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【☆49話☆】7/27新潟7R・関越S(バイトリーダーN)

夏競馬の真骨頂は「土曜コラム」にあり! 先週の札幌メイン◎エイシンフェンサー1着を筆頭に、ここ6週でなんと5度のロォン!ともはや「隠れ財宝」の土曜コラムが、夏・新潟に移しても大暴れ宣言! 日曜もいいけど、土曜もね! ぜひご覧ください! #関越S #新潟競馬  


と、◎エイシンフェンサーのロォン!で勢いづいた先週土曜の競馬終了後のハナシなのだが、晩飯を喰ってもなんだかダルさ・倦怠感・軽い吐き気がカラダを襲い、いざ日曜競馬に向けて集中して予想しなければならないところなのだがなかなか身が入らず、( ,,`・ω・´)ンンン?明らかにオカしいぞこれ。

なんか変なの喰ったかしら? ミステリー弁当か?
(ウソです。そんなこと言ったら殴られます)

一週間たった今でもその原因は解らず、これは平日5日間・炎天下で弁当配達に勤しんだ代償なのか、はたまたアラフィフということで男性版更年期障害の到来なのか、その真相は闇のままだが、さしあたって土曜夜のもうひとガンバリが求められている状況下、ヤクルト1000をグイッと飲んで日曜の予想をコンプリート。終わった時には時間は24時を過ぎていて、日付は日曜となっていた。

この時点でもうHPはエンプティであり、予想こそまとまってはいても、そこから各レースの予想記事まで書けるファイトもガッツもなく、僭越ながらこういった緊急事態の対応策として時折登場する「印と買い目のみのライトバージョン」でお届けさせていただくことに。

いろいろ論拠をご期待していた皆さん、申し訳ございませんでした。

しかし、予想は決して的を射てなかったワケではなく、10打数5安打の5割。どんなに体調が悪くても、予想は別物であって決して体調と連動しないところは見せられましたし、この喫茶店に移ってからは、一日にロォン!2回未満という、いわゆるお通夜はまだ一度もないところは継続できました。

ロシタンも福島9Rでド完璧のスタンドイン!
こういう一撃が打てれば、たとえ根拠は割愛しても、文句はないでしょう。

※無料ですので、未読の方はご参照ください。

ちょうど週中に喫茶店に来店された3組目の読者さんが、「ロシタンはロシタンでも、焼き肉の出てくるサムネイルは自信度が高そうなので見てますよ!」とおっしゃられていて、オラも「え?そうなのかぁ」といたく感心させられたことがあった。

…いんやぁ、よく見られていますねぇ。

確かに自信度の高い終盤のロシタンは、この焼肉サムネイルが出る頻度はおっしゃる通りに高いのかもしれない。これまで決して確信犯的なレベルではなかったものの、こうして言われて「おお、そんなサイン出してたのか!」と思わされたばかり。

たしかに振り返ると、自信度の高いロシタンは特に意識せずに、自然とコレにしていたのかもしれないなぁ。。。

と、ド天然でやってるのを見事に読まれてるって、もう某終身名誉監督の出す、誰が見てもわかるサインのようで、ちょっと恥ずかしい気分に。

ここは、バントだ!

なのでこの日曜は、初めて恣意的に「これが今日イチだよ!届け!」というサイン感覚で、満を持して福島9Rに焼き肉ロシタンを出して、みごと◎ド完璧1着! 

無事、サイン通りに「有言実行」できたのでした。

と、たとえ根拠等の論拠はなかったとしても、印と買い目には十分タマシイが入っていることはお見せできたと思います。

しかしながら今後、いつまたカラダがおかしくなるか、どこでガタが来るかは競馬よりも解らない状況につき、今後もこういう突然のライトバージョンにシフトする可能性は多々あることはご留意ください。
トシもトシですアラフィフ8歳馬ですから、ここはあまり我慢せずTPOでシフトはしていきます。命あっての予想家ですからね。

と、読者さんから生の声を聞くことで、オラも新鮮な気分になったり、気合が入りなおすこと多々。

ここからはBGM付きで。ジョップリンでも流しながら。


先週も、2名の読者さんが喫茶店にご来店。
これで一連の「ロイヤルストレートフラッシュ」キャンペーンは、完全終了となりました。改めて、ありがとうございました!

女店主も、シウマイを喜んでもらったことにご満悦。
このシウマイ、最初は試行錯誤の連続で、女店主は自ら不満足の赤点をつけていたものの、たゆまぬ努力と研究によって、進化に進化を遂げ、その最新バージョン「シウマイ9.0」は、もう最高級の美味に!

もう、完全にお金がとれるレベルになっています。
こちらをふるまう事が出来て、大変喜んでいただきました。

ただ、「一度ヤッた女は、あーもういいや」という「男」ばりの内面を持つ女店主。シウマイもここ1か月で10回以上も作ったので、さすがに飽きているようです。これも性格なのでやむなし。

(一方で「女」の内面をもつオラ。美味しいティンポはいつでもブチこんで!の「ちょーだいメス豚」なので、なんぼシウマイ出されても全然飽きません…)

なので女店主。5組の来店客コンプリートで「もうしばらくシウマイ作らなくていい!」と解放され、晴れやかな表情に。

お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

と、普段は我々、ネットを通しての予想家なのに、実際に会えた。ほんとうにいた! 顔を見て、ちゃんと人間であることを確認しながら、いつもの活字ではない、リアル音声でトークができた。普段は文章でしか見えてこない自称マジメ顔のドエロ予想家が、そのまんま目の前にいる非現実感が信じられない。そんな感想をもって接してくださった皆様方でした。

これを受け、改めて我々は「顔の見える予想家」として、ネット中に蔓延る「晒さない予想家」との差別化を図っていき、その結果として「選ばれる、採用される予想家」となっていきたい。そう心に誓ったのです。

オラも某師匠として過ごした5年間、その素性は明かさず、顔が見えない状態で予想だけを淡々と提供し、パーソナリティも極力晒さない方針に服従していましたが、それは改めて「性に合わない」ことが解りました。

人間、晒してナンボ。
いや、もちろん晒さないより、数段辛いことは承知の上。

だって、ちゃんと自分の予想に責任を帰属させたいから。
最後までバイトリーダーN印をつけて、消費者のお口に届けて、その感想をお聞きしたいから。

それに晒さないと、都合の良い逃げ道はたくさん作れて、どうにでも逃げられる。これがネット予想家のできること。けれど晒すことで、決して逃げられないところに自分を追い込めるから。

顔が見えていないと、素性が知れていないと、たとえ予想が外れてもハイ終わり。それで消費契約は終了。二言目には「だって馬券は自己責任ですから」と、時に負けたレースを振り返りのフォローもなくサラッと終わってハイ次!とすることもできるし、他のレースの的中報告に対するリプを大々的に「きちゃああああ」と大騒ぎして自分の不的中を隠す、そんな姑息なやり方とかで、逃げることはいくらでもできる。

ただ、オラはそんな卑怯な予想屋ではありたくないし、ただ単に予想を出すだけで当たったハズしたでハイ終わりという淡泊な予想屋でもありたくない。

たとえ空振り三振しても、全国ネットで日本中のお茶の間から「何やってんだコノヤロー!」と罵声を浴びせられ、悔しそうにベンチに帰る姿までちゃんとカメラでとらえられている、そんな「逃げ道のない予想屋」でいたいと思うのです。

逆の立場で考えてみれば明確。
どこの誰だか素性が解らない、究極、ドロンだってできちゃう予想屋は、オラだったら買うかなぁ? ある程度ヒットは打つけれど、顔の見える予想家と見えない予想家。ほぼほぼ同じ成績であれば、オラは顔の見える予想家から買いたいとも。

と、今回のご対面を通じて痛感したもので、今後もどんどんパーソナリティを晒していきます。ティンポ以外は出せるところは全部出していきます。

そして、グラウンドの外でもこうしたファン感謝デーばりのキャンペーンでは引き続き盛り上げていきますし、喫茶店ではカウンターに肩並べてしっぽり話もします。

せっかくお会いできた「縁」は、いつまでも大事にしたいですからね。

思えばこれが、オラの18年前、mixi始めたころからの基本方針であり、5年ぶりに復活・軌道修正。いつもの「しゃぢょ」に戻りますよ宣言。

素性の知れないネット予想家たちとの、2024・差別化計画。
読者さんもキチンと差別化できる、熱い血が流れる人として向き合える、そんな選択肢を与え続ける存在でありたいと思います。そんな考えにご共感いただければ、引き続きこの「お金になる喫茶店」に、元気においでいただければと思います。

そして、一度リアル喫茶店に来られた方については、機会あらばどんどん来てください。(いや、遠い方もいらっしゃいますけれどね)

ただ、凸はちょっと不意打ち感があるので、できれば事前にご予約・スケジュール調整をよろしくお願いいたします。ご連絡いただければ、きちんとお席は用意しておきますので。

とはいえ、ほとんどの皆さんがリアル喫茶店にはまだ行けてない、双方向とはなれない状況ですし、「当たればなんだっていいよ!」という予想重視100%という方もいらっしゃることでしょう。

それは十分に解った上で、もちろん成績は当たり前、それに加えてより顔の見える、より人間味あふれた「エンターテイナー」を目指して、突き進んでいきたいと思っています。

オラは落合や門田ではない、生涯、中畑清だ。

今後もどうでもいいエロ話なり、競馬が楽しくなるキャンペーンとの仕掛け等、たくさんの「より人生がより楽しくなる付加価値」をまぶしながら、「楽しい喫茶店」を展開していきます。

なのできょうは、その誓いを込めてBGMにジョップリンの「ジ・エンターテイナー」を流させていただきました。みんな曲は知っていても、誰の楽曲でありタイトルまではなかなか知られていないんですよねこれ。

若干不謹慎ですが、この先オラがいつか死んだら、この曲を流して葬ってください。精一杯のエンターテイナーだった証として…。

あ、エロといえば、月曜日にご来店された4組目の方は「アップル通信」を昔読んでたとカミングアウト。そーいえば、オラも読んでいたなぁ。

ただどちらかといえばオラは「さくらんぼ通信」派かも。最新AV紹介記事が群を抜いていたので。

どーでもいいか。

というワケで、まずは今回のキャンペーン要領へ。
(いつもと若干異なりますので、要注目でお願いします!)


【2024・夏競馬をもっと楽しむプレキャンペーン⑤】

開催期間:7月27日(土)~8月4日(日)
(開催2週を通して行います)

上記4日間の土日競馬開催で、当方が予想したすべてのレース
(無料・有料は問いません)
で、予想を参考にしたことによって的中できた、的中馬券画像を含めたロォン!報告をしていただき、その回数によって、「お中元争奪アミダくじ」のアミダ本数が変化するというもの。

【あみだくじ本数】
ロォン!報告回数
1回~2回…1本
3回~5回…2本
6回~9回…3本
10回以上…4本
アミダ当たり本数…5本

当たり①…「★お中元★」
女店主・ラムネより、アイスコーヒーで涼しい夏をお中元としてお届け。
キーコーヒー・プレミアムボックスが再登場!

リアル喫茶店で出しているキンキンのアイスコーヒーを、ご自宅でもどうぞ! 前回当選のオスケさんがまた当たったら、それはそれで奇跡!


当たり②③④⑤…「★アマギフ★」

Amazonギフトカード1500円分

これら5本の当たりが入っているアミダです。

え? コーヒーは別にいいからアマギフよこせって? まあまあ、そう言う事を言わずに、参加して「★アマギフ★」を当ててくださいっ!

8/4日曜の競馬開催終了後、アミダ参加のパスワード・参加本数を、DMでお送りします。

アミダ開催開始…8月5日(月)21時
アミダ締切・結果発表…8月6日(火)21時

アミダの不参加者が発生した場合、代走としてロシタンが入ります。
ロシタンが当たったら。どうしよう。キャリーオーバーでもしようかしら。

【ご注意!】

今回は、プレキャンペーンとしては初の「週またぎ」の2週キャンペーン。背景としてはこの2週間は、これまでの3場開催から札幌・新潟の2場開催へのシフトにより、レース数・報告数減が予想されることによるものです。決して、毎週めんどくさいからという怠惰ではありません。

そしてこのアミダくじは、システム上、一回に参加できるクジの数は最大50本。よって、このキャンペーンも、クジ獲得本数が50本となった時点で、キャンペーン終了とさせていただきます。締切を喰らう前に、お早めに10回報告してクジ4本をゲットされることを推奨します。

クジの獲得状況は、適宜中間報告をしていきますのでご参照ください。

当たり①は、宅急便でお送りしますので、当選者には送付先をDMでヒアリングすることとなりますので、ご了承ください。

なお、読者を判別するため、アミダのエントリーは「Xのハンドルネーム」から類推できるお名前でのアミダ登録をお願いします。

先週同様に、有料だけでなく、今回はなんと無料記事までアミダの対象に!
これまでは様子を見るべく眺めていた読者のみなさんも、これを機に是非参加してください。これもまた、「プレ・キャンペーン」の意義。

ぜひ、楽しいアミダで、お中元ゲットしてくださいね!

というワケで、関越S。ヒューマニズムも満載でイキますよ!


◎⑦セレシオン
○⑬トゥデイイズザデイ
▲⑩グランスラムアスク


このレースが真夏の新潟ダート1800mから、シレッと芝の1800mに変わったのが2020年の事。オラの大好きな馬・トリコロールブルーがエントリーということで、ほぼこの馬に全財産をぶち込んだことがあったが、あれから4年、このレースでお金になる馬の特色・傾向とすれば、32~33秒台の脚が使える「切れ味自慢」が大きく活躍している。

夏の新潟の開幕週、当然に馬場は傷みなく良好。
それは雨が降って馬場が渋ってもその傾向は一緒であり、フッカフカの芝では下が多少緩かったとしても、馬場が掘れているワケではないので、クッションは効いていて、求められるのは切れ味。そのゆえ、良馬場で33秒台がコンスタントに出せる馬から狙うのがこのレースの主眼。

◎⑦セレシオンは、晴れ雨兼用でとにかく新潟では崩れない。前走は良馬場の新潟ながら、開幕週から馬場が荒れまくった、馬場の傷みが激しい春の新潟で、外目を通って一頭だけ違う脚で0.3秒差の圧勝でオープン入り。騎乗した荻野キワムも「新潟は合っている。まだまだ奥がありそう」と含みを持たせるコメントで、今後のさらなる伸びしろに期待していた。

で、この荻野キワムがテン乗りした◎セレシオンは友道厩舎。
この夏、何度もコラムに出てくる「新・蜜月コンビ」

検索条件:荻野キワムと友道厩舎の全成績

すべては、この春の新潟のオープンレースで、2度の代打騎乗で結果を出した事が、その後の蜜月につながっているものであり、このセレシオンの弥彦Sでの勝利が、友道センセイのハードをガッチリつかんだものと推察。

それゆえ、米子Sのラインベックも、ラジオNIKKEI賞のジュンゴールドも自分で追い切りに跨り、勝てはしなかったもののその蜜月ぶりを見せつけ、夏の小倉ではついにメイクデビューまでオーダーを受け一発回答と、一回や二回のドボンではその蜜月ぶりは崩れることなく、継続している。

そんな中、この蜜月のすべての「基点」となったのが◎セレシオンであり、荻野キワムが勝たせた舞台と全く同じ新潟芝1800mというのは強み。

鞍上・舞台が一緒でその前走が後続を0.3秒置き去りにする内容は、相当に好相性であり、相手が一段階強くなるオープン特別であっても、十分に太刀打ちできるものと推察する。
明日の新潟は雨で渋った馬場が見込まれるが、昨秋の新潟・魚沼Sの走りからすれば対応は可能とみる。

○はそんな荻野キワムとともに「9年目ジョッキー・残された独身コンビ」となった坂井リュウセイ騎乗の⑬トゥデイイズザデイ。昨年夏の新潟の開幕週・佐渡Sでは、2番手追走から33.4の脚を使えた「新潟外回り巧者」であり、9か月の休み明けの谷川岳Sでも、メイチョウチタンのオッペケペー競馬に翻弄されたものの2着確保と、新潟外回り巧者としての存在は示した一戦。

前走のエプソムCは、1枠①番で内に閉じ込められて終始悪い馬場を通らされたノーカウントレースであり、この10着大敗で人気を落としてこの得意の新潟に戻る今回は絶好の買い時。

と、9年目独身の仲良しコンビ◎◯が、嫁よりまず目の前のゴールにどちらが先に飛び込むか。荻野キワムは、友道センセイとの関係をより盤石にするため負けられず、屈指の競馬オタク・坂井リュウセイは、ふがいない小倉での4週間を払拭することと、ライバル荻野キワムをやつつけてゴールすることに意義と快感を感じていることから、ここは気分一新の全力投球。イケメン坂井リュウセイだが、女など目もくれず、生き甲斐は競馬まさにこれ。

…で、終わればよいのだが、大爆穴▲として⑩グランスラムアスク。

坂井リュウセイが大好きで仕方がない西村アツヤ。
矢作厩舎のエース・坂井リュウセイが、自厩舎ではなく、池江厩舎からの○トゥデイイズザデイのオーダーを受けてしまったため、矢作センセイは、「アツヤ、だったらこの馬でリュウセイをやっつけてこい!」と▲グランスラムアスクの騎乗をオーダー。

検索条件:2023年以降、矢作厩舎と西村アツヤの全成績

昨年から、矢作厩舎からも積極的にオーダーがかかっていた西村アツヤ。勝ててはいないものの、次々に人気薄の穴馬を馬券圏内に持ってくることから、矢作センセイも「面白い」と言ったか言わないかはわからないが、忙しくなった坂井リュウセイの後釜として起用が多くなっていたが、今年になると飽きっぽいのか矢作センセイ、西村アツヤへのオーダーも、しょーもない人気薄の未勝利馬の「敗戦処理」が多くなり、関係は停滞していたのだが、坂井リュウセイのこの反旗に火が点き、西村アツヤへ初のオープン馬でのオーダー。これはテン乗りであっても西村アツヤ、燃えないワケがない!

もともとこのグランスラムアスクは、矢作厩舎の末っ子・古川ナホが東京で初勝利し、その後新潟の芝1800mの1勝馬クラスで9番人気1着、続く新潟芝1800の2勝馬クラスでも4番人気1着と、完全に古川さんの出世馬だったのだ。

さすがに3勝馬クラスは古川さんには荷が重く、去年の新潟芝1800mの3勝馬クラス・弥彦Sは丸山元気にスイッチしたが、4番人気で華麗に逃げ切り勝ちを収め、4歳春にオープン入りを果たした馬。

というワケでこの▲グランスラムアスク。
この3勝はすべて新潟芝1800mを逃げ切り勝ちしてのものだが、そこから右回りのコーナー4つだの、ダートだの、3400mだの、矢作厩舎名物のチャレンジスピリッツが度を過ぎてドボンばかり続き、その間は適距離の新潟を一度も使われることなく、それゆえ結果も出ず1年が経過して「すっかり終わった馬」扱い。

ここで「適した条件でもう一花!」と、前走の東京・エプソムCを地方競馬からミカモトを迎えるも、すっかり嫌われて単勝は223倍のブービー人気。

ゲートが開くといつもの軽快な逃げも打てず後方から。なんのインパクトもなく3コーナー16番手。このまま何もせず終わるかと誰もが思った…。

するとどうでしょう?
4コーナーでは順位を一つ上げて15番手から、上がり最速33.7の鬼脚を繰り出して、勝ったレーベンスティールには届かなかったものの、3着馬シルトホルンには0.1秒差の僅差8着と、1頭だけ違う脚で追い込んできたのは、よくみたらまさかの逃げ馬・グランスラムアスク! 

さすがディープインパクト産駒。
腐ってもこの切れ味というか腐ってない。今まで逃げてこその馬だったが、実は溜めるとものすごい脚を使うのでは!?と思わせるには十分な8着だった。

この「脚質転換」が意味するものは? 
そしてこれだけ華麗に脚質転換が成功した後に目指すものは?
考えると答えは一つしかない。

いちばん得意とする、かつて3つも人気薄で勝った新潟芝1800mで、今度は逃げ切りではなく、33秒の鬼脚を繰り出して復活を遂げるため。
この解答は想像にたやすい。

芝での切れ味を増すために、坂路やウッドではなく、栗東の芝コースで1週前に異例の調整。鞍上はヒマしていた藤懸タカシだったが、4F48.0、3Fは35.1、ラストは11.6と、軽い新潟で切れ味を存分に発揮するためのデモンストレーションとしては盤石のデキにまで持ってきていた。

そこに、「坂井リュウセイを殺(や)れ!」と、矢作センセイは西村アツヤへのオープン馬オーダー。と、ちょっとこれはキナ臭さがプンプン。西村アツヤも喜んで坂井リュウセイをビッタリマークして、長くて広い直線を33秒台の脚で呑み込んで、ちゃんと一仕事してから、千歳行きの飛行機に搭乗予定。

とどのつまり、新潟芝1800mで3勝馬クラスを勝った3頭の5歳馬が◎◯▲。輝かしきハーツクライ、ディープインパクト、ディープインパクト産駒。

うち◎◯2頭は、新潟芝1800mの3勝馬クラスを33秒台の脚を繰り出して勝ち、▲は新潟芝3勝馬クラスは逃げ切りだったため上がりこそ35.1だったものの、前走東京で脚質転換で33.7を繰り出し、この新潟で33秒台、いや、32秒台の脚を繰り出すために虎視眈々。

この関越Sでお金になる馬の条件を程よく満たしている3頭で勝負する。川田・ルメールの赤鬼青鬼はまだ2速運転。全力フルスロットルで長い直線を追い続けられるのは、血気盛んな若者3名とみている。

単勝 ⑦
複勝 ⑩
馬単・ワイドBOX ⑦⑩⑬
3連複 ⑦-⑩-⑬










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喫茶ラムネとバイトリーダーN
新体制、早く軌道に乗せたいと思っているので、よろしければサポートお願いします!(*^_^*) がんばって書いていきたいと思います。