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【第七弾】ABC理論:ムカつく奴からサヨナラ。ABC理論で『いい奴』に変える!


はじめに:ムカつく人、いませんか?


職場や日常で「なんであいつ、あんなこと言うんだ!?」とイライラすること、誰にでもありますよね。でも、相手に対する「ムカつく」という感情は、実は 自分の考え方(信念) が影響していることをご存じですか?
心理学の ABC理論 を使えば、あなたの心の負担を軽くし、ムカつく人が「いい奴」にすら見えてくるかもしれません。私は、この理論で数々のムカつく奴を「いい奴」に変えてきました。コツを掴めば簡単!

ABC理論とは?


ABC理論は心理学者アルバート・エリスが提唱した理論で、以下のような構造です。
• A(Activating Event):出来事
• B(Belief):信念・考え方
• C(Consequence):結果・感情

人が感じる「ムカつく!」という感情は、A(出来事)→B(信念)→C(結果) の流れで起こっています。つまり、「B(信念)」を見直せば、「C(感情)」を変えることができるのです。

ステップ1:ムカつく出来事(A)を書き出そう

まずは「何にムカついたのか?」を具体的に書き出します。
例:
    同僚が自分の手柄を横取りした。
          上司が理不尽なことを言ってきた。
    友人が約束をドタキャンした。

ステップ2:自分の考え(B)に気づこう

ムカつく原因は、出来事そのものではなく、自分の考え方や信念 にあります。
例:
• 「自分を軽く見ているんじゃないか?」
• 「そんなの絶対許せない!」
• 「私は常に評価されるべきだ」。

ここで重要なのは、「ムカつく感情」を引き起こしている 自分の信念 に気づくことです。

ステップ3:考え方(B)を書き換えよう

信念を書き換えることで、感情をポジティブに変えることができます。
具体的には、以下のような視点を取り入れましょう。
• 相手の背景を想像する
「同僚も評価されたいのかもしれない」
「上司もストレスがたまっているのかも」。
• 自分の成長のチャンスだと捉える
「手柄を取られても、自分は確実に力をつけている」。
• 絶対的なルールを疑う
自分の信念の逆サイド側を考え想像する。
「約束は守らなければならない」という信念が強すぎないか?
「まあ、たまには仕方ない」と緩めてみる。

ステップ4:気持ち(C)がどう変わったか振り返る

新しい信念を取り入れたことで、心が少し軽くなったと感じませんか?
例えば、
• 「あいつも大変なんだな」と思えたら、怒りが少し和らぐ。
• 「この経験で自分の評価が下がるわけじゃない」と感じれば、余裕が生まれる。

ケーススタディ:こんな風に変わった!


例:手柄を横取りされてムカついた場合

A(出来事):同僚が手柄を横取りした。
B(信念):自分が正当に評価されるべきだ。横取りは許せない。
書き換えたB:あいつも、評価されるのに必死なのかもしれない。今は黙っておこう。周りは本当に頑張っている人を見ている。
C(結果):イライラが減り、次は自分の努力をしっかり見せようと思えた。

例:電話に出ようとしないムカつく同僚

  A(出来事):同僚が全然電話に出ない。
B(信念):皆んな、平等に電話に出るべきだ。
書き換えたB:電話に出た数を、平等に測るのは現実的ではない。もしかしたら、自分がいない所では電話に出ているのかもしれない。電話が苦手なのかも。
C(結果):自分の考え方が思い込みかもさしれないと思え、電話に出ない同僚が気にならなくなった。


まとめ:ムカつく感情は自分で変えられる


人は簡単には変わりません。でも、あなた自身の 考え方 を変えることで、 ムカつくアイツ は「そんなに悪い奴でもないかも?」と思えるようになります。
ABC理論を使って、心の負担を減らし、毎日を軽やかに過ごしてみませんか?

最後に一言


ムカつく感情に振り回される時間が減れば、その分 あなたの大切な時間 が増えます。「いい奴」に変わるのは、実は あなた自身の心 なのです。

この記事を通じて、少しでも悩みやストレスを軽くできる人が増えると嬉しいです!

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