ペンテコステ派/カリスマ運動の腐敗したルーツと偽教師たち
1906年にアメリカのロサンゼルスのアズーサストリートリバイバルは有名な話である。使徒行伝2章と同じように聖霊が降り、人々は異言を語ったとされている。
そこから
Word of Faith(信仰のことば運動)
Charismatic movement(カリスマ運動)
Prosperity Gospel(繁栄の福音)
New Apostolic Reformation=NAR(真使徒運動)
などの偽りの教えが生まれている。
アズーサストリートリバイバルから更にルーツを遡ると
「ジョン・アレクサンダー・ダーウィ John Alexander Dowie)」にたどり着く。
ダーウィはペンテコステやカリスマ派の中では高く評価されている。
しかしその実、とんでもない偽教師、詐欺師なのである。
そしてこのダーウィから偉大なFaith healerとして有名なジョン・G・レイクという偽教師が出てくる。
ジョン・アレクサンダー・ダーウィ(1847-1907)
スコットランド生まれ、オーストラリアとアメリカでヒーリングミニストリーを行なっていた。アメリカのシカゴにザイオンシティ(Zion City)を作り、彼の王国を建てた。
偉大な信仰者と評価される一方、その人生の最期に道から逸れてしまったとも語られているが実際はもっとひどい。
いくつか実例を挙げたい。
・ダーウィは献金をしない人には祈らなかった
・ダーウィ自身は非常に裕福な暮らしをしていた
・癒されない場合はその人が不信仰、もしくは罪を隠しているからとした
・あらゆる医療行為を否定し、信仰による癒しを主張。適切に医療処置がされていれば死なずに済んだ事例もあり
・実際はお金を持っているのに人々に「持っていない」と伝えていた
・自分のことを再来したエリアとした
などである。
色々と調べるとダーウィはただの詐欺師であり、カルトリーダーであることはすぐに見えてくるはずである。
ダーウィという根っこが腐敗しているならば、彼のあとを継いだものたちは良い実を結ぶ期待はできないだろう。
ダーウィのことを調べれば調べるほど彼は邪悪であることが見えてくる。
そんな流れを汲んでいるのが今のペンテコステ/カリスマである。
根が悪い、木も悪い、それなら良い実を得ることは期待できるのだろうか?
つづく