「サンシャインの公式スピンオフ」という前提条件以外の9人が揃う意味

心の音とは

ヨハネとライラプスの会話や9話でのライラプスの発言から
魔法の存在自体はほぼ確定であるといえる。

心の音≒魔力とすると

歌や演奏、言葉を交わすことによって心が動いて何らかの変化があったときに魔法が発動する。

ヨハネとライラプスの出会いがあり、
母との約束がヨハネとライラプスの間に何らかの魔法効果を生じた。
ライラプスの声がヨハネに聞こえているのもおそらく魔法の力。

この段階ではライラプスといることが条件と思われる。
心の在り処も重要になってくるだろう。

ハナマルに聴かせたあの切り株は一種の結界や封印。
それが、異変に何かしらの関わっているのかもしれない。

心があそこにあるままで、かつ、ライラプスとも離れてトカイに行ったので、歌で人々の心が動かなかった。

ヌマヅに戻ってもう一度あの場所で歌い、ハナマルからのおかえりで心の音を取り戻した。
杖の顕現がそれを表しているのだろう。

ダイヤ、ルビィ、チカ

心の変化や動きが魔法を発動する条件だとすれば、共にシカを助けるための共闘で4人の想いが一つになったことが大きいだろう。

あの場にはミトとシマ…トミーとメルシーもいたが、チカもといケイティとの違いはオカリナ。

ケイティのオカリナをヨハネが吹いたことで二人が繋がった。
ダイヤとルビィは、
ダイヤについてはハナマルに紹介されたことやヌマヅに帰ってきたという言葉も言われている。
そしてルビィは妖精。
明言されていないが、大きくなれるのも魔法だとすれば、オカリナのようにダイヤとヨハネを結ぶ要になったとも言える。
何より、ヨハネの言葉でダイヤ、チカ、ルビィの心が動いた描写とも取れる。

そうして、4人の心が重なり動いたことで挿入歌として魔法が展開された。

オカリナも一種の魔法道具なのでシカを鎮める効果があったのかもしれない。
ビッグ・マムも何か知ってそうな雰囲気だった。

ハナマル、ヨウ、カナン

前述したように心が動くことが大事なら、
カナンの名言や4人で一緒にブランコを直したこでヨハネの心が動いているといえる。

ハナマルと何かを一緒にするのもおそらくヌマヅに帰ってきてから初めてで、ハナマルもヨウとカナンと繋がれた。

“心動かせばメロディに
揺らせばリズムに
重ねればハーモニー”

※「ワンピース/斉藤朱夏」の歌詞より

挿入歌は心の音が譜面になったことに発動する魔法の表現。

ヨハネ、マリ、リコ

マリは魔王の血族であり、角の力でヨハネの歌を聞いているし、心の変化を感じている。
自身もヨハネに手を引かれ影から光へ出ることができた。

リコは過去描写や動物学者という立場からライラプスがヨハネと意思疎通を取っていることを感じている。
これも心の音や繋がりと関係しているように思える。

ヨハネとマリと本音を打ち解け合うことで、心が重なりハーモニーとなった。

杖に刻まれる紋章は心の音が繋がった証ではないだろうか。

この杖はヨハネとライラプスの魔法、それに関連して生じる異変。
言ってしまえば、呪いを解くカギのようなものであり、今のヨハネにとって心の拠り所。

9人の紋章が円環をなしていることで術式が構築され、女子会と夏祭りを経て全員の心が一つに繋がった。

なぜ9人でなければいけなかったのか。

ヨハネと心が繋がって、ヨハネ自身それを自覚したのがこの9人だった。

母からの課題も一つの魔法であり呪いなら、
同世代で
「自分にしかできない楽しくて仕方ないこと」
をしている9人。

ツキとコハクはなぜ入らないのか

コハクに関しては、
「ダイヤを支える」
ことが心の音であり、同じ場所に立つことは自身が認めていないのではいないだろうか。
ゆえに、ヨハネとも一定の距離がある。

ツキは寫眞屋。
寫眞は被写体があってこそなので、ヨハネたちと一緒になにかすると言うより、それを写して支える側としての面が強い。

故にヨハネの心とより強く繋がったこの9人が選ばれたのではないだろうか。


あとがき

拙いなぐり書きをさいごまで読んでいただきありがとうございました。
サンシャインもといAqoursのファンにとって、もう一度あの9人がアニメとして動いているだけで、大満足ご褒美です。

ラブライブなら主要キャラがはじめから決まっているのは王道ですからね。

だだ、OPEDはアーティストAqoursとして、
挿入歌はあくまでそれぞれの名前のヴァリアス・アーティストとして描かれています。

せっかく夏の新規アニメなのでここらか入ってくれる人もいるだろうと思い、伏線みたいな楽しみ方もできないかなと。
多分穴だらけの完全に自己満の妄想です。


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