少人数会議のススメ

今日は新規の利用者の方の対応について少し問題が出たので、急遽ですが通所リハビリのメンバーを集めて話し合いを行いました。

個人的にこの少人数の会議をとても大事にしています。

意思決定の際に

一人で決めると独裁的

二人で決めると意見が割れると対立し

大人数だと意見を言わない、言えない人が多くなり時間の無駄が多いです。

ですので5〜6人で職種の違う人で集まっての話し合いを定期的に行っています。

今回は問題があったので急遽でしたが、それ以外にも相談員さんや介護さんからの利用者様の情報や介護としての意見を聞いたりする場として活用しています。

人数が多いと、「私が言わなくても誰かが言う」「こんなに沢山の人の前で意見を言うのは抵抗がある」などと考え意見が出ないこともありますが、

少人数だと「この部門の意見は私が言わないといけない(他に言う人はいない)」状況になり、結構意見が出るようになります。

管理者である私は、最終的に組織としての決定をしなければならないため、全員の意見を採用することは出来ません。

しかしどんな意見でもその話は最後までしっかりと聞き、相手に話尽くさせて、

「組織としての決定はあなた達の意思に沿うものではなかったかもしれないけど、あなた達の話はちゃんと聞いた上での決定です(あなた達の想いはちゃんと聞いています)」

という事を行動で示せるようにしています。

今日の会議は、会議になる前は相談員が個別で話を回していましたが、その時はかなり揉めました。

まして相談員の言い方も引っ掛かるものがありましたし…(笑)

しかし会議の場では、相談員の話し方も比較的穏やかで、介護さんも感情的にならず話し合いができたと思います。

以前より会議の質が上がっていることが今回の発見でした。

私達を成長させてくれるのはいつもご利用者様です。
ご利用の皆様に感謝しないといけないですね。

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