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【☆62話☆】9/8中山11R・京成杯AH(先輩猫店員・ロシタン)

明日の重賞は、ボクが予想するよ! 8月は関屋記念もCBC賞も、ボクが担当した重賞はどっちもロォン! 秋の重賞もやったるからね! あ、なんか「令和の米騒動」についても運営さんが小話用意したみたいだから、まず、それから読んでね! #京成杯AH  


最初に、本日より始まった秋の新キャンペーンのおさらいです。

残暑厳しいとて、季節はもう秋。
だんだんお外も涼しくなってきます。そんな涼しさをさらに増長させるべく、おどろおどろしいサムネイルで登場した「2024・秋競馬ミステリーキャンペーン」。ほとんどが謎に包まれたまま走ります!

ミステリーだけあって、キャンペーン詳細については謎のベールに包まれたまま明かされることなく、当面の間はたんたんと進行します。これを、読者の皆様も予想しながら毎日の競馬を楽しまれても良いかもしれません。

そんな中でも、いまお知らせできる情報がコチラ!

開催期間:9/7(土)~9/22(日)の中央競馬開催7日間。

謎解き回答編(キャンペーン詳細発表):
9/21(土)夕刻にアップする「日曜コラム」にて

キャンペーン抽選・当選者決定:9/23(月) 

コレだけ発表して、後はすべて謎に包まれたミステリー。
読者の皆様は、いつも通りに競馬をお楽しみいただき、予想記事をキッカケとしたロォン!報告を送っていただければその瞬間にエントリーとなりますし、報告の数が多ければ多いほど、チャンスは増大。

当面の間、なんだろう君(古っ)になっていただき、タメにタメたところで全貌をお知らせ。ミステリー解明となります。

この秋、みんながミステリーハンターに! ふしぎ、発見!!
どうぞお楽しみいただき、ロォン!報告をお送りください。



さて、スーパーに米がない。どこにもないんだ。
この異変に気付いたのは先月・お盆の辺りから。とにかくどこに行っても、本来山積みなっているお米の棚は、どこもガラガラ。


特に、我々の喫茶店のある地域は、そのころ「あの大震災」を思わせる震度5強の直下型地震が起きたばかりで、市民の防災なりイキノコリに対する意識が極限レベルにまで高まっていたこともあり、皆こぞって米を蓄える機運が高まっていたことも、この品薄に拍車をかけた。

で、それはジワジワと広がり、人口の多い首都圏ではその拡がり方も二次関数。異変に気づいたマスコミたちが、そんな危機感をあおるように「米がない」と騒ぎ、それがまた騒動に火に油を注ぐ。これが「令和の米騒動」。

自分たちが事実を伝え、時代を創っているという筑紫哲也的ジャーナリズムはもういいよ。そんな使命感が結局、市民の焦りを助長するんだよ。時にマスメディアは、変な正義感なり利己主義に走れば走るほど、社会を正しくない方向へと導くもの。ほっといてくれ。そして、もう気づいてくれ。

日本人はその昔から、米とトイレットペーパーだけは異常に敏感な民族であり、「あって当たり前」のこれらが、身近にないとなったときの焦りのエネルギーは物凄いものがあり、オラんどアラフィフ世代がが生まれた時からそのイデオロギーは時にこうした「脅迫観念からの爆買いパニック」を生む。

1973年ごろのオイルショック。街はトイレットペーパーを求めてパニックとなった。

最初はうちの街だけかな?と思っていたら、なんかそうではないようで、関東一円で米が買えなくなる事態に波及。

そうなると、次の動きはどうなる??

その昔、フランスの王妃・マリーアントワネットは、パンを求めてデモ行進をする民衆を見て「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」と言ったというエピソードがよく知られているが、令和のこの世で、この18世紀末のマリーアントワネットと同じ理屈が蔓延していて、

米がなけりゃ、パンを喰えばいい。
と、今度はみんなこぞってパンを買い漁る。

するとどうでしょう? 

米だけでなく、パンの棚までゼ~ンブカラッケツに。
コメどころか、我が街では、パンですら買えなくなってしまった。

結構恐怖映像よこれ。さすがにこれはオラも「いよいよ来るべき時が来てしまったか?」と食糧危機の幻影にドン引き。

米がないとなると、喫茶店にとっても致命傷。
なにせ、7月から喫茶店ではお弁当配達を始めたばかり。それまでの喫茶店であれば、店内メニューでビーフカレーやバターチキンカレーがポツポツと出る程度だったが、もう始めちゃったんですよミステリー弁当。

この1番人気の看板メニュー。
米がないとお話にもミステリーにもなりません。せっかく喰いついたお客さんがみんな離れてしまいます。。。

というワケで、せっかく好スタートから絶好位2番手に取りついたミステリー弁当も、米がないという落馬寸前の危機に瀕したため、オラも今週は実家の青森に帰って兵糧を調達。

おお、米があるではないか?

とはいえ、いつも棚を賑わせているコシヒカリ、あきたこまち等の各地のブランド米は一切棚になく、あるのは青森県産のマイナーブランド「まっしぐら」と、ちょっとグレードの高い青森県産新ブランド「はれわたり」。この2種類しか置いてなかった。

まあ、どちらもブランドとしてはいまいちメジャーではない大衆米。そんなのあったっけ?というのがほとんどの感想でしょう。

青森のスタンダード米「まっしぐら」は10キロ3880円とまあ安価

並んでいることは並んでいる。
のだが、全国各地のブランド米は売り切れで、このまっしぐらにしても「一家族10キロまで」と縛りがあったりと、いつもの穏やかな空気ではなく、都会の危機感の余波がジワジワと波及しているのがほどよく伝わるし、このまっしぐらを供給している地元の米穀卸売業者が、パニックにならないよう「小出し」にしているのが良く解る。どこのスーパーに行ってもこの「まっしぐら」が一定量あるが、「まっしぐら」しかないのだ。なので田舎町さえ、この「令和の米騒動」の余波を全く受けていないワケではない。

まあ、背に腹は代えられぬということで、このまっしぐらを緊急調達して喫茶店もどうにかこうにか営業を続けていけそう。

しかし、これからは新米の季節が到来。もう流通しているものも。

なんか、給料日のサラリーマンのような気分なのはオラだけではないだろう。「間に合った~」と日本中が安堵しているのが伝わってくる。

しかし、安らいでばかりはいられない。
その新米が、高いのだ。5キロで1000円近く値上がりしている。

これぞ、需要と供給のバランスの慣れの果てであり、みんなが欲しがる時は相場は上がるもの。

今年の作柄自体は、全国で「平年並み」以上が43都道府県と供給状況はまずまず。「良」と回答したのは我が青森県だけ。さぞかし天候が良かったんですねぇ。

それでも、なぜか新米は高い。
災害に備えた買い込みや、インバウンド用の米の需要などが理由に挙げられているが、どうやらそれだけではないという見方も。


主要因としては、生産コストの上昇も要因の一つであり、先般のJA秋田の会長が涙ながら訴えた会見は、農家の悲痛を代弁しているものであり、結構染みるものがあった。

作る側も泣きながら作っているとなると、待ってる我々も、高ぇ高ぇとブーブーばかり言っているのもなんだか申し訳なくというか若干筋違いなのでは?と思うようにもなってくる。

ただ現実問題、コメの価格上昇は、すなはち日本の物価上昇に直撃する。

おにぎりも、牛丼も、そしてミステリー弁当も、原価が高くなるのだから値段を高くしないとやってらんない。薄利でやるほどいい人ではないし、我々も利益を出して喰っていくためには値上げは不可避。

こうやってインフレは加速し、賃上げしてもそれ以上に物価上昇。経済はオカしくなっていくのです。

そんなインフレに拍車をかけるべく、2009年以来15年ぶりに日銀の短プラ(短期プライムレート)が9月から変更。金利が0.15%上昇する。

これは、事業資金・住宅資金と、ありとあらゆる変動金利融資の基準金利となるものであり、これが動けばみんな動く、とっても大事な金利。変動金利で住宅ローンを借りている市井の我々にとっては「15年ぶりに来るべき時が来てしまった」と阿鼻叫喚。「実質固定」の名前だけの変動金利は、いまついに激震の時。

まあ、実際住宅ローンの返済額に反映されるのはだいたい12月ごろの金利見直し時期到来以降なのですが、ゆくゆくは高くなるという事実は変わらない。

米の価格が上がり、金利が上がりと、これ「信長の野望」だったら相当に国造りやりにくいなぁ~と苦虫を噛み潰したようになるが、これがリアルに起こっているのだ。

これだけ上がる一方なのに、JRAは配当率を上げない。
まあ、9/16は名物・ウルトラプレミアムデーだけに、ここでタップリ恩恵を受けたいところ。。

お金は大事だよ~って、昔アフラックのCMでも矢田亜希子が歌ってたけれど、解っていても競馬はやっちゃいます。だって、秋競馬だから!

どうせ死ぬなら、ヤリたいことヤッて死にまひょ! 人生一度きり!
(破綻者の論理)

というワケで、京成杯AH。ロシタン、お待たせいたしました!


終わった~??


◎③キャットファイト
○⑥エエヤン
△④⑤⑩

1年前のこの週。中山の開幕週の絶好の野芝の馬場で、2歳1勝馬クラスのアスター賞で4番人気ながら◎を打って1着ロォン!したのが③キャットファイトだったが、2番手で最後の坂を上がっても全く脚色衰えず、後続を0.8秒突き放して勝った圧勝劇は鮮烈の一言。勝ち時計も稍重で1.33.1と、パンパンの良馬場であれば1分32秒台は出ていて、2歳としては驚異の高レベルでのゴールインであった。

ただ、この残像が脳裏に強く残りすぎたこともあって、その後のレースでも◎キャットファイトとしてしまう事もあり、暮れの阪神JFでは、慣れない輸送と適性のない阪神の長い直線が全く合わずに4番人気10着ドボンと首をひねるしかなく、その輸送の連れも取れぬまは年明けのフェアリーSは慣れない坂井リュウセイ騎乗で全くリズムが悪くドボンと、適した条件・鞍上でなければ脆さも見せた。

前々走の桜花賞トライアル・アネモネSは、大野君騎乗で1枠①番。各馬とも渋って荒れた馬場を避けて外々を通る中で、馬場読みがシッカリできていた大野君。イン1頭分だけは馬場の傷みがないことを見切ってインベタにこだわって1着ゴールと、得意の舞台、得意の鞍上とカードさえそろえば打って変わってちゃんと結果を出すところは見せた。

前走桜花賞は、阪神JFのリプレイでビリ。適さない舞台と解っていても、桜花賞に出ていいので出ちゃいましたという感覚も丸解りで、大野君も阪神には行かず、オラも無印。

そこから5か月。馬体の充実と適した舞台を求めて、一回もレースを使わずに、この舞台一本に向けて仕上げた陣営の姿勢は、◎③キャットファイトがこの舞台しか結果を出せない事が解っているから選んだローテであり、大野君を確保し、絶好枠③番引いて52キロのハンデで、1枠2頭は追い込み馬でインベタ確定と、すべてカードは揃った。

この舞台が叩きではなくガチであることは、美浦の入厩時期と仕上げの過程を見れば明らかであり、他が叩きだのお試し感覚でココを使っているのに、この馬はこの中山マイルのこの舞台に向けて100%の仕上げ。直前2週をDWで好時計は、勝った3月のアネモネSと瓜二つであり、そのガチ度がたやすく計り知れる。ここを負けたら12月のターコイズSまで休みケテーイ!

相手は4頭。
これまた中山マイル専用機の○⑥エエヤン。ミルコが完全クビとなって乗り替わりが発生。これが吉と出るか凶と出るかだが、ハマった時の爆発力はダービー卿で証明済み。ここ3週は坂路-DW-坂路で恐ろしい動きを披露しており、この馬もこの舞台がガチ。

④ティオも中山マイルで好走履歴あり、前走の関屋記念では岩田の父ちゃんが「もっと前にいれば勝ち馬を差し切れていた」と悔しコメント。ここも得意の舞台で奮起。サマーマイルシリーズ制覇はしんどいが、キャンプで自分を振り返りリフレッシュを図った岩田の父ちゃん。反省の前々騎乗→イン突きで、結果を出しに行くだろう。

⑩アスコルピチェーノはさあ中山マイルで55.5キロの試金石だが、中山に特段の苦労しなければポテンシャルで押し切りも可能として消しは危険もホンネとしてはドボンしてほしいが。

⑤ショウナンマグマは中山1800m専用機だったが、5歳になって直線の長い阪神でも逃げ粘りがあったりと融通。一皮むけた感もあり、実績のないマイルでも中山なら内枠利して粘って3もある。

単勝・複勝  ③
馬単・馬連・ワイド ③-④⑤⑥⑩(本線)
馬連     ⑥-④⑤⑩(おさえ)
3連複BOX ③④⑤⑥⑩    


と名目上したが、オラはきっと複勝③の代わりとして「アレ」をやっている…かもしれない。

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喫茶ラムネとバイトリーダーN
新体制、早く軌道に乗せたいと思っているので、よろしければサポートお願いします!(*^_^*) がんばって書いていきたいと思います。