コロナで一番失ったものは?
保護者の方とコロナの休校期間中に振り返り帰る機会をオンラインで作った。
私はファシリテーターでもなく、進行役の隣の議事録係。
このイベントを計画してから実現するまでは本当に大変だった。
話の前提として、私の施設は保育を専門としている企業でもなく
全然関係ない企業に出来た教育(保育)チームなのだ。
保護者を巻き込むとなると、ネタ作り、台本作りに指摘などを求められてくるのだ。「教育的な価値」をずっと考えてきた。
でも、一番保護者が求めていることは、教育価値でも、なんでもなくて
「雑談」なんだと思った。
テレワークが推進されて、働き方改革も進み、バリキャリという言葉がぴったりな保護者の方々そろっている私たちの施設は、仕事と子育ての両立に少しだけ寛容な社会になったことを本当に少しだけ、本当に少しだけ喜んでいる様に感じた。
でも、このオンライン保護者会のアンケート結果を見て一番多かったのは
「休校期間中に雑談をする相手がいなかった。だからこういう場が出来たことはうれしい」という話だった。
かなりの選択を求められた日々だったんだと思う。子どもが施設に行きたい!と言っても、感染が拡大している中で行かせることが適切なのか?とか。
以前紹介したcotreeというサイトを私は活用させてもらっているが、私は雑談しかしていない様な気がする。
でも話した後には脳がすっきりしているのだ。
雑談から生まれる心理的安全を保障する場をつくりたい。
雑談っておくが深そうだな・・・・。
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