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対談「希望は失望に終わらず」佐治晴夫氏&鈴木秀子氏を読んでの感想 (致知2024-6)

佐治晴夫氏と鈴木秀子氏の対談「希望は失望に終わらず」を読んで、私は三つの重要な教えに気づき、深く感銘を受けました。

まず、自然界のすべては相互依存関係にあるということです。我々は自分では気づかないところでお互いに支え合い、時には傷つけ合っているかもしれません。自分を捨てることで初めて自分を見つけ、許すことで許されるのです。現代社会の混乱を救うキーワードは、「ありがとう」、「お陰様で」、「お互い様」、「ごめんなさい」の四つの言葉だと感じました。これらの言葉を大切にすることで、お互いの良さを発揮し、協力し合って生きていくことができるのです。

次に、人生はすべて出会いによって決まるという教えです。人生で起こるすべての出来事を良きものとして受け入れることが大切です。出会いには偶然はなく、必ず何らかの意味があると感じます。小さな出会いでも、それぞれを大切にすることで、人生に豊かな意味が加わるのです。出会いは準備された心にのみ降り立つという言葉に、心の準備の重要性を再認識しました。

そして、今この時を生きていくことの大切さです。これからの歩み方次第で過去の価値はいかようにも変えられるという考えに深く共感しました。小さな目標を持ち、それに向かって歩き続けることが重要です。試練や苦しい時期こそが人間を最も成長させる瞬間であり、その意味は後になって初めて理解できるのです。「希望は失望に終わらず」という言葉が示すように、思い立った時が最良の時であり、小さな思いが人生を、ひいては歴史をも変える力を持っているのです。

この対談から得た教えを心に刻み、日々の生活に生かしていきたいと思います。感謝の気持ちを忘れず、出会いを大切にし、今この瞬間を精一杯生きていくことで、より豊かな人生を築いていきたいと強く感じました。

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