【無料★★★】6/19・浦和11R(バイトリーダーNの地方重賞・さきたま杯)
明日は17:45からさきたま杯。今年からJpn1に昇格し、浦和競馬で初のG1級レースの開催。何事も初物を仕留めるのは大事。仕留めて成功体験を積み上げたいところ! 今回は無料にてお届けします。ぜひご覧ください! #さきたま杯 #浦和競馬
◎⑤イグナイター
○②シャマル
△④アマネラクーン
断然の1番人気レモンポップを印に入れないという、10人が見たら9人が
こんな印象をオラに持つことだろう。
ただ、「競馬に絶対はない」というのが競馬の古くからの格言であり、その格言が活きる時なのかな?という気配を感じている。
浦和の1400mはコーナー4つの小回り。
一周1200mの小さな競馬場だけに、そのコーナーはかなりのキツさがあり、中央の広い競馬場でばかりレースをしてきた馬・そして人まで、その厳しいrに戸惑うものが続出し、ここ浦和の幾多のレースでドボンしていったのをオラは見ている。
こういうトリッキーコースの1400mをこなせてしまうのは、マイラータイプよりもスピードが活きるスプリンタータイプと相場が決まっていて、1200mに適性があるスピード自慢が、スタート後の300mのホームストレートで抜群のダッシュ力から先手を奪い、そのまま極限のスピード勝負かと思いきや、そこで迎える1~2コーナーで減速。ここで息を入れながら慎重にコーナーを回ることで、オートマチックにタメが効いてしまう。
そして向こう正面でも再加速しかかと思いきや、またもや3~4コーナーで息が入り減速、ここでエンジンをふかしたい後方の有力馬たちは、変にふかせば遠心力で外々を回らされてしまい、結果、前々の内々で運んだスピード自慢たちを捕らえられず、メリハリの効いた流れを利用して押し切ってしまっているという結末が多く、その連対馬の脚質も、圧倒的に逃げ・先行馬たちが多く、鞍上もこのトリッキーコースをほどよく熟知している地方競馬のジョッキーの台頭も目立つ。
昨年はまだJpn2だったが、このレースを勝ったイグナイターが7番人気ながら勝利したのは、
・馬がマイラー寄りではなく、実はスプリント寄り。というか、実は完全なるスプリンターだった。
・南関東トップジョッキー・笹川ツバサの熟練したコース取りによるもの。
この2つの要因によって成し遂げられたものと推察。
◎⑤イグナイターは、昨年の盛岡・南部杯では横綱・レモンポップに2秒の大差をつけられる負けを喫するも、その次走の大井・JBCスプリントでは快勝。「なんだよマイルもそこそこ上位に来れる奴が、スプリントもこなしてしまうのか!」というのがこのときの大方の印象だと思うのだが、いんや実はそうではなく、マイルがドンピシャではなく、実は生粋のダートスプリンターだったのでは?
と考えると、昨秋のJBCスプリントではやっと来たよベストの舞台で当然の勝利だと言えれば、昨年のさきたま杯も7番人気でも勝てたというのもスジが通る。
もちろん1400mも「範疇」にあるスプリンター。という注釈もつく。
そうでないと、今年のフェブラリーSのハイパー爆死ペースを2番手追走して、ラスト200の1400mの通過ラップを、先頭で1.22.8のタイムで通過はできない。
この「1400mのパフォーマンス」が、今年の2月にできている時点で、まだ◎⑤イグナイターが成長曲線が急に降下しているとは言いづらく、加齢による能力の減退と言う懸念材料はなくなったと言える。
そして、この浦和1400mのトリッキーレースに一番必要な要素が「スプリンターとしての資質」であるならば、その潤沢なスプリント適正がJBCスプリントで証明されている◎⑤イグナイターは、昨年同様に、ぶっ飛ばす前を好位で見ながら、浦和の仕掛け時も完全に熟知している笹川ツバサによって連覇が可能。実はフロックでも何でもない、ごくごく当たり前の勝利でしたという結末を夢みて、◎に抜粋する。
一方で、断然の1番人気する⑦レモンポップだが、その浦和1400mを勝つ為に必須である「スプリンターとしての資質」があることは何一つ証明されておらず、この馬にとってのドンピシャはマイル。マイラー資質があるからこそ、昨年12月の中京では、コーナー4つの1800mも道中息を入れてこなせてしまったということで、さらにその栄光に「箔」はついたのだが、改めてマイラーであることを露呈した勝利だった。
ではそんな大物マイラーが、かしわ記念ならまだしも、「実質スプリント戦」のココで、ずっと自分の競馬で進められ、タイトなコーナーも問題なく進めて安心の大圧勝をするかというとちょっと疑問。
少なくとも南部杯のレベルの「自分の競馬」ができるとは思えず、ものすごいスピードで前を行くスプリンターたちを捕まえる為に苦慮しながらも、きつい3~4コーナーでギアが挙げられず「おい!?」と鞍上から馬を鼓舞する坂井リュウセイの姿がイメージできる。
かのカフェファラオも、6歳となった昨シーズン、ガタッと成長曲線が落ちて、昨秋の南部杯では往年のパフォーマンスが全く発揮できず、レモンポップとの2強対決でも大惨敗したが、レモンポップも6歳になり、春のドバイでは全く自分の競馬ができていなかったところに、若干成長曲線の陰りも垣間見た、そんな寂しい負け方。
そんな田中博康センセイがかしわ記念ではなく、この浦和の1400mを選ぶところが、全力で獲りに行くというよりかは、「ここ逃すと春シーズン使うトコないしな…休んでばっかだと馬にも良くないし、いっちょ使うか」と、あくまで今後のための足慣らしという感もあり、そこに加齢による成長曲線の劣化が蝕んでいるとしたら・・・と考えると、ちょっとこのオッズで手を伸ばすのはどうなのかな?という疑問が沸き起こり、「勝ったらしゃーない」と腹括って買い控えしようという結論に。
ダートのスプリンターとしての片鱗をひとっつも見せていないのに、浦和1400mという「実はスプリンター大歓迎」という隠れた一面を持つコースで1番人気。ちゃんちゃら可笑しくねこれ? オラがいちばん言いたいことはこれ。
○はダートスプリンターとしての資質に溢れている②シャマル。しかも、グチョリンコダートは大得意で不良ダートはオープン入り以降は
【5.0.1.0】と、必ずお金になっている水かき泥跳ねを搭載。昨日の浦和はコンディション不良で6R以降中止となった「スーパー泥田」であり、1日晴れが続いても「普通の不良馬場」で行われるだろう。まちがってもパサパサダートはあり得ない事から、水を得た魚のスピード信条シャマルにとっては恵みの雨。
地方代表として、デビューから浦和ダート1400mをホームとする▲④アマネラクーンにとっても、ベストパートナー森タイトの手綱さばきによって慣れない中央馬たちを尻目にスイスイ好位のインでロスなく進んであらあら残ってました!という結末に期待。その桁違いの経験則で、狂って3着も十分にあり得る。
競馬に絶対はない。
この使い古された格言は活きているからこそ、我々高配当大好きな「夢追い人」は、きょうも穴狙いをやめることはない。19世紀のゴールド・ラッシュ時に、金脈を掘り当てた者が思わず口にした言葉が語源の「ラッキーストライク」。これだって、ツルハシを振らない事には絶対に巡り合えない。なので、臆することなくオラもツルハシを振るんだ!
そんなラッキーストライクに巡り合いたいジャンキーの買い目は、これだ。