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【☆67話☆】9/22中京11R・神戸新聞杯(バイトリーダーN)
秋競馬開幕の9/7より、謎に包まれながら進行中の「2024秋競馬ミステリーキャンペーン」。ついにその全貌が明かされます! 楽しい競馬、楽しい人生。どうせケイバするなら、どうせ生きるならもっと楽しく! 喫茶店ラムネはトコトン楽しさ追及します! #神戸新聞杯
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この企画を発表した当初の、9/6の紫苑Sコラムでは、
開催期間:9/7(土)~9/22(日)の中央競馬開催7日間。
謎解き回答編(キャンペーン詳細発表):
9/21(土)夕刻にアップする「日曜コラム」にて
キャンペーン抽選・当選者決定:9/23(月)
ここまでしか発表していませんでした。
そして秋競馬は尋常に開幕。
9/7以降、当方の有料記事に対してのロォン!報告1件につき1エントリーとして、ここまで順番にカウントしておりました。
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日によって、エントリー数がかなりバラつきがあるのは、ヒットが少なかった日もあれば、2場開催で打席数がいつもより少ないことが起因しているところ。土曜日でまだ皆さんの競馬熱がMAXではなかったという要因も。なお、本日9/21はまだ締め切りではありません。ストックしているロォン!報告があれば、どんなものでも(たとえガミッていても)お寄せください。
今回のキャンペーンは、競馬開催日1日につき1名様に、毎度おなじみ
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アマギフ1500円分を、進呈いたします。
7日間の開催ですから、全7枚を読者の皆様へ感謝進呈。
と、なんか新鮮味がなくてすみません。。。
しかしながらこれが今考えられるベストな進呈方法でございます。別に欲しくない酸素ボンベだのちいかわのお面を、会った事もない人から家に送り付けられるよりはだいぶ良いと思いますし、送料や手間暇かりませんので。。。
ん? 競馬開催1日につき1人!?
ということは、エントリーの少なかった2日目・3日目にエントリーされた方は、チャンス増大ということ!? そういうカラクリでした。
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で、当選者の抽選については、絶対にこちらで操作できない方法としていろいろ試行錯誤しましたが、今回はコチラ!
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9/23(月)に、ベルーナドームで行われる、西武 × 日本ハム
における、両チームの合計安打数を、当選番号とさせていただきます。
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もし、合計安打数が「7」であれば、当選番号も「7」。
この場合、抽選番号7をお持ちの、
ノチリさん、Genkiさん、P-YAMAさんは無条件で当選。
そして、抽選番号7の該当者がない2日目、3日目については、カウンターが2周目・3周目へ突入。
2日目(9/8)でいえば、2周目ということで、
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抽選番号1の☆イタリィ☆さんが、そのまま抽選番号6も保持。
抽選番号2のたけ☆さんが、そのまま抽選番号7も保持。
抽選番号3のノチリさんが、そのまま抽選番号8も保持。
抽選番号4のダンス12さんが、そのまま抽選番号9も保持。
抽選番号5の☆イタリィ☆さんが、そのまま抽選番号10も保持。
というワケで、当選番号7により、たけ☆さんが当選。
同様の理屈で、3日目(9/14)は、さだちんさんが当選となります。
そういうカラクリでございました。
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そしてこのキャンペーン。抽選券配布はすべて終わったワケではなく、
明日(9/22)まで続きます! 明日がファイナル!
すべての全貌が明らかになったところで、明日が唯一「ミステリー」ではない晴れやかキャンペーンデー。これまでと同様にロォン!報告の順番に、抽選券エントリーとなりますので、全貌をお解りになったうえで、どんどんロォン!報告をお寄せください。
0かプラスしかないキャンペーンです。人生楽しまなきゃ損!
同じ競馬するなら、せっかくですからより楽しみましょう!
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…と、日頃よりこう考えながら、喫茶ラムネは今年2月より開店して、7か月が経過。それでも、まだまだ読者さんは半分以上戻ってきていませんし、こんなことになっていたことをついこの間まで知らなかった。と、旧知のマイミクさんから、mixiに個別メッセを頂いたことも最近ありました。改めて、すみませんでした。
こちらからは大っ広げにアナウンスできず、「カンのよい方々、どうか気づいてくれ!」という待ちの姿勢だったたげに、新しいのれんの中で「よう大将!ここにいたんだ!?」とニヤケながら入ってくるお客様を待つしか術がありませんし、今もなおそれは継続しています。
なので、オラは変わらず「待つ」しかできません。
こうして毎週盛り上げながら、楽しみながら、少しずつ元通りになるのを待ち続けることとします。
ここまで7か月、この間、オラはいろいろなことが変わりました。
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「リアル安室透」となり、平日は毎日エプロンをし喫茶店にいます。
そして7月からはデリバリー弁当の配達員として、難攻不落の要塞に立ち向かい、営業スマイルでミステリー弁当を届けに行くウーバーイーツ。
さらに先週から、デリバリーメニューの中に、新商品として「(喫茶店店名)ロール」という、気軽に食べられる一品を担当して、実際オラが作って焼いています。バイトテロを起こしたガーリックトースト事件から半年、ついに厨房デビュー!
(くっ…写真が失敗作しかないので、また今度掲載します…)
と、一歩一歩、想像だにしなかった新しい人生の歩みを進めている中、オラはもうすぐ大台に到達。10年前の今頃、レベル40になろうとするときは、15年勤めた超・お堅いところをやめた直後で、地元で怪しい水を売ってたんだなぁ…その会社はもう水作るのヤメちゃってるわ。。。
あれから10年。まさか10年後に今度は地元を離れ、エプロンして弁当売ってるなんて想像できないし、その単勝オッズは軽く100倍は超えていることでしょう。
その間の9年半、「花の都大東京」でのお仕事があり、別に長渕剛のような「死にたいくらいに憧れた」ワケでもないのだが、生きていくためには出るしかなかったこと。そして9年半経って、こうしてリアル喫茶店と競馬喫茶店で、毎日休みなしでほんとうに汗を流している人生。まさに筋書きなど全くないドラマでございます。
ただ、これまでも、そしてこれからも、オラが一貫していることとしては、
「人を楽しませることが、自分にとっての最高の快感であること。」
これは、ブレません。
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自分の事など、どうでもいいのです。
河島英五の「時代おくれ」の歌詞のように、「自分の事は、後にする。」
それでいいのです。
それは、美味しい弁当を手渡ししたり、時間さえあれば喫茶店での楽しい競馬トークでおもてなししたり、毎週のコラムで笑かしにかかったり、ロォン!馬券をひとつでも多く提供したり、こうしたキャンペーンを張って参加者に喜びを与えたりと、その手段は多種多様ですが、目指すところはすべてここに通じる。ここにつきます。
みんなを楽しませる。喜んでもらえる。そんな人に、ワタシハナリタイ。
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宮沢賢治とおなじで、ソウイウモノニ、ワタシハナリタイ。
ええ。まだなっていませんし、永久に「成る」ことはないと思いますが、少しでもそんなエンターテイナーに「近づけられる」よう、この先大台に到達しようが、その歩みは止めません。
まあ、あとは健康管理ですよね。
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このニュースは、昨年1月の藤代三郎さん逝去以来のショックだった。
ついこの間まで、「令和の虎」で若い虎や挑戦者相手に本気で臨み、時に熱く罵倒もしていた、あの頃と変わらない岩井社長。
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20年前、もうすぐ次の大台に乗ろうとしていたあの若き頃。
僕らは業種柄もあって、みんなこの「マネーの虎」に虜になっていた。融資・投資をしていただくべくプレセンする番組。新鮮であり、仕事上必要な要素だったので、深夜のオンエア関係なく、毎週真剣に見ていた。
当時の「虎」たちは、「俺は人生何周もしてきたんだ。人生ナメんな」と挑戦者に向かってカオで主張する、口ばっかりで金を出さないオッサン社長連中が多かった中、
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この岩井社長が醸し出す「熱さ」は輝きを放っていた。
自分が正しい思ったら失敗を恐れず、「この若者に託してみよう」と惜しみなく情熱と金を出し続ける姿勢はとても新鮮で、当時の職場にはいない、理想の上司をみているようだった。
この「マネーの虎」の虎も、総勢20名くらいの社長たちが名を連ねたのだが、20年経って、引き続き事業が、人生が成功しているのは実はほんの数名であって、ほとんどの虎たちが、成功に胡坐をかいて、時代の変化を読み切れずに転落の一途を辿っている。
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そんな現実を踏まえると、岩井社長のように、形を変えず、また若者たちに希望を与える側となって、こうして「令和の虎」を立ち上げていることは嬉しい限りだったし、若い虎、若い挑戦者が大好きで、主宰となっても決して驕らず、あの時と同じで挑戦者と同じ目線・対等な角度で向き合い、「みんなで成功しようよ! 俺たちは本気で向き合うよ!」という変わらない気概も伝わってきて、ずっとこの人は、自分の事業柄という背景(学習塾経営)もあれど、人を育てる側でいて欲しいと思っていたここ数年。
しかし、病魔というものはじつに速度が速いもので、8月に肺がんを公表したばかりなのに、あっという間に還らぬ人となってしまった。闘病生活をどう向き合うか、どう愉しむかを一生懸命模索していたところで、明日9/22は「生前葬」も開催予定だった。
病魔というヤツは、じつにカンタンに人を殺めてくれる。
人生とは、当たったらアウトのドッヂボール。
あんだけ元気に吠えていた岩井社長が、簡単にアウトになる。
これが人生であり病魔。だれだってすぐアウトになる。儚いものだ。
であれば、オラもできるだけアウトにならないように用心するしかないし、予防線も張っていなければと思うところだが、特に何もしていないのも現実。ましてや、サラリーマン時代と違い、福利厚生はすべてマイセルフ。
今年2月の競馬喫茶店開店当時は、すぐにガンがみつかる「pet検査」を申し込もうと躍起になっていたのに、今はどうだ? 日々の忙しさにかまけて、それも先送りで永遠の保留中に。ダメだなぁ。そうしているうちにどんどん金は無くなっていくのに。。。あ、競馬で増やせばどうにかなるかww
ここはpet検査代15万円を作るとしよう。というワケで、神戸新聞杯。
◎⑮メイショウタバル
○⑪ショウナンラプンタ
△①②⑤⑥⑦⑩⑫
どうしても、前走のレースを「出走取消」とか「除外」という、いわゆる「出るフリしてゲートインできなかった」という馬は、その次走、一気にマユツバ扱いされ、一定量人気を落とす傾向にある。
思えば、今年のダービーも、皐月賞をゲートイン直前で除外となったダノンデサイルが日本国中からマユツバ扱いされながらそのまま勝利したという例も。
もし、◎⑮メイショウタバルが、この神戸新聞杯を勝とうものなら、今年のトレンドは一気に「除外・取消明け」となるのかもしれないが、そんなことが取りざたされる前に、この◎⑮メイショウタバルを狙ってみたい。
というのも、この馬、皐月賞では▲。ダービーでも▲を打つ予定で、コラムまで書いていた。
なので、当時▲とした背景をもう一度取り上げたく、ダービーコラムの1セクションを再掲する。
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§5.レコードタイムの「表・立役者」
(参考としてご覧ください)
この皐月賞のレコードタイム1.57.1。これは、勝ったジャスティンミラノただ一頭のパフォーマンスによって作り出されたものではない。
これをアシストしたのは、言うまでもなく、引っ掛かって大爆死ペースを刻んだ浜中スグルのメイショウタバルであり、1200m通過は1.09.1という古馬2勝馬クラス・千葉日報杯ばりのタイム。2F目から、一度も12秒台のラップにならない、一度も息が入らない「全速力」でのこり800を刻んだ、ある意味「勇者」がメイショウタバルだった。
もちろん、馬のポテンシャルに大きな自信があったから取れたこの「超絶積極策」であり、馬券を買っていた身からしても「やることをやって負けたのだからこりゃあ仕方がないか…」と、着順こそビリを引いたものの、そこに口惜しさはなかった。
まあ、浜中スグルも、この翌日には栗東に戻り、同期の為に弔辞を読むという「大仕事」を控えていたこともあって、その思いも募って抑えなかったのかもしれない。
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いちかばちかで「出せるチカラはゼンブ出し切る!」と、前半フルスロットル策に舵を切った。コインの「表」に全張りして、結果「裏」が出た、まさに文字通りに「裏目った」ものと言える。
この皐月賞ウィークは、全国随所で亡きコータを背にし、力に変え、勝利をもぎ取ったケースが頻発した「特異週」。中山大障害の黒岩ユウ、皐月賞の戸崎ケータ、福島民報杯の天才丸田、福島の平場のルーキー▲高杉コウも、みんな藤岡コータを思いながらメイチで馬を追い、勝利を天に捧げた。
…のだが、そんなコータに一番近かった同期の浜中スグルだけが、スベッて裏目った。
まあこれも勝負事なのだが、浜中スグルだって喪服着て弔辞を読むだけでなく、仕事で結果を残してコータに捧げてやる!と絶対に思っていただろう。皐月賞で思いっきりやり残したことがあるのは事実。
そんなメイショウタバルだが、ダービーに向けて1週前追い切りでは3頭併せで「前に馬を追いて折り合いをつける」稽古をしている。これには若干のムムッ!?を感じる。
18頭のメンバーを見渡すと、逃げ馬はもうこのメイショウタバルだけ。どうぞどうぞ行ってくださいのファストパス状態。皐月賞で前の位置取りでビーチフラッグしたシリウスコルトもアレグロブリランテも、絶好位にいたジャンタルマンタルまでいない。どこをどう考えてもメイショウタバルさん、どうぞ楽に逃げてくださいというメンツ。
なんか、キナ臭い。
最終追い後は、「逃げとか、一切考えていない」と浜中スグル。
そんな中、恣意的にハナを奪いに行くかもしれない馬が3頭を搾り出してみた。
・①サンライズアース
デビュー戦は逃げ切り勝ち。テン乗りの目立ちたがり屋・池添ケンイチがコースロスない最内枠を腹括くくってスタートから出して行って先頭で1コーナーへ。
・⑪シュガークン
フィジカル勝負ではとうに勝てないと、先週のオークスで殊更に悟った武豊が、ならば「盛り上げよう」「沸かせてやろう」そしてダービー初参戦の若きIT馬主のために「一生に一度かもしれない夢舞台。せめて見せ場を作ってやろう」と爪痕を残すべく、キタサンブラックの弟でハナを取り切りに行く。
・⑭ゴンバデカーブース
僚馬の⑨ダノンエアズロックの末脚がより活きるため、メイクデビューで逃げ切り勝ちしたゴンバデカーブースを「捨て駒」とし、昨年のダービートレーナーとして、ゆとりのラビット大作戦で、果敢にハナを奪いに行く。
この、一般的に予想だにしないハナを切った馬が必ず一頭現れると踏み、外から切れ込んでその直後のその2番手で競馬を進めるという、したたかな「ギャンブル戦術」を石橋センセイは描いて、浜中スグルには既に伝え、この調教過程を踏んでいる読む。
というか、飲み友達の武豊には「豊ちゃん、うちのタバル2番手で行きたいから、ハナ行ってもええで?」と、ビールを奢っているかもしれない。
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でないと、最初っから逃げる戦術を取る馬が、わざわざ前に馬を追いて折り合いをつける調教に、意義も意味も感じないからだ。むしろ本番で誰も前がいないと、馬が喜んでまた引っ掛かって逆効果。
この石橋センセイが所望する「絶好位競馬」は、18年前の2006年に石橋師が自ら騎乗して制したダービーのメイショウサムソンの位置取り。
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これを、浜中スグルにも指示事項として伝達しているのだろう。
この石橋先生の「一手先を読む調教過程」と、ひとりだけ完全に裏目った浜中スグルの「コータリベンジ」がすべて噛むとなると、もともとタイム面での裏付けはつばき賞・毎日杯でとうに証明できている実力馬。皐月賞ビリで人気的には十分死んだところで、いまこそ注目したいところだ。
⑯メイショウタバル…▲(木曜時点)
出頭取り消しは残念ですが、だからといってメイショウタバルの見解をすべて消してしまうのは違うと思い、では逃げ候補はだれ?という推察は今も活きることから、そのまま記すこととしました。これで有力な先行馬が減り、ますます前は落ち着くものと推察できる。
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で、そんなメイショウタバルは回避し、結局逃げたのは大外枠のエコロヴァルツだったという、逃げた馬すら予想できずじまい。
そのくらい、▲メイショウタバルの直前取消は、今年のダービーのゲートが開く前の「では誰が逃げる?」という疑心暗鬼から、実際ゲートが開いてからも「誰も行かねぇ…」という腹の探り合いとなり、結局、ダービー制覇経験者たちがその経験則から前目に行き、上位を独占したという結末に。
メイショウタバルがダービーを回避した理由は、ザ石。
石を踏んづけただけで、ダービーを回避。さぞかし石橋センセイも悔しかっただろうし、その石を恨んだだろう。
ダービーに出そうと思えば出せたのかもしれないが、大事を取って、馬を想って涙を飲んでの回避は、皐月賞を回避したダノンデサイルと若干背景が似ている。
そのメイショウタバルが、この「ダービーのやり直し」として選んだのが、東京競馬場2400mのミニチュア版である中京2200mの神戸新聞杯。やり直しの舞台としてはじつに適合していれば、ご丁寧にゲートインの場所もダービーとほぼほぼ変わらない8枠⑮番。
この◎⑮メイショウタバルが、放牧から栗東・石橋厩舎に戻ってきたのがお盆前であり、最初に時計を出したのが8/15。石橋センセイにとっては、弟子の角田タイガを亡くし、関係各位の対応に追われた最もつらい時期。それでも競馬は行われるし、それでもメイショウタバルは大人になって帰ってきた。
そこから1か月と1週間、CWと坂路でのほぼ毎日追われる。
CWは長めに6Fから追われることが多く、9月に入ったらラストも強化して、どんなに長く追ってもラストは11秒でまとめること4回と、もはやトライアルとしての仕上げとしては異例。あたかもG1に向かうかのような臨戦態勢であり、メイショウタバルの追い切りこそ、石橋センセイにとって、精神の均衡を保つ、凛とできる唯一の時間だったのかもしれない。
自分の管理の甘さによって、管理馬をダービーに出せなかった。
自分の管理の甘さによって、所属する弟子が自暴自棄によって命を絶った。俺は、馬も人もまともに育てられないダメトレーナーと、酒に明け暮れながら自分を相当に責めただろう。
が、それでも時間は流れる。
メイショウタバルも順調に大人になっている。もう、これを見つめていくしかないと、石橋センセイは思いながら、このメイショウタバルとの1か月と1週間を過ごしたのだろう。
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鞍上・浜中スグルもまたやらかした。
この◎⑮メイショウタバルには乗れるが、先週土曜の騎乗で同じメイショウの勝負服・メイショウシロガネで内に斜行して菱田ユウジを落馬・負傷させ騎乗停止、来週のスプリンターズSのナムラクレアはアウトとなった。
まあ、ナムラクレアは因果応報なので責められるものはないが、加害馬メイショウシロガネも内に斜行しなければもっと上の着順だったことから、松本オーナーには反省の報告も行ったうえで、次週のメイショウタバルでの健闘を誓ったことであろう。
皐月賞だって、馬が折り合いを欠いたとは言うが、大爆死ペースで行かせたのは浜中スグル本人。まだ浜中スグルは、メイショウタバルで何の栄冠も勝ち取っていないのは事実。ここでやらなきゃ、いつヤルんだい?
と、ここまで重すぎるくらいに重い◎⑮メイショウタバルのバックボーンについて書いたが、馬はドコフクカゼの馬耳東風。
ゴールドシップ×フレンチデピュティで、その適距離は間違いなく2000m以上。ダービーで走れたはずの初の中長距離はおあずけとなり、改めて、明日、◎⑮メイショウタバルの2000m以上の走りっぷりを確認できる。
この1か月間の調教で最大のテーマは「折り合い」。
これが著しく欠如していたため、皐月賞での大爆死ペースとなったワケだが、このCWの6F長目から追って、ラスト11秒台を4本出した調教は折り合い面の心境を物語るには十分であり、大暴走しない、引っ掛からない大人の◎⑮メイショウタバルを眺められるチャンスであり、「ダービーのやり直し」を、自身のパワーアップをもって、そしてダービーよりもはるかにメンバー弱化で迎えられるのは、もうプラスに考えるしかない。
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明日の名古屋地方は、未明から午前中にかけて雨模様であり、雨が上がってもピーカン照りにはならなそうなことから、馬場状態もパンパンの良ではなく、稍重近辺のお湿り競馬で想定。
となると、今の中京は馬場が悪くなるとインも一気に傷みが目立つ稽古にあることからも、◎⑮メイショウタバルにとっては道悪競馬は全く苦にせず、重馬場の毎日杯でも水掻きスイスイで圧勝劇。
大外枠から馬場の良いホームストレートを気持ちよく内に切れ込んで位置を取ることもでき、この雨も味方になりそうだ。
と、あまりに◎⑮メイショウタバルについて熱く書いてしまったが、○⑪ショウナンラプンタは、青葉賞・ダービーとも8枠引いて前に壁を作ることができずついていなかったが、今回は6枠⑪番。ホントはもう少し内が欲しかったが、今度こそは前に壁を作って折り合いに重視しながら、青葉賞同様いい脚を長く使う競馬に徹することは可能。
まだ無名だった2年前の◎ジャスティンパレスがここを勝ってスターダムへとのし上がっていったように、中京2200mの神戸新聞杯は、鮫島カツマにとって成功体験の宝庫なのも心強ければ、デビュー以来一貫して同一のジョッキーが乗っているところは買い材料。
ほんとうは④サブマリーナも重い印を打っていたところだが、回避は残念。買い目(調理の一例)は下記の通りとした。
菊花賞トライアル・神戸新聞杯。
しかし、ただ一頭だけは、3か月遅れの「日本ダービー」。
もし◎⑮メイショウタバルが、ザ石せずに順調にダービーの舞台に出てこれれば、果たして何番目にゴール版に飛び込んだのだろう?
そんな、絶対に解き明かされない疑問が、このレースによって「大体このくらいだったのかもしれない」という、ボンヤリとしてはいるけれど、かなり近い解が得られると思うと、馬券云々ということは置いといても、嬉しくなってくる。
辛いこと一杯あったんだし、明日くらい、石橋センセイに安堵の酒を飲ませてやりたいなぁ…。
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単勝・複勝 ⑮
馬連・ワイド ⑪-⑮(本線)
馬連 ⑮⑪-①②⑤⑥⑦⑩⑫(おさえ)
3連複 ⑮-①②⑤⑥⑦⑩⑪⑫
なんかG1ばりに9000文字弱書いちゃいましたが、来週から始まるG1コラムに向けて、こちらも「いいトライアル」となりました。ご感想等ありましたら遠慮なくどうぞ!
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