カメコ初挑戦奮闘記
きっかけはカレアイとSTU2期生の周年が被ったこと
8月、10月3日に誕生1周年を迎える、
カレアイ(可憐なアイボリー)の1周年記念ライブが10月23日に開催されることが発表された。
一方、10月27日はSTU48の2期生の最終オーディション日でこの日が2期生の周年記念日となっている。
カレアイが23日になったとはいえ、27日より前に周年ライブはあるまいと高をくくっていたが…
9月23日、10月23日にSTU48 2期生 3rd Anniversary Liveの開催発表。
被ることはいつか来るとは分かっていたが、
よりによって周年が…
でも、そうなった時はSTU48を優先すると、
カレアイを応援する時に決めていた。
予約していた10月23日の東京行きの飛行機をキャンセル。
しかし、カレアイに対する罪悪感はもちろんあった。
「そうだ、カメコ始めよう」
カメアイのライブにも「カメアイ席」はあった。
STUの5周年コンサートにも「カメコ席」はあった。
すごい写真が多くてびっくりで、メンバーも喜んでいて。
しかしカメラの知識・技術などほぼゼロの私にとってはカメコは無縁と思っていた。
しかし、カレアイを捨ててSTUに行く以上、
現場には行けないがカレアイの今後に繋がる何かはしたい。
それが「カメコ始めよう」と思い立ったきっかけの一つ。
もう一つの理由は、
マンネリ化してる自分のヲタ活を変えたかったこと。
新しい何かを始めないと、、、
そんな危機感は「可憐なオイボレー」の年齢になった私に心の奥にずっとあった想いだった。
何とかの手習い
そんなわけでカメコを始めることにした。
まず、必要な機器類を調べる。
ヲタ活でひっ迫している私の財政では購入は到底無理。
レンタルすることにした。
次にカメラとレンズの選定。
ここから分からない言葉だらけ。
ネットで調べたり、本を買ったりして
一つずつ知識を増やしていく。
そしてカメラとレンズを決めてレンタル。
まずは1週間前に福岡市内の地下アイドルのライブでテスト撮影をしてみた。
いざ、初カメコ
プロの方は「マニュアル撮影」がいいとおススメするが、
自信がなく、全自動撮影機能を使って撮影。
でも、携帯の写真では無理な上の写真のような、動きのある写真が撮れる。すごい。
1週間後が楽しみになってきた。
しかし、まだまだ不安は消えない。
設定の仕方で写り方は大きく変わる。
調べていく中で「f値・シャッタースピード・ISO感度」の
3つのバランスが大切なことが分かって来た。
しかし、それを照明が次々に変わるライブの現場で実践できるか、演じるアイドルと同じく、準備はしつつも本番勝負である。
そして、本番。
「カメコタイム多いよ」というあるメンバーのツイート通り、
撮影可は全23曲中12曲。枚数は570枚を超えた。
私がレンタルしたカメラには「瞳AF(オートフォーカス)機能」があって、
目線が合うことで被写体(推し)をメインに撮ることができる。
ひたすらシャッターを切りまくった。
その結果、撮った枚数は570枚を超えた。
終了後、会場を足早に後にして近くのネカフェで撮れた写真を観る。
最初は不安で全自動撮影機能を使ったが映り方のバラつきが多く、途中からマニュアル撮影に切り替えた。
(f値2.8、シャッタースピード1/640、ISOは自動)
とても曲や照明に応じて変える余裕はなかったが、その結果、写真の画質は安定した。
なかなかの撮れ高(とその時の自分は思っていた)。
取り急ぎ帰りの新幹線で数枚、TwitterにUPする。
多くのファボ、RTをいただきうれしかった。ありがとうございます。
大量の写真の選別と現像の問題が…
しかし、そんな満足感もあっという間に焦りに変わる。
なんたって、こういうのは鮮度が大事。
少しでも綺麗で可愛い推しの写真を上げたいという気持ちと、そのために費やす時間のなさである。
プロの方は「RAW現像」という方法を使って、細かく加工をするそうで、私もRAW対応形式のファイルでも保存したが、仕事は連日2~3時間の残業(11時間労働)。
1日数枚アップするのがやっとだった。
さらにもっと大きな課題がやってくる。
推しを拡散するために。推しが喜ぶために。
私の推し(原田清花さん)はこのライブの前日に髪を切ってボブにしてきた。
そのため反響が大きく「#カメコSTU」のハッシュタグと同時に
「#原田清花」「さやかりん」がTwitterのトレンド入りした。
多くのカメコの方が彼女を撮ってアップしてくれて、彼女も多くの写真をTwitterに上げていた。
そして、彼女が選んだツイートの写真を観て大きな失敗に気付く。
推しを拡散することを考えて撮る写真と、
推しが喜んで選んでくれるような写真は、
同じようで実は違うんだな…と。
ほろ苦いカメコデビューとなった。
でも、ビギナーが最初からそう上手く行ってはいけないのだ。
大きな勉強となったし、次回はリベンジするぞ!と思った。
次のお話し会でも彼女に感想を訊いてみたいな、と思う。
まとめ
① カメコは特別な技術がなくてもできる!
② カメラよりもレンズが重要。
(今回は正直レンズの望遠が足りなかった。今回は舞台まで約15mの距離だったが、換算で600mmは必要と思った)
③ 推しを正面から撮ることに囚われず、あらゆる角度から撮れる余裕。
④ 推しのいろんな表情やシーンを切り取れるようになりたい。
⑤ 次の機会までに現像についてもっと勉強しておきたい。
⑥ 何よりも大切なことは推しを知ってもらうこと!
その追究が推しに喜んでもらえる写真にもなる(順番間違えない)
反省点は多いけどカメコの楽しさに気付けたことは確か。
次もカメコ席申し込むぞー!