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マナビの學校・入學式

ただいまより、マナビの學校の入學式を行います。


当校は、約200年続いた”地の時代”から”風の時代”へと移行していく過渡期にある2022年4月27日に開校いたしました。

※何を基準に”地の時代”・”風の時代”と分類しているのかは授業の中で改めて詳しくお話していきます。

の時代とは文字通り、に足つけて道にコツコツと実績を積み、生涯1つの会社で働く生き方が模範とされるような時代でした。土や家などの不動産・お金・目に見える形あるモノ(有形資産)を持つことが価値であったりステイタスであったり。そして社会的位を築くことが成功とされる時代でもありました。大のように揺るぐことなく安定した生き方ができる人にとっては、生きやすい時代だったと言えるでしょう。

地道に一つの会社で働き安定収入を得ることで
結婚して家族を作ることも
ローンを組んで家を買うことも計画的にできた時代

それに対して風の時代は、軽やかに吹き渡る風のように”自由”であることが強みとなります。有形資産ではなく、知識や情報・仲間や友達とのつながり・健康・才能や個性といった、無形資産が大きな価値を持ちます。家や土地、車といった大きなモノは一人一人が所有するのではなく、誰かとシェアするスタイルに移行していくことでしょう。

人生100年時代、退職してからこの世を去るまでの時間が延び、今までよりも長く働かねばなりません。1つの会社に長らく勤める安定した生き方ではなく、転職や副業・複業をしながら常に時代や社会のあり方に対応して変化していく生き方が必要となる時代です。会社などの組織に属するのではなく、個性や才能を活かして活躍する個人同士がつながりあっていく流れに。

それは、地の時代に生きづらさを感じていた人にとってはチャンスであり、地の時代の生き方を謳歌していた人にとってはピンチとなりうるでしょう。どんな人にとっても、変化を求められる時代であることは確かです。

風の時代はたくさんの若き天才たちによって
社会が変革・革新されていく時代でもあります

当校はこれから本格化する”風の時代”の生き方を學ぶ場として開校いたしました。人生100年時代、わたしたちは”変化に柔軟に対応する力”を身に着けていかねばなりません。その力は、學びによって鍛えることができると考えています。

”学”という字の旧字体。

もともと”学”という漢字は上記の旧字体で書かれていました。この漢字は

引用元はこちら

こんな意味を表しているのだそうです。また、學の漢字の部首であり、”一”と”了”という字から成り立つ”子”という漢字には「一(はじめ)から了(完了・終わり)まで=生まれてから死ぬまで人生を全うする」という意味がこめられているという解釈が生まれています。

マナビの學校はそんな意味や解釈を持つ”學”という字を校名に掲げ、様々な授業を通して、風の時代の生き方を具現化していく”風の人”を応援していきます。ともに學び、ともに楽しんでいきましょう。

当校での學びがみなさんのより楽しくより有意義な人生の糧となることを心から願って、入學式を終了いたします。

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