、発車します」
と言ったすぐ次の停車駅では
微妙な歌舞伎風に
「ご乗車の方は居られませんかぁ??」
そして突然の素の言い方で
「終点、京都駅〜」
と、お1人で3役こなされていました
氣持ちとしては元氣を貰いに行って
人や物や街との触れ合いでほっこりしつつ笑ったりと
楽しくも忙しい1日となりました!
京都はやっぱり好きだなぁ♪
74.京都