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バタフライ効果

バタフライ効果とは

力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象

「バタフライ効果」(2024年9月16日 (月) 14:48) , フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


浪人期に予備校の担任の先生が教えてくれた言葉で
私はこの言葉がすごく好きだった。

自分が「こんな小さなこと」って思うこともいつか何か大きなことに繋がる。
今のたったこれだけと思うような努力や思いやりが
いつか自分だけでなく他の人にもいい影響を及ぼせるのではないかと大袈裟だけど思った。


でも今日見たドラマでは違う風に使われていた。

1月から始まった日曜劇場「御上先生」では、
ある一人の生徒が学校内で発行した新聞が社会的な事件と大きく関係しているかもしれない。
自分の正義感・興味本位で調べ発信したものが自分でも知る由も無いようなところで影響を及ぼしているかもしれないという少しネガティブな使われ方だった。

どちらも良い悪いがあるわけじゃなくて、
同じ言葉でも捉え方によってはプラスにもマイナスにも感じるのだと改めて気づかされた。

ポジティブに捉える

それで「ポジティブに捉える」という言葉について考えてみた。

もちろん何事もポジティブに捉えることは大事で、仕事でミスがあってもそれを悔い続ける人より前向きに次に繋げられる人の方が強い。
でも、ポジティブに捉えるだけで何も反省していなかったら何も意味がなく、何の成長にも繋がらない逃げになる。逃げが必要な時もあると思うがそこを書き始めると終わらないのでここまでで。

「ポジティブに捉える」という言葉一つにおいても人によってはいい方にも悪い方にも使われる。自己成長や人格形成に良い影響を及ぼす場合もあれば、その瞬間の自分を励ます場合もあるし、特に何も考えていない場合だってある。自分もすべての状況で無意識に「ポジティブに捉える」ことを行っていると思う。

最後に

ドラマで見た「バタフライエフェクト(効果)」という言葉を通して色々感じたので拙いながらに言語化してみた。

言葉の捉え方に正解はなくて状況に応じて変わってくる。
それを理解したうえで言葉を使う・伝えることが大事だなと思った今日。

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