決断すること
今日職場で少し困ったことがありました。
ある部門の長の方に、今度新しく導入する使い捨てのエプロンについて、どういったときにそれを使用するのか。どのタイミングで交換するのかなどを聞いたところ、
「好きにすればいいんじゃない?」
と面倒臭そうに言われました。
それは私達の部門だけでなく他の部門の方にも同様の対応だったそうです。
上のものの役割で特に重要なことは
「決定すること」
だと私は考えています。
正直、正解や不正解がはっきり分かるものならわざわざ上の決定を仰ぐことはしませんが、
良いも悪いもないようなこと、メリット・デメリットが両天秤で決めきれないことはとにかく決定するというプロセスが大切になります。
とにかく決定し、組織としての統一した動きをすることで、様々な部門での比較検討ができ、今後の改善に繋いでいけるからです。
しかし決断を曖昧にし、統一した動きが出来ない、または動き出せないことは、組織としてのまとまりを阻害し、また動かないことにより時間を失っていくデメリットがあります。
しっかりとした情報収集を行い、各部門との相談や調整を図ってもなお決めきれないような事柄であれば、
とにかく決定し、動いてみて、その後に再調整をかける。
ということで良いと私は思います。
それでも反対する人がいる場合もありますが、その場合でも反対意見を十分に言わせた上で、
「あなた達の意見は分かりました。ですので1ヶ月はこのやり方で動いてみて、また意見を頂けるとありがたいです。」
と期間を決めるなど条件付きの決定とすることで話は通りやすくなります。
とにもかくにも決定すること。
そこには不安や迷いや戸惑いはあるとは思いますが、
上に立つものだからこそ、そこから逃げてはいけないと思います。
また私自身にもそういい聞かせて、
明日からの仕事に取り組んでいきたいと思います。