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Photo by
waratsutsumi
30%弱の集中力で一度観ただけの映画
たぶんもう観ることはないけれど、忘れられない映画ってありますか?
私は「海の上のピアニスト」を、不朽の名作と知らず、なんとなく吹替で作業をしながら観ていました。
ピアノ演奏にも思い入れがないので、なんとな〜く聴いていて、トランペットの演者さんも本当の演奏家みたいな雰囲気だなぁ、こんなにアップでの撮影に堪えられるなんてすごいよなぁなどとだんだんトランペット奏者の方に感情移入していきました。
気の合う友人というくくりではなく、生活と仕事を共にした相棒を必要としていると行動で示した対話の表情に見入ってしまい、真似しづらい唯一無二に近い演技って本当にすごい!と、リアリティに感激していたのですが・・・
その後どこまで実話なのか検索していたときに、トランペット奏者を演じたのはキャリアのある俳優さんだったことから経歴も知ることかでき、私が1番心揺さぶられた表情の特徴的な表現はたぶんこの方特有の眼振と呼ばれるものだったのかもしれないと感じました。
芝居は「在ること」「佇まい」というものもすごく重要な要素なんだなぁと、演技に興味のない私にとてつもなく印象に残った作品です。
私は、学生時代に「実は俳優に成りたかったけど、就職を優先した」と言う教師に出会ったことがあり、その当時から「諦めがつくまで思い切りやればよかったのに・・・」と密かに思っていましたし、今でも芸能や芝居は生計とは別にやりたい人がやりたいようにやればいいと考えています。
個人で自己プロデュースや発信ができる時代ですから!私もこれから思ったことを発信してみたいし、アイディアを循環させたいです!