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風の時代の”スピリチュアル”考察

5月16日、さそり座で皆既月食を伴う満月を迎えます。詳しくは16日のnoteでじっくりお伝えしますが、”ウエサク満月”と呼ばれるとても”スピリチュアル”な満月です。

そこで、そんな満月の前に「風の時代の”スピリチュアル”」について考えてみることにしました。


◆風の時代とは

2020年末、西洋占星術的に「グレートコンジャンクション」と呼ばれる木星と土星の重なりが起こりました。

幸福を拡大・発展させる木星、試練や課題を与え努力と抑制を促す土星、この2つの天体は約20年に一度重なって社会に大きな影響を与えます。

このグレートコンジャンクションはこれまで約200年に渡って主に”地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)”上で起こっていました。

それが2020年12月に水瓶座という”風”の星座で起き、これからの約200年間は主に”風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)”上でのグレートコンジャンクションが続いていきます。

地の星座でグレートコンジャンクションが起きていた”地の時代”は、「モノ・お金・不動産(土地や家など)」が価値を持っていました。また、地に足のついた地道な働き方として生涯1つの会社で働く”終身雇用制度”に守られ、安定することを良しとする考え方が社会的な主流だったと言えるでしょう。

これに対して風の星座でグレートコンジャンクションが起きる”風の時代”は「情報と人脈」が価値を持ちます。私たちをとりまく情報化社会が風のようにめまぐるしく変化し、安定ではなく”不安定”な中でいかに柔軟に生き抜くかが重要になります。会社や組織に属するのではなく、”個人”がその個性や才能を活かして輝く時代。YouTubeやTikiTokで活躍する人たちがその例と言えるでしょう。


◆いわゆる”スピリチュアル”のイメージ

あなたは”スピリチュアル”という言葉に対してどんなイメージを抱いているでしょうか?

・なんかうさんくさい
・よくわからないしあやしい
・霊感商法的なやつ・・・?
・”オーラ”が見えるとか?
・天使やハイヤーセルフと話せるとか?
・宇宙からのメッセージをチャネリングできるとか?
・不思議ちゃんのファンタジーワールド?
・魂とのつながり?

イメージは人それぞれだと思いますが、どちらかというとネガティブな印象が強いように感じます。実際、わたし自身”スピリチュアル”という言葉にある種のうさんくささを抱いていました。


◆わたしが考える「風の時代の”スピリチュアル”」

最近YouTubeで宇宙からのメッセージを伝える動画を目にしました。その動画チャンネルには数万人の登録者がいて、数万回の視聴回数となっている動画がたくさんありました。そういった動画に関心を持つ人はこれからどんどん増えていくと思われます。一種の”スピリチュアル系”と呼ばれるジャンルに分類されるでしょう。

”スピリチュアル系”といえば、”占い”もそのジャンルに入ると思います。タロット、四柱推命、手相、霊視、数秘術、その他様々な占いがあり、テレビ番組の影響もあって占いに対する興味関心はこれまで以上に盛り上がりを見せているように感じます。

わたしはそんな占いの中でも”西洋占星術”を活用しています。そして自分自身をはじめいろんな方を鑑定しながら學びが深まるにつれ、これはものすごく”実用的”で”実践的”な”学術”だと痛感するようになりました。

「当たる」「当たらない」ではなく、活用してナンボの使える知識のかたまりなのです。

自分が生まれ持った性質や個性の傾向、誰かとの相性を知ることにも使えますし、日々の天体の動きを通して様々なことを読み解けます。今自分がどんなことを意識して動けばいいのか、どんなチャンスが訪れそうか、どんな課題がやってきそうか、自分の日々の行動指針として活用することで”しかるべき流れ”に乗ることができます。

その”しかるべき流れ””風”と言い換えても良いでしょう。時代の”風”に乗るために、西洋占星術はとても有効な学術なのです。それは終わりのない學びの旅で、一生涯通して楽しめる深淵な探求の旅です。

「風の時代の”スピリチュアル”とは
 時代の風に乗る生き方を体現すること
 そのために自分自身としっかりとつながること

マナビの學校星読み講師・ブランマンジェ

今このnoteを書きながら、わたしの中にそんな定義が生まれました。

時代の風は”宇宙”から吹いている。星読みをしていてそう感じるようになりました。木星と土星が重なる「グレートコンジャンクション」は地球上に生きる私たちの社会に大きな影響を与えます。”地の時代”から”風の時代”への転換は、社会の風向きが変わっていくことを指し示しています。

”スピリチュアル”とはつかみどころがないものではなく、むしろ本来の自分としっかりつながっている状態だと思います。めまぐるしく変化する不安定な風向きを冷静に読み、その風を柔軟に乗りこなすために必要なのは、実は”揺るがない軸を持った自分”なのだと感じます。揺るがないために、しっかりと自分自身とつながることが大切なのです。不安定な状態でもバランスをとれる”精神的な体幹”=自分軸を鍛えること、とも言えるでしょう。

プロにとっての安定とは、安定しない足場で生きることに慣れること。

中島健太著・完売画家P241より

中島健太さんの著書「完売画家」に書かれていた言葉も添えておきます。


さて、このnoteを読む前と読んだ後であなた自身が抱く”スピリチュアル”のイメージに変化はあったでしょうか?

もしもあなたが「風の時代の”スピリチュアル”」に興味関心を持たれたら、時々このマナビの學校をのぞいてみてくださいませ。何かのお役に立てることを願って、これからもnoteを通じて授業を行っていきますね。
(マナビの學校星読み講師・ブランマンジェ)

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