roots
roots〜私の原点を見つめ直す旅〜
10月は『秋の乗り放題きっぷ』が発売される。
別名『秋の18きっぷ』と呼ばれるもので、
全国のJRの普通列車が３日間乗り放題。
これを使って３週連続、旅に出た。
私の原点…rootsを訪ねる旅。
① 10/9〜10/10 出雲路へ。
まずはすっかり落ちてしまった
私のテンションを立て直すため、
永平寺とともに私のパワースポット、
出雲大社へ。
良縁祈願ですね。
正門から入ると清々しい空気に、
私の穢れが浄められる感覚になれる。
お守りを授かりました。
出雲大社からは推しサイカラーの一畑電車で
松江へ出て米子泊。
２日目は『ドキュメント72時間』で取り上げられた、
黄泉比良坂へ。
生命を考えさせられる一時でした。
大切な人と同じ時を生きられることに感謝。
ここにいられることに感謝。
志半ばで逝った、弟、仲間、教え子のことも、
手紙に託して送りました。
次に八重垣神社へ。
占いが良くて嬉しかった🙏
② 10/13〜14 瀬戸内から東京へ。
10月13日、金曜日。
私にとって生涯忘れられない悔恨の日である。
当時、付き合っていた彼女のお父様の命日である。
彼女のお父様は難病のALSに冒され亡くなった。
なったが最後、治療法がない病気になり、
表には出さなかったが絶望していた彼女を、
もっと支えることができたのではないか。
お亡くなりになって20年以上経つが、
今でもその問いかけは続いている。
『大切な人を守るとは』
瀬戸内の小さな町の港に来る度、
思いを新たにするのだ。
そして東京へ。
推しが出演する舞台を観る。
念願だった舞台出演を果たした彼女は輝き、
物語と同じようにまた一つ成長していた。
私は置いて行かれてないか？
③ 10/21〜22 新たな旅へ。
３週続いた旅のラスト。
これで終わるんだ、と覚悟して家を出る。
羽田へ向かう飛行機。
何度も眺めた電車から見る東京湾。
緊張はしていなかった。
だけど胃は痛かった。
会場に着く。
想いを伝えた。
相手も正面から向き合ってくれた。
自分の行いを叱ってくれた。
これからどうするのか、
ちゃんと『対話』できた。
４年間という重ねた時間に嘘はなかった。
長い旅の果て、
また新しい旅路を歩む。
早速、困難に直面しているが、
一度、生まれ変わった身。
怖がらずに前に、
自分が信じる道で生きていきたい。
もう、あんな後悔を重ねないように。