ら、ら、ら

働いて、働いて
朝から晩まで働いて、働いて
衣服に染み付いた汗のにおい
わずか三日間、束の間の休息
ゴロゴログルグルゴロゴロと
心地よさそうな寝息を立てて
働き者の猫は夢の世界に浸る

想像が、希望が、未来が
山麓の石清水のように
こんこんと湧いてくるよ
そして、
昔から変わらない歌を
子供たちがくちずさむ
ら、ら、ら
ら、ら、ら

目に映るすべてがまばゆくて
そう、あれはちょうど一年前
あの白い雲のようになりたいと
ふもとの祠に通った回数は
優に一千回を数えた

ああ、我が町に雪が降る
あの町にもこの町にも雪が降るよ
そして、あなたの足元一面に
舞い降りる白く冷たい花びら
少し積もって、ぜんぶ覆って
精一杯の愛情であなたを包もう

ら、ら、ら
ら、ら、ら

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