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「SHOCK」と私
私は、風間俊介くんのファンとして18年近く活動しているが
ジャニーズ事務所に興味を持つキッカケになったのは
堂本光一くん(とKinKi KIds)だった。
光一くんを観てみたいと思う私は
必然的にSHOCKという作品に出会うことになる。
初めてのミュージカル&帝国劇場。
そんな私の基盤を作ったといっても過言ではない作品が
20周年という節目なので、振り返ってみる。
個人的な主観なので、その辺は大目にみてほしい。
■始まりは、ショー劇・SHOCK
2001年12月、初めて帝劇で観劇することに。
2階F列の下手側の席。
これだけははっきり覚えてる。内容はうっすらなのに。笑
1幕後半で下の方が見辛くて前屈みになってしまい、後ろの席の方に注意を受ける。
見ず知らずの他人に注意されるという初体験、
作品とは関係ないところで、最初の衝撃。
今やお馴染みの
「前屈みになりますと後方のお客様の妨げに・・・」の
ご案内がなかったのか、はたまた耳に入らなかったのか。
とにかく、初心者丸出しだったことは間違いない。ごめんなさい。
観劇もミュージカルも何もかも初めて。
そんなSHOCKの感想は
「わからない」の一言。
光一くんはとってもかっこよかった。
噂にきいてたフライングもすごい。
ド派手な演出も、曲も、ダンスも素晴らしい。
なのに。
ストーリーが・・・何が言いたいのか・・・わからない!爆
なんでなんでなんでーーーーーー???
私の理解力が低かったのか
はたまたジャニーさんのお家芸・トンデモ展開の洗礼か。
マスコミは「素晴らしい」という。
ファンも「素晴らしい」という。
なのに自分には理解できない、
という初めての経験に苦しむ。
結果、初めてのSHOCKはあまり良い思い出ではない。
■再会のチャンスは意外と早かった、2002年の6月公演
風間くんを追いかけ回していた私は
もうSHOCKは見る機会もないだろうと思っていた。
(風間くん>光一くん)
しかし。
ジャニーズ事務所は一筋縄にはいかないもの。
MA秋山くんのサポート役や代役を担うことが多かった風間くん。
SHOCKにおいても例外なく、代役を担うことになる。
風間担の私に観ないという選択肢はない。
理解に苦しみもがきながらも
風間くんが観たいという気持ちだけで
SHOCKに通いつめる道へ猛進した。
■SHOCK愛はノン・ストップGOGO
2003年SHOCK is Real Shock
2004年Shoking SHOCKでは
風間くんを介して、SHOCKヘの理解力愛情を育んでいくことに。
秋山くんの代役を経て、ようやく自分の役を得られた風間くん。
さらに生田くんを始め、大量のジュニアが出演したこともあり
共感・共有できる仲間を得た私は、SHOCKの沼へ深く潜っていく。
柱にぶつかり着地、SMGO!
大きな顔、怖い!!!
兄のヒカルって誰やねん。コウイチじゃん←
なんで、バイクで移動して橋から落ちたけど、ツバサ・トウマだけ怪我するの?
柱にぶつかっても、橋から落ちても、コウイチ最強説。なのに、不幸連続。
何枚も何枚も剥がれるマスク。
にゅーよーくにゅーよーく。れっつごーとぅとーきお。
「ニューヨークに行ってもがんばってね」とエールを贈る藪。
モリだぁ、モリをもってこい!せんちょーーーーーーー
海辺の白いベンチに座るライバルを、ヒカルの幽霊が励ます。
そんなすぐに歩けて、そんでニューヨークいっちゃうの?
劇場の権利、盗まれるとかそんなことある?
え、カンパニーに悪魔!!!!!!!!
名セリフ「僕は悪魔の子じゃない!!!!」
昔のSHOCKのシーンの数々。
順不同。思いついたものから書き出したので。
この頃から、ミュージカルに慣れて
ストーリーの疑問に負けず、細部まで観られるようになると
ジャニーさん演出がクセになっていた。
いや、いくら考えてもトンデモ展開には変わらないのだけど
それを納得させられてしまう演出のパワーと
出演者たちのパワーに魅せられてしまったんだなぁと思う。
20周年の会見で、何度も触れられている
上田くんが大暴れしていたのは、この時期。
光一くんも若くて、良くも悪くもパワーに溢れていたし
KAT-TUNは言葉が悪いけど調子に乗っていたのは感じられる状況だった。
風間くんや生田くんや他のジュニアのみんなが真面目に取り組んでいるのに!
って、当時の私もイライラした時もある。
今思えばだけど、あの荒々しさから生まれる特別なパワーが
魅力的だったとも感じるので、賛否両論あるだろうけど私は好きだった。
後輩ジャニーズの人々が、SHOCKの話をすると
だいたいがこの時期の話をしていると思う。
KAT-TUN、旧ABC、キスマイ、NEWS、平成も出てたかな?
当時ジャニーズJrは、光一くんの背中を見て
日本一の劇場で、エンターテインメントを学んでいたんだね。
その時のSHOCKに、いち観客として少しでも関わっていられたことが
勝手に誇らしかったりする。
■心が離れるEndless SHOCK
光一くんが本格的に始めた2005年から
風間くんの出演が無くなり、私も見る機会が急激に減る。
生田くんのファンの友達が多かったので連れられて観に行った時、
変わり果てたSHOCKに衝撃を受ける。
ストーリーの軸がしっかりと立っていて
とにかく観やすい、かっこいい。
荒々しいパワーに溢れたジャニーさんらしさ満載のSHOCKに
どっぷり浸かっていた私には、非常に物足りなく感じてしまって
一気に熱が冷めてしまった。
■客観的に捉えるEndless SHOCK
SHOCKから離れた時期に
風間くんがさまざまな外部作品に出演したことや
テーマパークのショーにハマったこともあって
ジャニーズ以外のミュージカルや演劇をたくさん観た。
劇団四季、宝塚、東宝ミュージカル、歌舞伎、朗読劇など
SHOCKをキッカケに、舞台という世界を自ら広げるようになった。
おかげで、ジャニーズ作品の贅沢さ、華やかさ、独自性に気付かされていく。
ジャニーさんの独特すぎる世界観を
光一くんなりに砕いて、再構築したのが
Endless SHOCKだったのではないか。
ジャニーズのファン以外でも楽しめるものにしたかったのではないか。
そもそも、光一くん自身が
「出演しつづけたい」と思うような作品にしたかったのではないか。
そう思えるようになるまでは、数年の時間を費やした。
■あの星に手を伸ばし、掴まえるその日まで
ヲタクな活動を共にしている友達に
生田くんから降りて、屋良くんファンになった子がいる。
彼女はSHOCKが大好きで、しきりにSHOCKの話をしてきた。
「ジャニーさん演出じゃないし」と、まともに話を聞かない私に
彼女は必死にEndless SHOCKの良さを語り続ける。
舞台映像やドキュメンタリー映像を見せてきて
「今見たら、絶対好きだから」と説得してくる。
あまりの熱意に負けて、久々に帝劇でSHOCKを観た。
たぶん2012年〜2013年頃だった気がする。
ジャニーさんから引き継いだ華やかなショーと
観客が感情移入できるストーリー性が合わさって
なにこれ、好き!!!!!!と改心。
物足りないと思っていた自分が幼かった。
それと。
堂本光一、いくつになっても本気の王子様すぎる!!!!!!!
Kinkiのお二人とも、私は30代に突入してからの方が好き。
なんなら40代のお二人はさらに好き。
そして再び、SHOCKを観る生活へ。
辞めてしまっていたファンクラブも入り直して
毎年、SHOCKを見ることが恒例に。
自分が大好きすぎた頃のSHOCKを思い出せるし
新たな取り組みにも心は躍る。
すべてが完璧、だなんて思ってはいない。
光一くんのお歌が不安になることもある。
(離れてる時期に井上芳雄さんに出会い、彼の歌唱力に惚れた経験済)
体力的に衰えてきていることもあると思う。
(ショー内容の変化とか、そういうとこあるよね?)
それでも、挑戦し続ける、すべてのプレッシャーを背負っている姿を含めて
SHOCKなんだと思っていて、ぜーんぶひっくるめて大好きである。
心通う仲間たちと、揺るぎない想いを信じて、走り続ける。
それがいい。光一くんが今できるすべての力で表現してくてる
そのステージを観続けたい、それだけ!!!!
■最後に
長々と書いてしまったけど、私はこの先もSHOCKが上演され続けるかぎり
観れるチャンスをいただけるかぎり、一生ついていく。
そう思える作品に出会えた幸運に感謝。
そして。
叶わない願いと思いながらも・・・
風間くんが再びSHOCKに出演してくれることを
願わずにいられないのである。笑