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Tif de Debut2021

showroomの星集めで偶然出逢ったある子をきっかけに
予選から最終審査まで見ることになった。
3000人以上の参加者から
1か月以上の長い予選を経て、最終審査に残った32人。
最終審査となるパフォーマンス審査は
久しぶりにギラギラするものを感じてドキドキした。
私が応援していた玉谷海実ちゃんは
残念ながら合格できなかった。
でも全力パフォーマンスで
自分をぶつけていったあの姿を私は忘れることはない。
コロナと長雨の異常気象に振り回された暗い2021年夏。
だけど、ここにはアイドルにかける女の子たちの
どこよりも暑い夏があった。

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アイドルを応援する原点

玉谷海実ちゃんと出逢ったのは
showroomの星集めでたまたま(たまやちゃんだけに)
見かけたことだった。
視聴者が少ないため、roomに入っただけで分かる。
そんなたまたま入った人を1人として見逃さない!
自分のファンにするんだ!!
海実ちゃんの礼儀正しくて真剣な想いは
すぐに伝わってきました。
そしてアイドルを応援するきっかけを思い出しました。

人生で一番のどん底の時。
辛いことや悔しいことに苦しみながらも
笑顔で立ち向かおうとする姿を見たこと。
「自分は何をやっているんだろう」
前を向くことができました。
何かを目指そうとする人の姿は凛々しい。
海実ちゃんの一生懸命さが
私に「原点」を思い出させてくれました。

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夢と現実の挟間で

アイドルを応援してきて気がつけばもう8年。
応援すればするほど冷たい壁というのも経験した。
外側で観るファンでこれだけ感じるのだから
アイドル自身はもっと厳しい現実にさらされてる。
だからこそ、
応援することは楽しいことばかりではない。

推しといっぱい笑った。
そしていっぱい泣いた。
出逢いもあった。
同じだけ別れもあった。
そんな積み重ねで絆を紡いできた。

今回のオーディション。
何度もオーディションを経験したアイドル経験者もいれば
海実ちゃんのような初めての子もいた。
受験時点で多くのファンを抱えていた参加者もいれば
海実ちゃんのようにほぼ地盤ゼロから始めた子もいた。
そして何より合格した子に感じた
天性とも言えるアイドルとしての「素質」。
それは努力だけではどうしようもない
ある種の「現実」を見せつけられた。

だからこそ...
海実ちゃんの挑戦に拍手を送りたいのだ。

私には推し(STU48の原田清花さん)がいるが
出逢えてることは奇跡だと思える。
こうやって挑戦してもなれない子が大多数だから。
それに気づけたこのオーディションは
私にとっても大切な場でした。
デビューが決まった10人を
今後も見守っていきたいと思うし
オーディション後の配信で
年齢のこと、生い立ちのこと、立ちはだかる現実のこと。
すべてを赤裸々に話してくれた
玉谷海実ちゃんの今後も温かく見守りたいと思います。

応援することは難しい。
でもその先にいつか笑顔が待っていることを信じて...。

            

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