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【元従業員推奨】ホテルでの防犯と「起こさないで」札の使い方【決定版】

ホテルの客室内ミニバーの補充・点検のため、客室フロアによくいる私。
従業員として、ニホンジンとして私がホテルのドアに下げる「起こさないで下さい/掃除してください」の札について思うことがあります。

まずはここだけ押さえておけば大丈夫!という「旅行者のダジュール・ルール」をお伝えしますので海外旅行に行く方、特にフランスのホテルに泊まる予定のある方はチェックしておいてください。

各ルールの理由についてはフランスの少々リアルな事情がございます。人によっては多少ショッキングに思われるかもしれませんのでNoteでお伝えしています。フランスで働く為のメンタリティや現場の労働事情などを知りたい方はぜひ記事をご覧ください。

ホテルでの防犯と「起こさないで」札の使い方

旅行者のダジュール・ルール

・ホテルスタッフはコンシェルジュを通して使え!(一般的にフランスのホテルスタッフがニホンのホテルのようなオールマイティーなサービスをしてくれることはありません)

・外出時、ホテルの部屋のTVはつけっぱなしで!

・ドア付近に持って行ける様なものは置くな!

・下着はせめてワードローブ内へ!


「NE PAS DERANGER 」(起こさないで下さい)の札

ホテル従業員として、ニホンジンとして私がよく思っていたこと、それは「NE PAS DERANGER 」(起こさないで下さい)札の威力。

この札があるとホテルの従業員はお札を貼られた悪霊みたいにもう絶対にノックもできず、用があっても入れません。従業員に対してものすごい威力があります。

なので、10時以降も寝ていたい方は夜寝る前に必ずこの札を下げておくことを強くオススメします。

なぜならば「自分達の労働時間の都合で」がんがん入ってくるホテル従業員が多いのがフランスだからです。私でさえ「後5分で出るけど」と言われても、業務時間の都合上「今、見せてもらっていいですか?」って引き下がらない時もあります。フランスでは労働者側の時間配分のほうがお客様のご都合よりも上なのです。

それでもクレームが入らないのはコートダジュールが美しすぎて、まばゆすぎて、お客様の脳内がその光に魅せられている状態なので「も~!フランスのサービス業はこれだから、、、ま、いっか♪」となるからだと思っています。


「MEKE UP ROOM」(おそうじお願いします)の札

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反対に「MEKE UP ROOM」の札。これが下がっていると躊躇せず入室できて従業員的には大助かりなのですが、、、。(札があったので二人組で意気揚々と入ってったらお客様がシャワーから裸で出てきて「ギャー!パルドン、エクスキュゼヌ!」と慌ててスタコラ退散したことも)

でも、外国のホテルで「この部屋には誰もいません」って宣言するのって、無防備といえば無防備ですよね。

実は〇〇が多い高級ホテル

私の勤務するホテルは4星LUXE(現在は5つ星)なのでさすがに今まで客室での盗難事件は聞いたことないけれど、、、


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