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【☆53話☆】8/10新潟11R・BSN賞(バイトリーダーN)

ここ2週間の新潟の暑熱対策競馬が終了。実際、その効果こそ微妙なところだが、いま各方面でこの「暑熱対策」を施そうと議論。ただ、やっていい改革と、それはやっちゃダメでしょう?というものも。本質の琴線には触れない改革を心から望んでます。是非ご覧ください!

暑熱競馬の効果。
劇的にそれがあったかどうかは解らないし、むしろこれをやるのは新潟ではなく、ここから始まる中京開催の方だと思うのはオラだけではないだろうが、JRA的には酷暑対策というよりか「ウチはいち早く、対策やってます!」という社会に向けての「俺やってるぜ」的メッセージの発信がなんか優先しているように感じとれ、「効果あるかはどうかはシランケド、やることに意義がある!」というノリ的な姿勢すら感じられた。
ただやってる側とすれば結構大変で、ミルコは「3時間ヒマでヒマでやることがなくて、お腹もすいてきて苦しかった」「その日のうちに京都に帰るのに苦労した」とブーブー文句疑問を呈していたように、まあ拘束時間だけがムダに増え、本来の目的である「暑熱対策」について劇的なメリットは得られたとは聞けず、むしろこれによって慣れないタイトな移動を強いられ、ポカして次の日の札幌行きの便に乗れず、結果次の日遅刻をして札幌記念のシャフリヤールに乗れなくなった松山コウヘイのように、弊害を被るというパターンも。

我々馬券ジャンキーにとっては、朝9時半から18時半まで約9時間のレース漬け。いつもより2時間長い「残業」であり、ひとつひとつの馬券検討の時間が長くなるので、終わった後の疲れは通常よりも大きかったような気がしている。

まあ、先週の土日は、たまたまオラの住むところで、街全体を上げた年一度のスペシャル大イベントがあって、喫茶店の下のメインストリートは、人が行き来できないカオスに。

これによってオラも上と下を行き来する「二刀流」に。
上でレースが終わったらすぐざま下に降りて、道行く子供たちにメガホン持って大声張り上げ、営業・販売・セールス・押し売りと、もはや戦略も何もない「ノリ100%」だけで小銭を回収するというベルトコンベア作業があり、じっくりと腰を据えてこの暑熱対策競馬に浸ることができなかった。

よって、この2週間の総括と言われてもいまいちボンヤリ。
1週目の印象でしか語れないのだが、まあ「長ぇなぁ」というのが第一印象であり、時間を効率的に使わなければならない人にとっては、土曜日はこの中だるむ時間を利用して明日の競馬の予想・準備に当て込んだため、決してダラっと競馬していたという感じではなかったが、日曜日は一転。5時過ぎたあたりからダラッとなってしまい、それとは対照的に、珍しく喫茶店が客が引けず、完全客商売モードになっている女店主がカウンターから

「なに、まだ競馬やってんの?!」とド直球。

…ああそうさ。まだやってるし、やらされてるんだよ。

その昔、母ちゃんから「まだゲームやってんの?! そろそろご飯よ!」と怒鳴られたあの日と瓜二つの気分になり、こみ上げる罪悪感に若干のノスタルジー。オレなんにも悪いことしていないのに、悪いのはJRAだぞコノヤロー!

と、オラの「被害」は、まあこんなもんか。

少なからず「楽しかった」ではないことは確定。
気張っている仕事モードの時間が2時間増え、そのぶん、1週間の中でフッと息が付ける、日曜夕刻だけに与えられた「何もしなくても良い時間」が2時間減るという現実。サラリーマン時代の「残業」をしている感覚でした。

それでも一定の結果は出して、その「残業競馬」の象徴である、18:25発走の新潟12Rは4日間の開催で3安打猛打賞。しかもその3安打は◎がすべて1着とちゃんと芯を喰った当たりで、1凡退を含めた4打席での単勝回収率はそれでも292%! 幸せの青い鳥さんはちゃんと皆さんのところに舞い降り、いい形で残業を終えられたのは良かったです。

3連単25,710円! おめでとうございます!

最終の勝利は格別。それが18:25まで競馬したなら、なおさらですよね! おめでとうございます!

11Rのダリア賞もロォン!
原資2000円からのコロガシ成功で回収率486%!
おめでとうございます!

と、物事を変える時というのは、追求するそのメリットもあれば、注意すべきリスクもあり、せっかくの劇的な改革がデメリットとなる場合もある。これは暑熱競馬に限った事ではなく、スポーツ全般でもそうであり、我々の社会生活でもよくあること。

昨今、この「暑熱対策」にいちばんチカラを入れているのは、まぎれもなく高校野球だろう。

これまで高野連は、酷暑開催となる夏の甲子園において、下記の暑熱対策を次々と導入している。

・2017年~ 暑さ対策として決勝の開始時間を気温が下がり始める午後2時に繰り下げた。

・2018年~ 開会式や試合途中に給水時間を設けた。

・2020年~ 黒色に限られていたスパイクの色について、熱を吸収しにくい白色が認められた。

・2021年~ 大会期間中の休養日を1日増やして合わせて3日とした。

・2023年~ 5回終了後に「クーリングタイム」を導入し最大10分の休息時間を確保。また、ベンチに入れる選手の数を18→20人とした。

これだけ気を配って選手ファーストになっている姿勢には一定の評価はできる。こういった日程面等のアウトラインの変更は大いに行ってよいのだが、試合のルールにまで踏み込んでいるのはちょっと「ムムッ!?」と感じるのだ。

・2020年~ 一人の投手の「1週間で500球以内」の球数制限。

・2018年~ 延長13回からのタイブレーク制導入。そして、2023からは、これが延長10回に前倒しに。

球数制限はまだ理解できるのだが、このタイブレーク導入は、ゲームそのものの戦略面が大きく変わるものであり、たとえ選手の為とはいえ、導入にかなり抵抗は合ったことは確か。

まあ、いつまでも決着せず、延長17回だ18回だは見ていてかわいそうになるので、見る側の印象とすれば、これまで通り9回までは普通にやって、それで決着がつかなかった場合の限定措置としてのタイブレーク導入は、百歩譲ってまあよしとしようかと受け入れたのだが、最近こんなニュースが飛び込んできた。

朝夕の2部開催は良い。JRAでもやって慣れたし、野球の根幹が揺らぐものではないが、この「7回制」はいかがなものか。

ついにイニング減という「琴線」にまで触れてきやがった高野連。
ん~、そういう事じゃないんだってば!

タイブレークは、9回で決着がつかないなら…という、「条件的施行」な部分があり、野球の根幹ともいえる9イニング制はきちんと担保されているから一定の納得はできていたものだが、ここをぶっ壊しての7回制となると、使える選手の数も少なくなり、戦略もガラリと変わる。ある意味5人でやるバスケを3人にするような、サッカーの前後半45分を30分にするような、「まるで別スポーツ」のようになってしまい、大阪桐蔭をはじめとした強豪校の監督たちはこれに猛反対。

競馬いうところの、クラシックレースを距離が長いとか、サラブレッドの心身の負担を増すという理屈で、皐月賞を「中山2000m→中山1600m」にしましょう、日本ダービーを「東京2400m→2000m」に短縮しましょうと言っているようなものであり、もしそんなのやると両レースとも枠順ガチャまで発生し、もう気持ち悪い以外の何者でもない。

暑熱対策という観点で考えるならば、別に日中の試合でなくたっていい、ナイターでもいいし、甲子園ではなくドームでやったっていい。わざわざ歴史と伝統ある甲子園球場で、夏の酷暑の中でも試合してもいいんだけど、

「だったら、9回もやんなくていいから、7回にすりゃいいだろ?」

…そうじゃねぇんだよ。野球は9回ありき。
そこをぶっ壊したらダメなんだって、ホントわかってねぇなぁ。 

議論するところが完全にズレている。高校野球が心底好きな人間からはまず湧き起らない議論であり、球児ファーストばかり追求し、たいして高校野球が好きではないお役所連中しか考えつかない発想のような気がしている。

それこそ、7回制なんて導入しようものなら、甲子園が創った数々の「歴史と伝統」が終ることとになり、昔のスターと今のスターを比較するという、高校独特の楽しみを奪う事になる。いわば「歴史と伝統の堰き止め」とも取れなくもない。

もしダービーが東京2000mになったら、誕生したダービー馬が、ナリタブライアンやディープインパクトら歴代のダービー馬と、どっちが強いのか? そんな楽しい妄想もできなくなってしまうのと一緒。

歴史と伝統を重んじる姿勢は、きちんとこの高校野球にはあり、今年の始球式には、江川卓氏が登板。オールドファンは誰もが「おお~っ」となった。

今の若い人たちは江川卓の凄さは解らないだろうし、アラフィフのオラとてプロ入りして数年経った、晩年の136キロしか出ない江川しか知らない世代。初代ファミスタでギリギリ引退2年前であり、作新学院時代、キャッチャーから言わせれば「江川は、高校2年の秋がいちばん球がスゴかった」といわしめる「真の全盛期」をオラはリアルタイムでは見ていない。

ただ、往年のスーパースターたちは、このときの江川卓を語るとなると、みな眼が爛々と輝いて話している。ライバルたちにとっても、確実に「俺たちのヒーロー」だった男。それが江川卓。この「本当にすごかった」男と、同じ世代を生きた誇りとして、何度でも蘇らせてやれ!と各方面で嬉しそうに話している。

そんなヒーローも、7回制を導入するとなると、もう現れないということ。
たとえすごいのが現れても、純粋な視点で比べることができなくなるのは残念で仕方ない。

ダービーは2400m。野球は9回。絶対に変えてはいけない「黄金律」。
それを、暑熱対策だ球児ファーストという盾をちらつかせ、変な同情風吹かせ、踏み込んではいけないところにズケズケ入ってくることだけは絶対にやめてほしい。俺たちの甲子園は、7回制になった瞬間に、終わるのだ。

世の中、「やっていい短縮」と「やっちゃだめな短縮」があると思う。
今年、地元の花火大会は、打ち上げ開催時間を90分→60へと短縮したのだが、花火の弾数は変わらないというもの。

主な変更点として、花火と花火のインターバルに流れる、ダラダラしたスポンサー読みをショートカットしてスピーディーに進行したものであり、観覧客にとってはもはやどうでもいいこのルーチンの削減は、大変好評だった。これは「やっていい短縮」と思料。

だけど、「やっちゃいけない短縮」はするな。

高野連の「正しい判断」「ずれていないポイントでの暑熱対策」に期待している。


…と、小話として言いたいことは全部言ったので、今週からスタートするアミダの詳細について。

通常とやや趣向が変わりますので、ご確認ください。

【2024・夏競馬をもっと楽しむプレキャンペーン⑥】

開催期間:8月10日(土)~8月18日(日) 全6日間
(開催2週4日間+DG競争2鞍を通して行います)

第1日…8/10(土)のJRA開催レース
第2日…8/11(日)のJRA開催レース

第3日…8/12(月)の盛岡・クラスターC
第4日…8/15(木)の門別・北海道スブレントC

第5日…8/17(土)のJRA開催レース
第6日…8/18(日)のJRA開催レース


上記6日間の土日競馬開催で、当方が予想したすべてのレース
(無料・有料は問いません)
で、予想を参考にしたことによって的中できた、的中馬券画像を含めたロォン!報告をしていただき、その回数等によってアミダ本数が変化するというもの。

アミダくじ獲得本数について
下記①と②の合計によって、アミダくじ獲得本数が決定します。

【①ロォン!報告 回数部門】 
6日間開催全体を通して

1回~4回…1本
5回~9回…2本
10回~14回…3本
15回~19回…4本
20回以上…5本

なんだ? ちょっとしょっぱくなっているではないか?と感じた方もいらっしゃると思いますが、プラスアルファとして

【②ロォン!報告 日数部門】
6日間開催のうち、4日間以上においてロォン!報告…1本
(回数は問わず、達成したら無条件に1本進呈)


もちろん、たくさん報告していただけるよう、こちらもガンバリます!

当たり…「★アマギフ★」
Amazonギフトカード1500円分 × 5本

8/18日曜の競馬開催終了後、アミダ参加のパスワード・参加本数を、DMでお送りします。
アミダ開催開始…8月19日(月)21時
アミダ締切・結果発表…8月20日(火)21時

アミダの不参加者が発生した場合、代走としてロシタンが入ります。
ロシタンが当たったら。どうしよう。キャリーオーバーでもしようかしら。

【ご注意!】

読者を判別するため、アミダのエントリーは「Xのハンドルネーム」から類推できるお名前でのアミダ登録をお願いします。
先週同様に、有料だけでなく、今回はなんと無料記事までアミダの対象に!
これまでは様子を見るべく眺めていた読者のみなさんも、これを機に是非参加してください。これもまた、「プレ・キャンペーン」の意義。

ぜひ、楽しいアミダで、お中元ゲットしてくださいね!

では、改めてメインレース・BSN賞。
去年は◎9番人気プルベアイリーデ-▲8番にはアイコンテーラーで、馬連221倍ロォォン! 皆さん憶えてますか~~??

さあ、今年もやるぞっ!!


◎⑨ミラクルティアラ
△④⑩⑫③⑤⑪⑬⑭


4歳牝馬で53キロとオープン馬にしては1キロハンデに恵まれた、◎⑨ミラクルティアラ。7/3の川崎・スパーキングレディーでも、水曜日なのにロシタンまで登場して、下記の根拠で◎を打った。

※無料ですので、未読の方はご参照ください。

しかしレースはというと、普段はスタートの良いミラクルティアラがまさかのスタートでアオって大出遅れ。そこから慌てて押し上げて、7番手で1コーナーを回るという目を覆いたくなる大惨事で、このロスは大きく挽回効かずそのまま6着ドボン。ロシタンも平日出勤なのに見事に泥を塗られてしまったブサイクレース。

鞍上の坂井リュウセイは変わらずに騎乗だったものの、前管理者の加用センセイが2月で勇退し、野中厩舎に転厩。

ただ、3月から放牧していて、野中厩舎に初入厩したのは6月下旬だったミラクルティアラ。寝床が違う、食べ物が違う、いつも世話してくれる厩務員が違う、追い切りスタッフも違うということでありとあらゆる環境の変化にストレスもたまっていたこともあれば、入厩2週間目でいざレースというレース勘も戻っていなかったことから、坂井リュウセイが乗ってもゲートでイライラして出なかったことにつながってしまった。

まあ、このロシタンの予想記事でも、坂井リュウセイは野中厩舎の馬ではからっきしお金にならない事はひとつの不安材料として正直に記したが、そんな不安ばかり的中してしまい、やはり「相性」というのは意外に根深いぞと痛感したばかり。

敗退後は、厩舎に戻って人馬のコミュニケーションに特化。
ドボン1週間後の7/11から、再び坂路に入り調教を開始。そこから約1か月間、野中厩舎の調教助手に坂路・ウッドと交互に追われ、野中厩舎の厩務員と過ごしてこれを継続。休みなくほとんど毎日調教に出かけていて、今度は転校生扱いではなく、しっかりと野中厩舎の一員として、1か月ミッチリ調教を積まれたことは評価。

そして、鞍上には「劇薬」を起用。
左回りのダートに乗せたら日本一の吉原寛人。川崎記念の◎ライトウォーリアでは大変お世話になりました。

ついこの間、大井競馬のエース・笹川翼が新潟ダート1800mでJRA初勝利を挙げたばかり。吉原君はすでにJRA勝利もあれば、ネロで重賞制覇の経験もある40歳。一昨日の川崎・スパーキングサマーCでは、3番人気フォーヴィズムで重賞勝利と、JRAの騎手よりもはるかに質・量は乗りこなしているのが地方競馬のエース。当然◎ミラクルティアラにはテン乗りではあるが、相応に研究して乗りに来ることは間違いない。

◎ミラクルティアラの母は、ご存知ミラクルレジェンド。
2011年・夏の新潟ダート1800mオープン・関越Sをハイペース4番手追走から抜け出して勝利。オラも◎を打っていた。

今や、関越Sは芝の1800mにシフトし、現在はこのBSN賞へと名前を変更しているが、夏の新潟にはこのダート1800mのオープンレースは今も健在。つまり、このレース母娘の2代制覇がかかっていて、血は争えないもの。この◎ミラクルティアラも、母の血を脈々と受け継ぐものとして、新潟ダート1800mの適正はあることだろう。

クレスコジョケツ、テーオーリカード、ルクスフロンティアらの速い馬に行かせて◎ミラクルティアラは4番手。13年前の母と全く同じ位置取りで、速いペースでもなんのそので止まらない新潟の直線を先頭でゴールがイメージ映像。

△は8頭つけたが、強弱(強3頭、弱5頭)をつけて臨む。
⑮クレスコジョケツは最後の最後まで獲るか斬るか迷った。夏馬とは解っていて軽ハンデは魅力だが、時計足りなさすぎで無印とする。

単勝・複勝 ⑨
馬単・馬連 ⑨-④⑩⑫(強)
馬単・馬連 ⑨-③⑤⑪⑬⑭(弱)
3連複   ⑨-④⑩⑫-③④⑤⑩⑪⑫⑬⑭   

   

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喫茶ラムネとバイトリーダーN
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