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【☆31話☆】5/25京都11R・葵S(先輩猫店員・ロシタン)

こんにちは! 京都の葵Sはボクの出番なんだ! 2020年の11番人気◎レジェーロもボクが指名したっけ。今後のスプリントの新星誕生を見届ける瞬間。もちろんこのレースは枠順も含めて「勝ち運」の要素が必要だよね。そんな「勝ち運」の小話からいくよ! みてね! #葵S

日曜日はダービー。

昔から「ダービーはもっとも運の良い馬が勝つ」と言われているが、これには納得できる一面もありながら、「なんだよ結局運ゲーかよ、そんな運ゲーにこんだけ一生懸命になってる、自分を含めたすべてのホースマンたちの努力を簡単に運ゲーとか言うなよ!」とツッコミたくもなる。

ただ、何事も「勝ち運」とは大事なもので、枠順によって着順が大きく左右される千直競馬なり、この京都芝1200なり、日曜の日本ダービーなり、実力だけではどうにもできない「勝ち運」の要素は大きく求められるレースもある。

「勝ち運」といえば、最近また大変胸が痛くなる出来事があった。


今年入団3年目にして、育成→支配下登録を勝ち取った福島蓮投手。

背番号も121→94となり、いきなりの1軍スタート。
しかも中継ぎや抑えではなく先発起用で、ここまで4試合に先発。多大なプレッシャーの中、失点はしながらも決してゲームは壊さない、及第点のピッチング。

だが、いいピッチングをしても、どういうワケだか「勝ち」がつかない。

おとといのエスコンフィールドでのオリックス戦も、5回2/3を投げて初の無失点。先発の役割を十分に果たしてベンチ戻った。

味方の援護でリード着々と開き、F軍は7回終了時点で4-0とリードして、こりゃあようやく初勝利だろうと嬉しくなっていたら、魔の8回表

なんという悪夢。。。

この試合は延長戦の末、F軍が5x-4のサヨナラ勝ちで、ベンチの福島はチームが勝ったことで笑顔に徹していたが、その笑顔のぶんだけ心が痛かった。

そして、福島のプロ初勝利を消す、痛恨の同点満塁弾を被弾した左腕・堀は、F軍名物「勝利の一本締め」でも輪の中で泣き崩れる始末と、勝ったには勝ったものの、まあなんともやるせない気持ちになってしまった。

福島は、青森の田舎の県立高校出身。
普通、スカウトの目に留まらないところだが、それをちゃんと成長力を含めて見逃さないF軍のスカウティング能力もものすごいのだが、いかんせん「勝ち運」がない。自分のチカラだけではどうにもできない事だけに、やるせない気持ちしかないだろう。

まあ、3戦目のM軍戦は3失点してベンチに下がったものの、その後自軍が同点に追いついて福島の負けが消えたこともあって「負け運もない」ことから、もう「持ちつ持たれつ」。
あの時負けが消えたから、こうして勝ちも消えることもある。プラスマイナスゼロと、昇華させるしかないところ。

試合後新庄監督も、「やるねぇ~福島君。その持ってないところが、逆に僕は「持っている」んじゃないかなって思うよ! 次も期待しているから頑張って!」と新庄流の声掛けをしたに違いない。

我々も、競馬する以上は勝ちたいし、オラはプロとして読者さんの為に結果を残すのが仕事。時にハナ4とか、11番人気で5とか、いい予想はできているけれど勝ちにつながらなく悶絶する事は多々。ここでいかに「暴走・暴挙」の「暴」に走らないかが重要。ここまで要所要所で書き記していることだが、この八戸出身の若者の姿を見て、自分のことのように噛み締めているところ。

せっかくですが、これをご覧になった読者の方もひとつの「縁」ですので、ひとつこの田舎の若者の、今後の一挙手一投足にご注目してみてください。勝ち運がないのは今だけかもしれないし、プロ初勝利の瞬間がすこしだけ嬉しくなると思いますので。

それでは、葵S。

【RSFC「♠K」対象レース】



◎⑥オーキッドロマンス
○⑯エリカカリーナ
▲⑩エトヴプレ
△①②③④⑧⑨⑬⑭⑰

エリカカリーナが絶好枠を引いたら◎を打つつもりだったが、残念ながらこの「運」に見放されて8枠⑯番。これは痛すぎ。

戸崎ケータがここまで丹精込めて育ててきてオープン入りさせたのだが、翌日のダービーのジャスティンミラノ騎乗が控えているため、同じABCマートのオーナーは、わざわざエリカカリーナの為に京都に出向かせてエネルギーを浪費することを懸念。自分がオーナーでも「ここはダービーに集中してくださいよ」と、戸崎ケータには同じ指示をするだろう。

これによって宮田センセイ-鮫島カツマという異例のコンビが誕生。ちなみにこのコンビはここまで【0.0.0.4】とスカポンタンも、サンプル数からすれば実質未知数。

しかし、ABCオーナーにとっては、馬主人生の象徴であるジャスティンパレスを、一躍スターダムにのし上げたのは間違いなく2022神戸新聞杯であり、その殊勲の星を上げたのが鮫島カツマ。

よって今回の鮫島カツマ起用は、ABCからの直々の騎乗依頼と読む。でないと何の接点もない宮田センセイが鮫島カツマを指名するワケがないし、鮫島カツマだってこの「新・金満オーナー」には上手にすり寄って騎乗馬集めて行かないと、またジャスティンパレスのようにシレッと乗り替えられてしまう。

前走、3/10の中山1200mの内容も秀逸であり、クロッカスSで後のG1・2着ロジリオンにタイム差なしの3着はダテではなく、右回りの1200mでも問題なく能力を発揮することは証明。葵Sでも当然にヤレると思っていたが、んー( ,,`・ω・´)ンンン?8枠⑯番ですかぁぁぁ。

同じくクロッカスSで勝ち馬・3着エリカカリーナとタイム差なしの2着で、続くファルコンSでも5番人気ながら◎に指名して2着となった◎⑥オーキッドロマンスは、今回も⑥番ゲットで枠順は文句なく、右回り1200mはカンナSでモンシュマンを置き去りにした内容から、決して左回り1400m専用機ではなく、右回り1200mも全く問題ない事は示していて、前走と同じ根拠で◎に指名する。

※とてつもなくドエロい記事ですが、未読の方はご覧ください。

内田兄さんも、この馬の為に京都までわざわざ出向くが、慣れない中京に出向いてもシレッと結果を出した事から単身出張は問題ナシ。あとはファルコンSでもスタート直後ゴリゴリ馬を押してハナに立っていたことから、さらにスタートダッシュの秀逸な集団につき、スタート2完歩目の出脚勝負で挟まれる事だは気を付けてもらいたい。

まあ、そういう意味ではスタートでゴチャゴチャしない○⑯エリカカリーナの方が、挟まれるアクシデントに見舞われるリスクは軽減するのだが。

▲⑩エトヴプレは人気だが、3歳になってからの成長力は特筆でき、自ら刻んだフィリーズレビューの1200m通過1.08.1は人気薄で楽々行けたことを割り引いても秀逸、これに追いつける馬はいないという結末も。
藤岡ユースケはかつて1番人気ビアンフェでも葵Sを制しており、親父の馬に自分で跨る盤石調教で、このパターンの藤岡親子は崩れない。厚目ヘッジを施す。

相手△は骨っぽい短距離猛者が多いことから、ヌケは悔しくでどれも斬れないため若干不本意ながら残して手広く。思わぬドッ高目に期待して3連単も調理の一例として。ただ◎○▲の3頭は頭ひとつ抜けているので、下の2行はお好み抑え程度でどうぞ。

単勝・複勝 ⑥
馬連・ワイドBOX ⑥⑩⑯(厚目)
3連複   ⑥-⑩-⑯(厚目)
馬単・馬連 ⑥⑯→①②③④⑧⑨⑬⑭⑰
3連単 ⑥⑩⑯→⑥⑩⑯→①②③④⑧⑨⑬⑭⑰



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