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【☆80話☆】11/3東京11R・アルゼンチン共和国杯+米ブリーダーズC(バイトリーダーN)

お待たせしました! 年に一度の名物「ルーキージョッキー通信簿」が、さらに精度を上げて今年も完成! さらに、日曜日の東京G2に加え、明日早朝の米ブリーダーズCを全鞍予想と、G1の谷間でもスルー厳禁の盛り沢山とその手は緩めません! ぜひご覧ください!


今年もやります!

2024・ルーキージョッキー通信簿

デビューから8か月。競馬学校騎手過程40期のルーキージョッキーたち。今年もそれぞれ、高頻度で馬券圏内に持ってきていて、それぞれ「色」も出てきているところ。ここまで8か月の活躍ぶりを評価し、その特徴・傾向・伸びしろ等今後の展望等を特記事項としてを取り上げ、今後の馬券検討の素材に、もしくは決め手としていただければ幸甚です。

そして今回のコラムは、掛けたエネルギーの量もさながら、今後の馬券戦略における武器として使える「資産価値」は十分あり、購入者との差別化は必須であることから、アップ後の無料開放はいたしません。

どうか悪しからずでご理解の程お願いします。

なお、対象は平地ジョッキーの7人とさせていただきます。
(成績は10/29現在)

今年の7人は、【Aクラス】【Bクラス】とハッキリ2分でき、勝ち星上位の4名が【Aクラス】で、下位3名が【Bクラス】と線引きしてよい、割とわかりやすい構図となっている。(記事下部に総合成績を記載)

それでも、一人一人個性が如実に出ていて、同じ腕でも馬券戦略は大きく変わってくるのが今年のルーキーの面白いところでもあるので、個々については順番に掘り下げていきましょう!


【Aクラス】
①高杉リキ(栗東:藤岡健一厩舎所属)

馬券圏内65回の複勝回収率:428%

勝ち数:A 馬券信頼度:B 馬券破壊力:B
成長力:B 総合:A

同期7人の中で、減量マーク-3㌔(▲)が-2㌔(△)となった「一番出世」を果たしたのが高杉リキ。騎乗数が1位の吉村君よりも100回以上少ないにもかかわらず、勝ち鞍は7勝多く、勝率は群を抜いて9.9%と、「勝ち」に対して貪欲なジョッキーであると言え、馬券圏内率では吉村君と大差ないことから、ピンかパーになるようなギャンブル的スパートのような、思い切りのいい騎乗が目立つ。

それゆえ、ハマった時のデカさは馬券破壊力にも表れていて、メンバー中2位の428%。栗東組では断トツのトップであり、穴馬に乗せてもシッカリ馬券圏内に持って来れることから「穴男」としての資質もアリ。

それだけ肝が据わっているのも、デビュー翌月に兄弟子の藤岡コータを亡くし、夏は函館で寝食を共にしていた角田タイガが奇行からの暴挙でこの世を去っただけでなく、高杉リキも、角田乱入の同乗者としてネット上で容疑の目を向けられたりと、8か月では到底経験できないようなことの連続で、ルーキーイヤーながらこれらの経験で、相当に人気として「図太く」なって肝も据わっているのかもしれない。

前半4か月(3~6月)より直近4か月(7月~10月)が、勝率は大きく変わらずも、連対率3%、馬券圏内率4%向上していることから、より騎乗馬を上位に持ってくる技術を直実に身に着けている証であり、順調に成長。30勝していち早く1キロ斤量が重くなっても、カバーできるウデはあり、△となっても引き続き買えるジョッキー。

夏の北海道シリーズで一気にブレイクし、札幌のダートでは馬券圏内率3割超えをマークしたことからも、コース形態が似ている福島ダート、年明けからの小倉ダートでは相当な数字はマークしてくることから、注意は必要。


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新体制、早く軌道に乗せたいと思っているので、よろしければサポートお願いします!(*^_^*) がんばって書いていきたいと思います。