幸せとは、主観で見た現状への満足度
以前、Noteの記事を拝読させて頂いていたときに、自己満足の追及こそ幸せの秘訣だと感じましたが、自己満足を追求しても、なぜか物足りない感覚があるな、これはなんでだろうかと自問自答していた、今日この頃。
自分の中で1つの結論が出ましたので、本日はその結論至ったプロセスを記事にしようと思いました。
幸せという、原始な感情を理解しようと考えるときに、人類の進化の過程を踏まえて、今までの命を繋いできた遺伝子のメッセージを紐解きにいくと、この感情が理解できるはずという切り口で、考察を進めていきました。
人類は約20万年前、アフリカ大陸を離れて、ヨーロッパやアジアの方へ進出を始めました。我々のご先祖様のアダムとイブは、現状の環境へ耐え切れず、もしくは飽きなき好奇心に従い、新天地を求めて、故郷を旅立つのでした。
人の幸せは、長続きしないようにできていますし、次から次への幸せを追い求めて、昨日より今日、今日より明日は、もっとより良いことを夢見て、現状打破し続ける。もしくは、現状維持させるために努力を続けていきます。
これは、きっと20万年間、人類はそうやって仲間を増やして、繁栄を優先させてきましたし、現状に満足しない心のポジションが、人類の進化に貢献したといっても、過言ではありません。
例えば、現在、人類は世界中で繁栄していますが、マンモスを追って、アラスカ海峡を横断し、最終的に南アメリカ大陸まで到達した痕跡が見つかっています。それは、マンモス狩りで生計を立てていた種族が現状を維持するためには、当然のことですし、最終的にマンモスは人類に駆逐されてしまい、絶滅させられてしまいました。人類は繁栄の過程で、数多くの動物を絶滅に追い込んでいます。それは、まさに弱肉強食の世界で、その時代には、食うか食われるかの死闘がありました。非定住タイプの人類は現状に満足せず、厳しい環境の中で、狩人として前向きに生きていたのではないかと推測しています。
では、恵まれた大地を見つけた人類はどうでしょうか。人類はその恵まれた大地を楽園として、定住したことでしょう。綺麗な水、十分な果物や魚、野生動物を捕まえながら生活できるので、幸せな生活ができたのではないでしょうか。
つまり、人類の足取りはこうです。
①人類は、楽園を求めて新天地へ。(不満から現状打破、現状突破)
②楽園が見つかる前では、旅を続ける。(不断の努力)
③旅の中で楽園が見つかると定住する。(現状維持、安定化、幸福状態)
つまり、自分のとっての楽園を見つけて満足すると幸せは感じられる。但し、満足してしまうと努力しない、または競争もないので、成長も進化も止まってしまうというジレンマですね。
幸せを感じながら成長するためには、現状に100%満足しつつ、120%を目指して楽園をより良くしていくが理想形ですかね。幸せを追求するあまり、肥大し続ける、ニンジンを追う馬のようにならないよう、お釈迦さまは「足ることを知る。」と説いています。満足しない心では、幸せは遠いということなのではないでしょうか。
幸せとは、主観で見た現状への満足度
幸せは、客観的なものではなく、感情ですので、主観で現状をどう思うか。
経済面、健康面、人間関係、恋愛、仕事や学校生活、家庭環境など、人生において重要のファクターで、自分は楽園にいるなと感じられるポイントはありますでしょうか?
幸せを追求するあまり、理想郷があまりにも現実をかけ離れてしまうと、それはもう、現状は地獄のように感じてしまうかもしません。幸せを感じるためには、現状を受け入れ、感謝できる点をたくさん見つけて、満足することが近道だと思いました。
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